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第14話 ロデアニア攻城戦

お待たせしました

マリシャル諸島沖海戦から2日後……

ハルミントン領国境付近では、帝国陸軍の砲弾が降り注いだ。


「対物理障壁展開せよ!」


「障壁展開完了!」


「次の砲弾が降り注ぐ前に、航空隊の離陸をさせろ!」


「航空隊500ポンド爆弾装填して、離陸していきます!」


「よし!御子息様に報告せよ!」



〜王城〜


「ええええええ!?出撃命令!?」


「はい、ハルミントン陸師団団長からの通信です。」


と、執事のゼバスが答えた。


「はぁ、まいっか……ゼバス!ヘリに乗って行くから荷物用意して!」


「かしこまりました。5分で持ってまいります。」


「優秀すぎる……」


「いえ、ユート様は急な仕事が立て込むので」


「俺が原因じゃん!!」


と言いながら王城の屋上に駐機しているVー22オスプレイに乗って離陸させた。

俺は機中で操縦しながら次の指示を出した。

『ハルミントン航空基地から偵察機を出して、敵の本群を見つけよ』

ハルミントンの国境の街、ロデアニアは王城から約428km離れている。

約1時間の飛行時間だ。

ちなみにハルミントン首都からは約67kmだ。

だから首都に近い航空基地から偵察機を出して後でその基地から爆撃機『秦山』、『連山』、『銀河』、『百式重爆撃機 呑龍』、『四式重爆撃機 飛龍』、一機だけだが『富嶽』に爆弾を満載の状態でスクランブル発進させて、敵の本拠基地を《《灰塵》》と化させるつもりだ。


そして、爆撃隊が離陸して30分後……

「……という結果になったそうです」


「うそん……」


「本当です。ちゃんと偵察機が確認していますから」


「いや、だって結果がクレーターができた?普通嘘だと思うじゃん……」


そりゃああれだけ爆弾を叩き込めば……ね。

できないことはないんだけど。


「えっと……どうしますか?」


「とりあえず残っている爆撃隊は後方にある城塞都市、『ロデアニア』に爆撃をして。」


「わかりました。では、そのように命令しておきます。」


「うん、お願い」


さて、ここであの《《戦車》》が出せるか……

ま、敵がどのように出るかがキーなんだけどね。



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