第104話 暴かれるネトワイエ教団の真実
この度もお読み頂きまして誠にありがとうございます。
9月になりましたので、事前にお知らせしていた通り、期間限定でログインなしで了承していた感想受付を再びログインユーザー様限定受付の設定に戻します。
よかった……予想していた通り特に感想はなかったですが悪い感想も来なくて安心。しかし、悪いコメント(度を越さないもの)があると言うことはそれだけ注目もされている(多くの方の目に触れている)と言う場合もあるので、それがない自分はまだまだ未熟者だと実感しました。
まあ、感想とかもらってしまうと、もし何かあった際に小説を書くことをやめにくくなるので、それはそれで心が軽いですね。気楽に書き続けられます。(期待されたいのに期待されると尻込みする天邪鬼)
構想中の新作も含めまだ書き続ける予定ですので投稿をやめることはまだないですが。できるだけ多くの方に読んで頂ける作品を書ける様に頑張ります。
こんなくさい文章は置いといて……
本日もどうぞよろしくお願いいたします。
「本体に負の感情だけを残したって……でも」
そこまでいいかけて俺は言葉を飲み込んだ。その先を言うのは彼女のデリケートな部分に触れることになるし、その苦しみを理解できるわけない立場である俺がそれを言葉にして追及するのはあまりに失礼過ぎると思ったのだ。
「“でも、フィニィは元々精神が負の面が強い上に精神が不安定だった善の面があった様には見えない”って言いたいんですね」
俺が言えなかった言葉を瞬時に察し、もしくはそう問われることを予想していたのか、等の本人は戸惑うことなくすっぱりと質問を返して来たので俺はぎこちなく頷いた。
「う、ああ。そうだな、そこが気になった」
気まずそうにする俺をみたぬいぐるみはふぅと溜息をついてから、面倒臭さがが感じられる視線を俺に対して向けてから再び口を開いた。
「お気持ちは有難いですが、変に気を遣って頂かなくても構いません。私が、フィニィがネトワイエ教団にスカウトされる前から元々精神面で弱いところがあったのは事実ですし」
そこまで言ってぬいぐるみはツンッと俺から視線を逸らした。気を遣わないでもいいと言った割には絶対怒っている態度ですけど!やっぱり触れない方が良い部分だったか。
いや、でも疑問としては重要な事だし、もしくは段階を踏んでもうちょい好感度と絆を上げてから有効になる選択肢だったか。と、一瞬過るゲーム脳。あるよね、好感度によって相手の反応が変化するやつ。
『気を悪くしないで。君にとってはデリケートな問題で腹が立つ指摘かもしれないけど、クロケルの疑問は至極纏うだし、僕もここにいる仲間たちも同じ疑問を持っているよ』
このまま不機嫌モードに突入して話が途切れてしまうのはまずいと思ったのか、聖が穏やかな態度でフォローを入れ、その言葉に仲間たちも首を縦に振った。
その反応を受けたぬいぐるみがまたこちらに視線を戻す。そしてムスッとしたまま拗ねた口調で刺々しく言った。
「気持ちはわかりますよ。寂しさや怒りをコントロールできなかったことがありましたし、あなたたちもそれを目の当たりにしましたものね」
そう言われて思い出されるのはフィニィとアンフィニとの初めての出会いと戦いだ。あの時はまだフィニィはネトワイエ教団には所属してはいなかった。あの時からこちらへ向ける殺意と嫌悪、そして狂気性は半端ではなかった。
「なあ、俺たちが最初にフィニィと会った時、お前と言う“善”はフィニィの中にあったんだよな」
フィニィが魂を分けられたのはライアーと行動する様になってからだ。なのでシャルム国王の暗殺を目論んだ時や、魔法学校でケイオスさんを襲撃した時はまだ魂は1つだったはず。
「はい。グラキエス王国と魔法国ヴェレームトであなた方を襲った際、私はまだ本体の一部でした。その時の記憶もハッキリありますよ」
ぬいぐるみはクールにあっさりと答えた。襲って来たことに関しては全く悪いと思っていないっぽい。
