エルシャード
僕は今回アインスとヘンリーと組んで進んでいる
最後尾でとぼとぼと付いているんだけど
女性の人達がのろのろ歩いてるんだよねー
痛いのかな?
「 どうしました? 靴擦れでも起きましたか? 」
女性「 いえ…何だか気分が悪くて…意識を保つのも… 」
「 あぁーそれはLv酔いですね安定すればすぐ良くなりますよ 」
ふむこれは一旦休憩にした方がいいのでは?
アインスとヘンリーに相談して休憩と伝えて来て欲しい
と僕からヘンリーに伝えると快く受けてくれた
最後尾もう少し人欲しいよね
女性達は携帯を持っていないので
各家族への連絡は不明のまま
とりあえず身元確認をして行き
ロキに手伝って貰い伴侶を連れて来て貰う
休憩を挿みつつ伴侶探しで時間はかかったけれど
Lv酔いがあると行進に響くのだ
だから歩ける様に誰かが付いていないと
騎士団長「 ガハハハハハ すまんな助かった 」
「 もう!お嫁さんと息子さん大事にしないと! 」プンプン
騎士団長「 おおう… 」汗
宰相「 私の妻も反動ですかね気分が悪いみたいで
気が付いて下さり有難う御座います 」
「 伴侶がいるなら車いすだすから乗せてみる? 」
宰相「 頼みます! 」
と言う事で人数分の車いすを出してみる
宰相「 なるほど車輪付きの椅子と言う事ですか 」
「 どうこれなら移動しながら休憩出来るでしょ 」
もう直ぐ休憩が終わるので早速乗せて行く
押す人は足りないから聖騎士団のメンバーに来て貰う
「 さぁ準備は出来たよー出発だよー 」
騎士団長さんの息子の車いす押して行く
何階層迄降りる気なんだろ…
???「 神子様済みません… 椅子押して貰って… 」
「 エル君はまだLvが低いから仕方ない
強く成ったらお礼返しでも何でもしたらいいよ 」
エルシャード「 はい! 」
それにしてもこの密集で熱い熱い
「 大分階層階段降りたよね? 今何階層? 」
『 マイマスター まだ1.000は降りてませんよ 』
「 うう辛い 」
『 マイマスター そう言うのならば10倍と言わず
50倍位付けたらどうです? 』
「 だめだめ本来つけちゃダメなんだからね 」プンスコ
『 はぁ…そうですか 』
その後はひたすら黙々と階段を下りて行くLv1からの参加者達は
うううとか言いながら呻いている
今沢山倒してるんだな…
時計を見るともう直ぐお昼の時間、ごはんは食べたいなぁ
アインスに頼んでレオにごはん食べたいと伝えて来て貰う
「 エル君ごはん食べれそう? 気分悪い? 」
エル「 うう… 少し気分がだけど、お腹も減っていて 」
「 軽いの作って貰うよ 」
この場から離れてキリウスを探す
キリ「 お アデル何か作って欲しいのとかあるか? 」
「 うんある、今後方で小さな子がLv酔いでダウンしそうなんだ
だから軽くて食べやすい物作ってくれない? 」
キリ「 ならおかゆかな、シャケかゆなら食べやすいだろう 」
と言う事でシャケとお米を出して渡して行く
出来上がりまで後方で待ってると伝えて戻る
「 ごはん頼んだから食べれば元気いっぱいになるよ 」
エル「 うん… 」クラクラ
その後はごはんを食べて休憩していたら元気になり
立って歩けるまで回復したらまた戦闘が始まり
Lv酔いが無くなって元気になった
いらない車いすは回収してボックスへ
またいつか使う事もあるだろうと言う事で大事にしまう




