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第115話 押された背中、踏み出した足

この度もお読み頂きまして誠にありがとうございます。


今更ですがお話を形にするって難しいですね……。こう、アイディアは浮かぶのに何故それをまとめて1つの形にすることができないのか(泣)


もっとたくさんの作品を読んで吸収して、技術を学ばないといけませんね。妥協で物語を書いていては読み手の方に楽しんで頂けませんから。頑張るぞー!!


本日もどうぞよろしくお願いいたします。

 ざっくりと作戦を組んだ俺たちが決めた後、俺たちはすっかり記憶の隅に追いやっていたが、最初にアストライオスさんから投げられた“宮殿内にわざと招き入れて別空間におびき寄せる”と“ライアーが敷地内に入る前に迎え撃つ”の二択から後者を選んだ。


 まあ、その選択も俺がリーダーだからという理由で選ばされたんだが。俺が神殿内に近づけない作戦を選んだ理由はライアーの1番の目的が、俺たちが捕えたフィニィの奪還であるからである。


 アストライオスさんは自分のセキュリティ魔術には絶対の自信があり、宮殿にライアーを招き入れても問題なく対応できると言っているし、彼の未来視でも特に問題は起こっていない様なので大丈夫だとは思うが、そこは念には念をだ。


 ライアーが奪還しようとしているフィニィがいる神殿内にわざわざ招き入れるのは精神的に不安と言うか、万が一何かの拍子で未来が変わってセキュリティ魔術を突破でもされたらえらいことである。


 であれば、もとより神殿の中に入れないと言う方法をとった方が主に俺の精神的に余裕を持って戦いやすい。


「よし、もうマジで時間もないし、これ以上の話合いも作戦変更もなしだ、行くぞ。シャルム国王、ケイオスさん、シェロンさん、ペセルさん、一旦失礼します」


 作戦会議で時間をかけすぎたので、通信を繋いでいたシャルム国王たちに簡単に挨拶をして立ち上がる。


「ええ、事態は一刻を争うみたいだし、本来なら自家用ジェットで駆けつけてあげたいのだけれど前にも言った様に立場上、突然国を空けるわけにはいかないの。ごめんなさい。少し準備をさせてね」


「私もお手伝いできればいいのですが、仕事が立て込んでいると、私が命を懸けるのは旦那様だけと心に決めておりますので……申し訳ございません」


 シャルム国王とクラージュが申し訳なさそうに謝罪の言葉を口にする。シャルム国王の言い分は理解できるが、クラージュの言い分は微妙に矛盾がある気がしないでもない。


 ライアーの手によって世界が滅んでしまったら国王を守るどころじゃなくなるぞ。良いのか、それで。忠誠心をシャルム国王以外に捧げたくない故の発言なんだろうけど。


「俺も似たような理由で直ぐには助けてやれないな。校長として席を外す訳にもいかないし、業務もある。負けるつもりはないが、俺が命を落とす様なことがあれば何の準備もなしに校長の席が空いてしまうからな。それは避けたいし、俺も諸々準備がしたい」


 ケイオスさんが頭を掻きながら溜息交じりに言った。2人の一旦保留の流れに乗る様にシェロンさんもペセルさんも同じく複雑な表情を浮かべて続く。


「我も手を貸してやれないことはないが、おいそれと竜の谷の民を放置するわけにはいかぬからなぁ。我としても猶予が欲しいところじゃ。まあ、この中では一番早く準備が整いそうだがのう」


「うんうん。ペセルちゃんもみんなと同意見かな~。ライブとツアーの告知をしちゃってるから、楽しみにしてくれているみんなをがっかりさせたくないんだよね~。でも、ツアーの合間とかならいけるかも。日程がズレそうならファンのみんなにお話するよ」


 画面上で相談に乗ってくれた英雄たちは、手を貸してくれないわけではなさそうだが、直ぐには動けないと口をそろえて主張した。


 この戦いにはそれなりの覚悟と準備が必要らしい。決して弱くはない、寧ろ相当な実力者である面々がここまで行動に慎重になっている姿を目の当たりにすると、ライアーは相当警戒しなければならない相手だと言うことを改めて実感する。


 それもそうだ。親しみやすさと緊張感をあまり感じないせいか失念していたが、ここにいる英雄たちは各方面で人々を支える頂点トップなのだ。


 シャルム国王は王として国民を、ケイオスさんは校長として生徒を、シェロンさんは竜の谷の長として民を、ペセルさんは国民に愛されるアイドルとしてそしていざと言う時に国を守るハッカーとして、考えもなしに行動してその座を空けるわけにはいかないのだ。