別に謝れとは言わないが、こちらは死にそうな思いをしたと言うのに何故にそんな涼しい顔ができると言うのだ。
うーん、でもやっぱり最初に出会った時の彼女とネトワイエ教団によって魂を分けられて負の感情の集合体となった彼女を記憶の中で比較してみても、攻撃性や狂気性にあまり差は気がする。
フィニィに善の面が全くないとまでは思っていないが、フィニィが善の部分を表に出したことが今までなかったため、目の前で突然喋り出したぬいぐるみが「自分は本体から抽出された善の魂だ」と言い始めてもイマイチ腑に落ちない。
この気持ちは多分、ここにいる仲間たち共通のものだろう。あー、アストライオスさんは半分…いや全く話を聞くつもりがないのか素知らぬ顔で本とか読み始めてるけど多分この話し合いの結末が視えているんだろう。
いや、ネタバレしててもちゃんと話には参加しましょうよ。まさかネタバレしたら本編見なくても満足しちゃう派ですか。ダメですよ、それ。ちゃんと本編も楽しもうぜ。
因みに俺はネタバレの有無に係わらず楽しめるタイプだが、できればネタバレは踏みたくない。そして意図せず推している作品のリーク情報を見てしまうと大分へこむ。
『うん、そうだよ。君の暴走を僕たちは君の暴走を何度も見ている。ここにいるヒトたちは全員、元々憎しみの塊であった君に善性があったなんて信じられないんだよ。そこは理解して欲しいし、もう少し納得のゆく説明が欲しいんだけど』
聖が遠慮なくこの話はにわかには信じられないと伝えるとぬいぐるみはつぶらな瞳をしかめて首を傾げた。
「まだ信じて頂けませんか。ふむ、善の心と言う言葉が混乱させてしまいましたか。では言い方を変えましょう。私は理性です。復讐に支配されたフィニィの心の奥底に残されたわずかな理性だと表現すれば違和感も消えますか」
「理性か、まあそれならなんとなくわかるかも」
俺はポツリと呟いた。その表現なら馴染みが深いせいか“善の魂”と表現されるよりはしっくりくる。それに冷静で丁寧な感じがいかにも理性っぽい印象を受けるし。
「本当は、お兄様の声は私私の心に響いていました、届いていました。私だっわかっていたんです。復讐なんてしても得られるものなんてないって。仮に復讐と言う目標を達成したとして、その先はどうするのか。ずっと悩んでいました」
「フィニィ……」
声を震わせながら抱えたいた想いを語るぬいぐるみの言葉をアンフィニが見つめ返す。何か言おうと口を開いた時、それを遮る形でぬいぐるみが更に言葉を紡いだ。
「でも、でもやっぱり許せないと言う気持ちが私の心を真っ黒に塗りつぶして言って、お兄様が復讐なんてやめろって言った時、ああ、私は違ったことをしているんだって実感して、もう自分が抑えきれなくなって……暴走してしまいました」
ぬいぐるみは改めてアンフィニの方を向いて悲しく切なげな声と表情を浮かべてうな垂れた。
「フィニィ、ごめんな。俺、お前がそんなに葛藤しているなんて思わなかった。頭ごなしにただ暴走を止めることばかり考えて、お前を否定して苦しめて。本当にごめん」
妹の心の苦しみに改めて触れ、その気持ちを知りアンフィニも泣きそうになって声と体を震わせていた。彼もぬいぐるみなので表情からは読み取りづらいが、嬉しいさと切なさが入り混じった複雑な雰囲気が伝わって来る。
「いいえ、いいえ。お兄様。私の心が弱いのが悪いのです。大好きなお兄様まで突き放しているなんて、私は何と言う浅はかで愚かな存在なのでしょう。私の方こそ、ごめんなさい。お兄様、弱い愚妹をどうかお許し下さい」
ぬいぐるみも必死で首を横に振り、声を震わせながら謝罪の言葉を口にした。アンフィニは何かを我慢する様に唇を強く噛んでいた。
口を開けば涙が溢れてしまうのだろうか、言葉を発することはなく、ウサギのぬいぐるみに手を添えてずっと首を左右に振っている。
言葉が出ない気持ちはわかる。存在としては魂の半身とは言え今まで何度呼びかけても話し合いに応じてくれなかった妹とまともに会話することができ、想いを伝えあうことができたのだ。アンフィニの今まで押さえつけていた感情が溢れ出したのだろう。
