別れ
「 うん 美味しい 」フゥ
勇者達「 本当美味しかった! ずっとここに住みたい! 」
「 ごめんね? 聖騎士団の上位者じゃないと住めないんだ 」
勇者達「 そんなぁ… 」
「 じゃまずは、邪竜討伐の報酬を渡そうかな 一人二つまで叶えるよ 」
勇者A「 はいはいはい! 美形になりたい! そして不老になりたい! 」
勇者B「 美人になって、私も不老がいいなぁ 」
皆、意見は同じで帰る人以外は不老をつけてあげる
「 美形や美人になる事出来るのかな? 」
『 是 あります ダルダード星の錬金術が発達していて 存在しています 』
「 じゃそれを25名分購入っと 」
『 じわじわと歳を取るかの様に変化するので
周りは気が付かない様です 』
ユリウスに説明された内容を、そのまま伝えて薬を渡す
皆嬉しいのか、いっきに飲み干している
使用人達も欲しいのか、ギラギラした目で見て来る
( 怖い… )
「 後は帰還組の願い一つだね 」
ユーリ「 帰ったら、時代はいつになるの? 」
『 歳を取ったまま、召喚された日に戻ります 』
それを伝えると、欲しい物が決まったみたいだ
6名「 この世界に来た時の年齢に若返りたい 」
僕は、6名に若返りの薬を渡す、これで報酬は終わりだ。
後25名は、持っているお金でお買い物をして行く
6名はあちらで、換金しやすい物を購入していた。
ホクホク顔でBOXに品を閉まって行く勇者達
そろそろ6名とはお別れの時間だ、多目的ホールへ行き
別れの挨拶なのか、抱き合っていたり 握手してたりする
そして6名が一か所に集まった
「 別れはもういいの? 」
6名「 はい これでいいです 」
『 元の惑星補足しました 位置は一か所に固定何時でも行けます 』
「 さようなら 元気でね? 異世界返還! 」
『 異世界返還のスキル発動を確認しました 6名の送還に移ります 』
時空が歪み6名の姿が霞んでいく
そしてはじけた瞬間6名の姿は何処にもなかった
『 無事6名の送還完了致しました 』
( ユリウス有難う )
残った勇者さん達に、無事送り届けたと言うと
安心したのか、涙を流し親しかった友の名を口ずさんでいた
後、残った人の縁だが もう切っても大丈夫かと確認したら
本当の覚悟が出来たのか、頷いているのでユリウスに切って貰った