 アストライオスさんが二つ返事で協力してくれるのは何未来が視えている余裕か、それとも孫であるエクラに恰好をつけたいだけなのか……正直、このヒトの思考が一番読めない。 


 ただ、共通して言えることは上には上の責任があると言うことだ。守る者や背負う者が大きければ大きいほど、自己犠牲で戦ってはならない。自分トップが消えれば全てが終わる可能性があると言うこと。それぐらいは下っ端ポジションの俺にだって理解できる。


 自分が生きることが守ることに繋がるとはよく言ったものだ。仮に自分の命を懸けて戦に挑むにしても、万が一自分が消えた後の準備は必要だとここにいる頂点たちは考えているのだろう。何にせよ、無計画且つ、勝手に命は落とせないのだ。


「いいえ、協力して頂け可能性があるだけでも十分心強いです。それにみなさんもライアーが率いるネトワイエ教団に命を狙われている身ですし、俺たちのことを気にかけてくれるのは光栄ですが、自分自身の身の安全も守って下さい」


 本当は直ぐにでも準備を整えて俺たちの元へ駆けつけて欲しいと言う思いはある。でも命の危険があるのは俺たちもシャルム国王たちも変わらないわけだし、甘え過ぎるのはよくないと、弱い自分を押さえつけて強がってみた。


 多分、声も体も不安と恐怖で震えていた。笑顔を作って発言してみたものの、絶対引きつっていた。そんな状態で下手な格好をつけた俺をからかうことも追及することなく、画面に映る英雄たちは優しく微笑みを返してくれた。


「ええ、お気遣いありがとう。アナタたちも自分の身の安全を優先して、己をしっかり持って立ち向かいなさい」


 シャルム国王が代表で俺に言葉を送り、他の英雄たちも俺たちを見守る様にしながらゆっくりと頷いていた。


「……それじゃあ、応援の言葉も貰えたし、今度こそ本当に行くぞ」


 優しい言葉をかけられたせいか鼻がツーンとして、目頭も熱くなって来た。気を緩めてしまえば瞳の端から零れ落ちそうになる水滴を必死で堪えて、俺は今一度気負いを入れ直した。


「……ミハイル、どうか無事に帰って来てね。私からのお願いよ」


 最後にラピュセルさんが悲しそうで不安がいっぱいの視線と言葉をミハイルに向けて、言った。それを受けたミハイルはビクリと小さく体を震わせ、数秒間黙りこんでからゆっくりと口を開いた。


「ああ、約束する。俺はお前の元に帰るよ」


 それはしっかりとした力強い返事だった。本当に約束を守るつもりはあると言う気持ちは伝わってきたが、同時にその表情は怖いぐらいに穏やかで、もしもの時の覚悟を決めている様にも見える。


 そんなミハイルの気持ちを察してか、ラピュセルさんの表情はより一層悲しいものに変わり、しかし彼の覚悟を否定するわけにはいかないと思ったのか、一瞬だけ何か言葉を紡ごうとしたがそれを飲み込み、目を伏せた。


『よし!じゃあ、一旦通信切るよ。みんな、元気でね』


 気を遣ったのか、重い空気の中、聖が明るい声で画面の向こうの面々に通信を切る合図を送った。通信が切れる直前、かつての英雄たちから「良い結果を待っている」と笑顔で送り出してくれた。


「……私はここに残ります。臨時的とは言え、理性である私があなたたちの側についたと分かれば何をされるかわからないし」


 シャルム国王たちとの通信が切れた後、戦いへと赴くための最終準備を始めた俺たちに向かってツバキがポツリと言った。


『そう……確かに君の言うことにも一理あるね、フィニィに残っていたなけなしの理性が消されるなんてそれこそ大問題だし。うん、君にはここに残ってもらおう。ね、みんな。いいよね』


 聖が俺たちに同意をもとめ、その場の誰もが頷いたが、アストライオスさんは頷いた後に条件があると言って付け加えた。


「それについてはワシも異論はないが、ツバキとやらの拘束は解かぬし、逃げられぬ様に魔術でこの部屋を開けられない様にさせてもらうぞ」


 アストライオスさんはまだツバキのことを信頼している訳ではないらしい。ひどく冷たい視線で椅子に座るツバキを見下ろしながら厳しい言葉を突きたてる。


 ツバキに戦う意志はないわけだし、もう少し信用してもいいのにとも思ったが、それは戦いにおいては非常に甘く、危うい思考なのかもしれないと思い、あえて意見をせず、言葉を飲み込んだ。