愛らしい見た目の割に辛辣でツンケンしている2体のぬいぐるみの刺々しい雰囲気はすっかり消え去り、お互いを支え合う様に寄り添っていた。
そしてウサギのぬいぐるみはアンフィニに寄り添ったまま、溢れる悲しみをを必死で堪えながら話を続けた。
「お兄様のことを突き放してしまいましたが、ライアーの誘いに乗り、ネトワイエ教団に所属してからも罪悪感と葛藤は消えることなく私の心に影を落としていました。その心の迷いをライアーは察したのでしょう、迷いを抱える私にある提案してきたのです」
「ある提案?」
その言葉に不穏な意味合いが込められている気がして無意識に自分の眉間に皺が寄るのが分かった。ぬいぐるみのフィニィによる不穏な話は続いて行く。
「ライアーはこの世界の現長と神子の仲間たちへの復讐を果たせるようにより強くなろうと私魂を分けることを提案したのです」
「何故、魂を分けることが強くなることに繋がると思ったのだ。そんなことをしたところで強さには繋がらないことぐらい考えなくても分かるだろう。そこまでして復讐を遂げたかったのか」
復讐のためにライアーの不可解な誘いを受けたことを良く思っていないのだろう。シュティレが厳しい口調で質問を投げかけたが、ぬいぐるみはしっかりと頷いた。
「はい。“理性”である私の側面がフィニィの中で強ければ怪しいと思えたと思います。しかし、当時のフィニィは復讐人に感情を支配されていましたので、確実に仇を取れる手段があるのであればなんでもいい、そう思って疑問を持つことはなかったのです」
「さっきフィニィちゃんが魂を分けたのは捕まった時とかにぬいぐるみに宿った力を使ったり、魂を統合させたりして対応できるからって言っていたけど、それはライアーとか言う奴の建前だったってことかぁ」
エクラが腕組みをして頷いていたが、俺はどうも納得がいかない。と言うか、説明を受けても何1つ理解できない。
「でも、魂を分けることが完全な人工魔術師を創ることにどう繋がるのか話を聞いてもさっぱり飲み込めないんだが。何かこう、ライアーの行動が回りくどいと言うか」
最初にぬいぐるみは言っていた。ライアーがフィニィの魂を2つに分けた本当の目的は“本体に負の感情だけを残すことによって、より強く完璧な人工魔術師を創るため”だと。
フィニィが人工魔術師であることは事実で、桁外れな戦闘能力と魔力を読めると言う特殊能力、そして俺たちへの復讐心も恐らく海よりも深い。そう言う面でのポテンシャルは十分なのだ。
これはあまり理解したくはない行為だが、俺たちを確実に倒すため彼女を更に強くすると必要があると言うのであれば、魂を分けるなどと面倒くさいことをするよりも、人体強化の薬を投与する方が方法としては簡単だし、寧ろセオリーだと思う。
考えすぎて皺を寄せた眉間が痛くなって来た時、聖は「これは憶測だけど」と前置きをして口を開いた。
『ライアーはフィニィの実力と復讐心が自分の目的を果たすのに利用できると思っていたからこそ、心の奥の僅かな理性が邪魔だったんじゃないかな』
「ああ、それなら一連の行動にも理解ができるな。アンフィニは対峙する度に復讐をやめるように少女に呼びかけていたし、それで少女の心がブレていたのも事実だ。理性があれば迷いも生まれる。それは敵にとっては大事な駒を失う可能性に繋がるならな」
ミハイルが聖の言葉に素っ気ない態度ながら同意し、俺もようやく納得することができた。他の仲間たちも複雑な表情で頷いている。
「実力が申し分ないフィニイを完全なる復讐マシーンに仕立て上げたかったってことか」
あんなに華奢な少女をヒトの命を奪うためだけに精神を改造して支配するなんて、ひどい話だ。思わず嫌悪感丸出しで吐き捨てる様な呟きをしてしまった俺の隣でシルマが悲しげな表情を浮かべて言った。
「仮にそうなったとして……復讐と言う目的を果たそうとした後のフィニィさんのことは考えていたのでしょうか」
