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雪女はその手を掴まない  作者: ジャスミン茶
8/25

その日は雨

 その日は珍しく年中雪が降ったり曇りなのに雨が降っていた。

「ねぇ、今日は珍しく雨だね」

 そう言うとアイサはそうですねと答えた。

「先代の女王達が死んだ日もこんな雨でした」

 その声に悲しみがにじんでいた。

「先代って、アイサ達を生んだ初代様?それとも三代目?五代目?」

「三代目と五代目の方の事ですよ。あの時はとてもとても悲しかったです。まさか、人間達に裏切るとは思いませんでしたし」

「うん。こないだ先生に聞いた。でも、母様は人を怖がらないで言ってたから

 そういった瞬間、自室のドアが開き、いつもならノックして入ってくれる執事長のコヲとヴォルハ先生が慌てたように入ってきた瞬間、驚いて紅茶のカップを床に落として割ってしまった。

 それが私はゆっくり感じた。

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