オリハルコン
そろそろ日が暮れそうになり
野営の準備に取り掛かる
僕は寝る位置を決めたら、ベットを出す
皆の顔はその手があったか!?
と言う様な顔をしていて、少し笑ってしまった。
僕は商人だぞ?と言ってカバンをポンポン叩いたら
持っているのか?と言わんばかりに金を出して
皆「 いくらなんだ? 」
と聞いてきた。
お金を言って、ベットと交換する
レオだけが悔しそうにしていた
僕は薪の束を数束渡して、焚火を準備して貰う
そして今日の晩御飯をカバンから出した
勿論レオの分も出してあげた。
皆、不思議そうにそれを受け取って食べ始めた。
皆「「「「「 旨い! 」」」」」
司「 お代わりあるぞ 」
皆、お代わりをしまくって、ジュースも飲みまくってた
氷はレオさんに出して貰った
そして僕のメンバーだけで、剣の素振りを始めた
すると皆、僕たちの武器に目が釘付け
( もしかして欲しいのかな? )
『 マイマスター この世界には無い武器なので欲しいのでしょう 』
特にレオの目がギラギラしている
素振りをやめて、僕の刀を皆で試しに振っていいよ
と言うと、レオが一番に取りに来た。
試しにカカシを数体立ててあげる
レオさんは精神統一をしたのか
カカシを見えない速度で斬った
皆「 …おおおおおおお!!! 」
( なぁユリウス 自動修復とか 切れ味上昇とか
僕付与出来るかな? )
『 イエスマスター 出来ます 創造魔法は何でも出来るのです 』
( まじかー じゃそれを レオが持ったらやばくない? )
『 是 凄まじい戦闘力になります 』
( うーん(´・ω・`) )
創造魔法がある事はナイショで皆にそれを教えると
鞄の中の有り金、全部漁り始めた
レオは荷物ごと渡してきた
いくら持ってるんだよ
値段はピンキリだと言うと
皆は一番いいやつが欲しいらしく、悩んでいる
リウス「 なぁ… 護衛年数増やしたら、譲ってくれないかな? 」
皆「「「「「 !? それだ! 」」」」」
レオ「 護衛? 」
ハルクがカバンを貰う条件などを話したら
レオ「 俺 護衛する! 武器とカバン譲ってくれ! 」
肩をつかまれ、揺すられる
司「 あばばばばば やめてくれー 」
レオは興奮収まらぬ状態でも、何とか揺するのをやめてくれた
司「 でも値段付けられない物なんだよ…
どれ位護衛してくれるんだ? 」
レオ「 どれ位の物かによる 」
それを聞いて僕は太太刀をイメージし
破壊不可能 切れ味100倍 自動浄化 軽量化 を作った
そして一番堅そうな、オリハルコンの柱を地面に立てた
司「 俺のLvは43だ それを踏まえて、これを見て欲しい
これは破壊不可能 切れ味100倍 自動浄化 軽量化
してある。柱はオリハルコンだ 」
そう言って柱に刀をゆっくり近づけ振り抜く
「 ドシン 」
皆、何やら叫びだした
何年護衛したらいいのか、話し合っている
レオがたまに傍を離れていいのか聞いてくる
僕は、こんなに護衛がいたら 日に三人でいいと言うと
また相談を始めた。
先に寝ると言ってベットに横なって、僕は寝た。