「精神分離するなんて思いつくイカれた精神の持ち主がそんな良心なこと考えているわけないだろ」
フィニィの身の安全を心配するシルマの想いをミハイルが鼻で笑って斬り捨てた。またこいつはそんなキツイ言い方をしやがって……もっと言い方があるだろう。
しかし、今まで父親が教団に勧誘されたことがあると言うラピュセルや風の国アエラスでシェロンさんに連れて行ってもらった協会で出会った元教団員のソンバさんの話を聞く限りではそこまで悪い教団だと感じなかったので正直、驚いている。
勧誘相手に対して無理矢理な行動は取っていない様だし、教団を途中で抜けたいと申し出たソンバさんを咎めることはなかったため、何度か対峙したことにあるライアーはともかく、教団自体を悪だと言う印象はなかったのかもしれない。
でもまあ、一見無理強いをしない穏やかな活動や行動も“長である聖を倒し、世界を滅ぼす”と言うとてつもなく大きな目標のために目立った行動を取ることを避けていたと言う可能性は十分にあるが。
「私は本体の中ではとても小さな存在でした。負の感情に押しつぶされ、言われるがまま魂を分離され、理性である私はこのウサギのぬいぐるみの中に押し込められたのです」
『本体の大部分の意志はライアーに賛同しているわけだから、君と言うわずかな良心は完全に無抵抗だったってことか』
聖の言葉にぬいぐるみはこくりと頷いた。そして目を伏せ、今まで以上に落胆し唇を噛みしめながら悔しそうに言った。
「私の感情を利用した恐ろしい意図だと理解できたのは私抽出された後でした。なので、全てが遅かったのです」
「でも、理性のお前に自我があるとしたら、本体の暴走を止めることもできたんじゃないのか。魂は統合できるってフィニィが言っていただろ。お前から本体に自分自身を転移して、負の人格を抑制できなかったのか」
先ほどの戦いでフィニィはシュバルツの影の繭に閉じ込められた際、わざと外に残したウサギのぬいぐるみに繭の中から魂を統合させて脱出して見せた。
彼女と対峙する立場だった俺たちからすれば中々の荒業で、驚愕の脱出方法だったが魂の操作ができるのであれば感情操作も容易ではないかと思ったんだが、違うのだろうか。
純粋に思ったことを聞いてみたのだが、ぬいぐるみは力なく首を横に振った。
「残念ながら、本体とぬいぐるみに魂を統合・移動ができるのは本体、つまりは負の感情の集合体だけなのです。私はあくまでサブ。フィニィの心の奥に残ったほんのわずかな良心ですので、残念ながら本体を抑制するほどの力はありません。本体の力を貰うことが出来なければただのぬいぐるみです」
「なるほどです~、つまるところあの暴走少女がメインチャンネルでそこのぬいぐるみさんがサブチャンネルってことですね。メインからのアクセスがないと何もできないと」
アムールが俺の肩の上でうんうんと満足そうに首を縦に振った。その表現を聞いたエクラが何かに気がつき、首を傾げる。
「あれ、本体からのアクセスがなければ普通のぬいぐるみと変わらないんでしょ?でも本体今のあなたはバリバリ自我丸出しなのはなんで?」
ぬいぐるみの動きがピタリと止まる。同様しているのか……?エクラの疑問は至極全うなものだ。言われてみればこのぬいぐるみはフィニィに抱えられている間は自分の意志で動く様子はなく、無機物そのものだった。
動いた瞬間を見たのはフィニィが魂をぬいぐるみに移動させた時だ。そこまで考えて、体がぞわっとして嫌な想像が頭を過る。
フィニィは自らの魂をぬいぐるみに統合させることができる。敵に捕まった時に脱出するのにも便利な技だと言っていたのは間違いなく彼女自身で、そしてぬいぐるみは俺たちの目の前にあり、フィニィは捕虜部屋に閉じ込められている。
思い返してみれば、似た様な疑問を聖が最初に投げかけていた気がするが、ツンとして話を上手く逸らしていた様な気がする。あの時はただ嫌悪と不機嫌の感情を向けて来ただけかと思っていたがまさか、答えないんじゃなくて、答えられなかったってオチじゃない、よな?