「ええ、構わないわ。元から信用されようなんて思っていないし。さあ、早く言って」


「そうか。なら、留守番を頼むな。みんな、行こう!」


 冷たい言葉に対して素っ気ない態度で返したツバキに若干後ろ髪を引かれたが、俺たちは決意を固めてみんなに号令をかけ、今更ながら善は急げと駆け出したのだった。



「おや、これはこれは……みなさん揃いで。こんなに大人数の方に歓迎して頂けるなんて光栄ですねぇ」


 急いで宮殿の門をくぐろうとしたその時、聞きたくない声が聞こえて俺たちは足を止める。敷地のすぐ外にどうやったかは予想もつかないが、この国の強固なセキュリティを潜り抜けたであろう紳士風の男、ライアーが飄々とした態度で目の前に佇んでいた。


 相変わらず胡散臭い笑顔と喋り方である。そして口調は穏やかなのに変に寒気が感じる。ピリつく空気の中ですっと息を吸って警戒心を高める俺たちとは対照的に、胡散臭い笑顔をキープしたままの彼から妙な圧を惜しみなく感じて震えそうになる。


 未来視でここへ来ることは確実だとわかっていたが、その姿を目の前にするとやはり緊張と恐怖で足がすくむ。


 暫く固まっていた俺たちだったが、エクラがハッとしてミハイルを素早く背で隠す。ミハイルは素直にエクラの影に隠れ、そしてそのままゆっくりと地面へと潜った。


 その行動をしっかりと横目で見届け、ライアーがミハイルの存在に気がついたか否かとそろりと様子を窺ってみたが、特に反応はない。


 地面に隠れたミハイルにも今のところ異常は見当たらないので多分、地面に隠れたことも含め今のところバレてはいないと思っていいだろう。


 ミハイルがライアーに気がつかれることなく身を隠すことができたので、殺気や気配を悟られない限りは当面“認識”はされないはずだ。


 とりあえず、第一関門突破だ。既に作戦は始まった。あとは俺たちがどれだけライアーに隙を作れるかにかかって来る。


「ら、ライアー……やっぱりここまで来ていたんだな」


 見たところアストライオスさんの未来視の通り、仲間を連れていなかった。どこかに仲間が隠れている気配もしないし、本当にライアーの他には誰もいない様だ。


 そうであるとするなら、状況的に数ではこちらが圧倒的に有利、それに俺たちが宮殿から出て来た時点で戦闘になるとライアーも分かっているはずなのに、この相変わらずの余裕は何なのだ。


 得体の知れないライアーとの久々の再会に、俺はありとあらゆる気持ち悪さと緊張を覚えながらもなんとか言葉を紡ぐ。


 ライアーは俺が聖と同じ異世界の住人と知ってから何故か俺と聖を同列に置いて特別な存在で強者だと思い込んでいるからな。なるべくそれっぽい態度を取らないといけない。レベル1なんてバレた時にはいの一番に抹殺されそうで怖い。


「はい、と言っても今しがた……みなさんが宮殿から出て来られる数秒ほど前ですが。いやはや、この国は入国前の登山が面倒な上族に入国の際のセキュリティも厳重で面倒くさいですねぇ。ここが観光地ならば致命的な不便さですよ」


 内心でビビり散らかしている俺の心中には気付かず、ライアーは穏やかな笑顔と共に嫌味が交じった様な言葉を返して来た。


「生憎と我が国は観光業には力を入れておらぬし、力を入れるつもりはないからのう。いらぬ指摘じゃ」


 自分が治める国をさらっとディスられたことが癇に障ったらしいアストライオスさんがその嫌味を拾い上げて言葉を返す。


「そうですか、せっかくアドバイスをして差し上げたのに残念です。では、用を済ませて帰るとしましょう」


 ライアーは残念そうに肩を竦めた後、ふいに語調を強めたかと思うと言い終わると同時に懐から素早く取り出したナイフを数本俺たちに向かって投げつける。


「げっ」


「防ぎます!盾の女神の加護アイギスエヴロギア


 不意打ちの先制攻撃に青ざめて固まる俺よりも早くライアーの動きに反応したシルマが勇敢に俺たちの前に立ちふさがって得意の絶対防御魔法を繰り出す。


 素早く発動された防御壁は見事にライアーのナイフをはじき返した、と思った瞬間、ライアーが猛スピードで事なきを得た俺たちの間を駆け抜ける。


「しまった、それが狙いか」


 攻撃対象である俺たちに見向きもせずにまっすぐ宮殿の入口に向かって駆け抜けるライアーを見て俺はその行動意味を理解した。焦りから腹の底からぞわっと体が冷えて行くのを感じる。


 ライアーは最初からの数の戦力差で戦うつもりはなかったのだ。彼は先制攻撃で俺たちに隙を作り、宮殿に真正面から侵入してフィニィを奪還する算段だったのだ。まさかこちらが用意していた作戦と似たような作戦で来られるとは思いもしなかった。


 って言うか、アストライオスさんの未来視では戦闘になるんじゃなかったのか。戦うどころか存在無視されてますけど!?


