表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/18

第11話 訓練中の元騎士団の人たち……

異空間《仮想空間》内にいる《《元》》騎士団の兵たち……


戦艦三笠の艦上……


「はぁ〜……」


「ん?どうした?」


「俺達って騎士団だよな?」


「そうだな、《《元》》騎士団の団員だな」


「なのになんでこの凄いふねに乗せられているんだろうか……」


「それはな……ハルミントン領の私有海軍と第三騎士団が帝国からの侵攻を

 防ぐ砦なんだな」


「それで、騎士団の人員を減らして私有海軍に編入させられたわけですか……」


「ぐちぐち言ってられるのも今のうちだぞ?」


「そうですね、領主様の御子息のこの空間だけですもんね。敵の砲弾が飛んできてあたって死んだ判定されて《《違う空間に飛ばされて仲間を見る》》事しかできないんですよね。」


「現実だと2度と戻ってこられないからな」


「敵艦発見!」


「そろそろ持ち場に行くぞ」


「えぇ!もう一回死にたくありません!」


「お前かなり悪運が強いからな。気をつけろよ」


「はい!隊長も!」


「……さて、敵艦までどのくらいだ?」


「20000mです」


「10000mまで近づいてから砲撃開始だ」


「了解しました!」


「今度こそ勝つぞ!」


「13000mです」


「一応試し撃ちをするぞ。榴弾装填《H E弾》」


「榴弾装填《H E弾》」


「装填完了」


「目標敵1番艦。照準合わせ」


「照準合わせ」


ーっ!」


ドーン!


と大きな音を立てて4つの砲弾が敵艦に吸い込まれるように飛んでいく。


「次弾装填」


「次弾装填」


「着弾まで残り10秒」


「……着弾!」


「敵艦艦首に命中!」


「次弾発射!」


ドーン!


「先程の着弾、艦首に一発、右舷に三発」


「次の着弾まで残り10秒」


「次弾装填せよ」


「……着弾!」


「敵艦艦首に命中!」


「先程の着弾、艦首、煙突に一発ずつ命中。敵艦火災発生」


「ふむ……面舵一杯!同航戦じゃ!」


「敵艦取り舵。同行戦に持ち込みます!」


「次弾は徹甲弾《A P弾》を装填しろ!」


「了解しました!」


「装填完了」


ーっ!」


ドーン!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ドーン!


先ほどより大きな爆発が艦首で起こった。


「被害報告せよ!」


「艦首火災!ダメコン要員消火中!」


「くっ!」


さっきも艦首に命中したしな……


「煙突にも命中!敵艦面舵!」


「何!?こっちも取り舵せよ!」


「敵艦同航戦に持ち込みます!」


「主砲発射!」


ドーン!


「て、敵艦発砲!」


「構わん!次弾装填!」


「着弾まで残り8秒」


ドーンドーン!


「くそ!被害報告!」


と言った後、別空間に飛ばされた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「敵1番艦爆沈!」


「こっちの被害は?」


「船底で若干浸水があります」


「うん、こっちの勝利だな」


「やったー!」


という感じで毎日毎日異空間《仮想空間》で戦闘訓練をして、バケモノ艦隊が出来上がったのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