「おい、お前……フィニィ本人だなんていわないよな」
突然湧き上がる警戒心。俺の嫌な予感は良く当たるし、流れ的に「あーあ。バレちゃった」と本性当所からの戦闘かと思ったが、ぬいぐるみより先にエクラきっぱりと否定の言葉と共に割り込んできた。
「いや、それはないと思うな。言ったでしょ、おじいちゃんの拘束魔術はありとあらゆる魔術と筋力を抑制させるって。拘束される前に魔術を使ったのならともかく、拘束された後に魔術を使って抵抗するのは絶対に無理」
「う、そうか。そうだったな」
アストライオスさんの拘束魔術の件がすっかり頭から抜けていた俺は、早とちりした恥ずかしさを覚えながらも直ぐに考えを改めた。
今のフィニィはどうあっても魔術が使えない。ウサギのぬいぐるみも拘束されているのでもし力を使えたとしても抵抗はできない。
「でも、それなら尚のこと、なんでお前は自我を持って俺たちと対話ができているんだ」
「それは……私にも分からないのです」
「はあ!?分からない?」
予想外の回答に思わず声を荒げて聞き返してしまった。ぬいぐるみは罰が悪そうに俺たちから視線を逸らす。しかし、嘘を点いていたり、誤魔化している様子はない。寧ろぬいぐるみ自身も困惑している様に見える。
なんと説明すれば良いのか分からない様子で居づらそうにモジモジとするぬいぐるみに事情が分からず困惑する俺たち。戸惑いや疑念が渦巻く嫌な空気の中、突然のんびりとした声と共に話に参加せず、本を読みふけっていたアストライオスさんが手を上げた。
「おお、気にするな。それに関してはワシがやったことなのじゃから」
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聖「次回予告!やっぱりネトワイエ教団は碌な組織じゃなかった!ぬいぐるみからかたられる黒い事情に困惑する中、アストライオスがややこしい話を始めたよ。もうどうなってんの」
クロケル「次から次へと情報が出て来るのに進展がない気がするのは何故なのか……解せぬ」
聖「次回、レアリティは最高ランクだが素材がないのでレベル1 第105『ぬいぐるみの呼び名。名付け親は……俺かいっ!!』勝手に力使うのヤメて欲しいよね!報告・連絡・相談はチームワークの基本だっての!ホントに自由人なんだからあの爺さん」
クロケル「お前の仲間ってほぼ全員マイペースだよな。個の力は強そうだけど、協調性がなさそうだ」
聖「そう、そうなんだよ!濃いメンバーをまとめる大変さをわかってくれる!?ゲームとかアニメとかだと主人公乙wwとかなるんだけど、いざ自分がその立場になるとしんどいし笑い事じゃないんだよ!普通に社会人になって部下持った方がマシなんじゃないかな」
クロケル「うわー、興奮してんなァ」
聖「それだけ苦労があったんだよ……」