 どういうことかとガバッと勢いよくアストライオスさんを見やれば、腹が立つほど憎たらしい、全く反省の色が窺えないテヘペロっとした表情と言葉が返って来た。



「言うのを忘れておった。話し合いに時間をかけ過ぎたのと、我ら英雄が集まり、力を貸すことを約束したことによって未来が変わったんじゃった★」


「そんな茶目っ気たっぷりに言われても許しませんからね!?忘れてたで済む問題じゃないですから」


 なぁんでこの状況でそんなゆるゆるの態度がとれるかな、この爺さんは!!ってか未来が変わったってどんな風に?いい方なの、悪い方なの。


 緊張と焦りとアストライオスさんへのイラつきで感情がごっちゃになっている俺は完全に心の余裕をなくしてアストライオスさんに噛みついた。


「あんたの未来視を元に作戦を立てたんだから、未来が変わったら教えるのが普通だろ。こう言うのは1個予想外なことが起こったらドミノ倒しで台無しになって行くもんなんだ。それとも、それも全部視えた上での行動か?俺たちを振りまわすのはやめてくれっ」


「すまんのう、お前さんたちが真剣に話をしていた故、会話に割って入れなんだ。許せ」


 アストライオスさんは白くて綺麗に並ぶ歯を見せて笑いながら、適当に謝罪の言葉を口にするだけで、余計に俺の神経を逆なでた。


「おい。今は仲間同士でモメている場合ではないぞ、敵から注意を逸らすな。ここは私が止めるっ」


 アストライオスさんに詰め寄る俺をシュティレが毅然として宥め、そのまま愛槍を構えて地を蹴り、重い鎧を物ともせず空中で身を翻して走る抜けるライアーの頭上を軽々と飛び越えて宮殿の入口に立ち塞がった。


「おっと。残念、もう少しでしたのに」


 もうすぐで宮殿の入口に辿り着く寸前で進路を塞がれたライアーが立ち止まった。口では残念と言っているが表情にはまだ余裕があり、とても残念そうには見えない。


「ここから先へは行かせん」


 大槍の切っ先をライアーに向けてシュティレが凛として言い放つ。毎度のことながら、どんな相手であろうと決して怖気づくことなく、悠然と立ち向かう騎士らしい姿に、改めて見惚れてしまう。


 同時に同じ騎士属性でもレベルが1なことに加え、魔法や体術が多少使える様になったのにリアルな戦いに慣れていないせいで何もできない自分に改めて情けなさを感じた。ああ、何か涙が。


「どうしてもそこを退いては頂けませんか」


 かなりの至近距離で刃物の先を向けられているにも関わらず、ライアーは気持ちが悪いぐらい丁寧な口調でシュティレに向かって問いかけた。


「聞けない願いだな。力づくで来ると言うのであれば相手をしてやろう」


 カチャンと音を立て、シュティレが武器を構え直す。その瞬間、ライアーの表情から笑みが消え失せ、完全な無表情になり、俺は背中に寒気が走るのを感じた。光が全く感じられない瞳は完全に闇に生きる人間そのものだ。


「では、そちらのリクエスト通り力づくで行かせて頂くとしましょう。私にも私の目的がありますので、大怪我をしても……いえ、死んでも知りませんよ」


 ライアーも懐から武器を取り出し、そして構える。空気がピリつき始めそれがこれから始めるであろう激しい戦いを予感させ、俺は自分が戦うわけでもないのに冷や汗が出るのを感じた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


聖「次回予告!ついに現れたライアー。クロケルたちは作戦を成功させ、彼からフィニィを守り抜くことはできるのか。でも、それはそれとして……格好いい、あまりに格好いいよシュティレさん。このままライアーを打ち倒しそうなぐらい主人公してると思わない?」


クロケル「思う、そして何にもできない俺、やっぱりカッコ悪い……」


聖「次回、レアリティは最高ランクだが素材がないのでレベル1第116『敵ボスはそう簡単には倒れてくれない』それは仕方ないねぇ。君が弱いのは分かりきったことだし、そもそもの実力が天と地くらいあるから。比べたら彼女に悪いよ」


クロケル「お前はそうやって直ぐヒトの傷口に塩を塗り込むな」


聖「ヒトって事実を伝えないと努力しない生き物でしょ?」


クロケル「直球どことか剛速球で事実を伝えたら絶望して落ち込んで自信を喪失する生き物でもあることを覚えておけ」




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