アルブレヒト・カリバン
ここは商人ギルド
ホールでは商人達が商売のためか混雑している
(ついたな まずはカバンに入れてある調味料1kgずついくらになるかだな)
並んでいる商人達の後ろに並んで順番を待つ事20分
「次の方どうぞ~」
「商品を売りたいんだが買い取ってくれるか?」
「どんな商品でしょうか?物にもよります」
「調味料なんだけど 1kgずつある」
「調味料ですか? 見せてもらっていいですか?」
カバンから調味料を出して見せてみる
「 こ… これは!? わ… 私には手に余るので
ギルドマスターを呼んでまいります 少しお待ちください 」
(何かしくったか?袋がダメなのか?)
少し焦ったがこれがダメになると次を考えないと行けなくなる
5分後
「私はここでギルドマスターをしている アルブレヒト・カリバンと言う
君が調味料を持ち込んだって人か?」
「叶 司と言います そうです持ち込みました 何かしたでしょうか?」
「詳しい話はギルド長室で聞くついて来てくれるかな?」
「分かりました」
ギルド長室に入ると 質の良さそうなソファに執務机 タンスに机があった
「そこに座ってくれたまえ」
司はそう言われてソファに腰掛ける
「本題に入ろうか 君はどうやってこの品を手に入れたのかな?」
「それは教える事は出来ません 商売なので」
「そうか それは残念だ… こんな質の良い商品は見た事がない」
「それが売りなので」
「これを売ってくれると言うがいくらで買い取るか
そうだな… 砂糖など金貨9枚でどうだ?」
結構な値段になったのでびっくりする
(儲けは上場って所かな?)
「それで結構です 他の商品も買い取って貰えるんですよね?」
「あぁ 他のも色を付けて買い取ろうと思う」
「実はまだあるんですがそれも買い取ってもらえませんか?」
「まだあるのか!? それは是非とも買い取らせて貰いたい!どれ位あるのだ?」
「後9kgずつあります」
「全部買い取ろう いくらになるかな?ふむ 白金貨21枚でどうだ?」
「それでいいです 値上げする器量もないんで」
「そうかそうか!有難う 所で商品が無いみたいだが
マジックポーチでも持っているのかね?」
「今出します」
そう言ってBOXから10kgずつ調味料を出して行く
「驚いたマジックBOXのスキル持ちとは恐れ入った」
「商人ですと便利ですからね」
そう言って取引をした後
「また機会があれば取引をお願いするよ」
「有難うございました」




