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エピローグ
新連載です
「はぁ〜・・・」とため息をついた俺、「半田優斗」。
なぜため息をついているのかと言うと、会社を朝イチでクビにされたからだ。
クビの理由は・・・まぁ、くだらないことだ。
「これからどうしようかな・・・?」
今からこの足でハロワに行ってもいいけどあいにくの雨。
本音を言えばこのまま家に帰ってこの状況を整理したい・・・
家に向かって歩いていると急に頭痛に襲われた。
「うゔっ・・・」
側から見れば道で頭を抑えてふらついている人に見えるはずだ。
だがその痛みは想像していたより痛く、一瞬意識が失われた。
その間に体は前に倒れ、再び意識が覚醒すると目の前はアスファルトだった。
視界が真っ黒に染まり再び意識を失った・・・
そして2度とこの世界で意識が戻ることはなかった。
しばらくすると不思議な空間にいた。