身分証がないぞ!?
歩いて行くと入口らしき所に出た
人が沢山いて並んでいるみたいだ
そして何か見せているようだな
(困ったな身分証持ってないんだけど入れるかな? 取り合えず並んでみるか)
暫く並んでいると順番が来たようだ
「エルフか何処から来たんだ?
身分証を呈示して貰おうか 無ければ通行料を5銀貨払って貰う!」
「遠い里から来ました 身分証は無いのでお金で通して貰えますか?」
「5銀貨だ 後犯罪をしてないか水晶で調べるから手を乗せてくれるか?」
「はい金貨1枚です」
「うん 釣りの5銀貨だ 手を乗せろ!」
すると水晶からは白色の光が漏れ出した
「犯罪はしていないようだな 通っていいぞ」
「有難うございます」
無事通れた様だ
「まずは宿を探すか ユリウスシャワーとか有る宿とか無いかな?」
『イエスマスター 残念ですがこの町にはシャワーがある宿は御座いません』
「そう… なのか…
無念… じゃ綺麗な宿でフカフカのベッドがある所を教えてくれ」
『イエスマスター 大通りを抜けて
800m過ぎた所を右に曲がって左手に木漏れ日の宿が御座います』
「有難うそこに行ってみるよ」
大通りを抜けて色んな店を冷やかしながら宿まで歩いて行く
すると左手に木漏れ日の宿を見つけた
ドアを開けて中に入ってゆく
「いらっしゃいませ~!お一人様ですか?」
「あぁ 一人だ宿泊出来る部屋はあるかな?」
「空いてますよ 一日朝晩食事が付いて5銀貨 何日お泊りですか?」
「一週間お願いします」
「金貨3枚と銀貨5枚になります 部屋は206号室になります
体を拭くお湯は別料金になります
ご必要になれば5胴貨でおつかいになります」
「有難う必要なら言うよ」
そう言うと鍵を受け取って部屋に向かう
部屋に着くと見渡してみる
(ベットにタンスに机か 5畳位か)
部屋に入って鍵を閉めるとベットに座る
(まずは日用品からかな?服に下着に風呂用品にカバン時計に
財布は通販で、この世界のを買うか)
思いついた日用品をネット通販で購入して行く
それをBOXに入れたら今度はギルドに行く事にする
時間はまだ昼過ぎ
ユリウスに商人ギルドがある所を教えて貰って部屋を出る




