お祭り
数日後、邪神が倒されたと言うのが広まったのか
街中がお祭り状態だそうだ
「 アリス、今日祭りしてるみたいだから シェルと一緒に祭りに行かない? 」
「 はい 行きたいです! アシェルを呼んできます 」
僕はもう着替えているので、リビングで座って待つ事にする
シェル「 父上! 今日祭り連れてってくれるの? 」
「 そうだよ 家族三人では初めてだからね?
沢山お金を使おうね? 」
シェル「 沢山? 」
「 使いきれない程お金があるのだよ… 」
「 じゃいっぱい買い物が出来るね! 」キラキラ
「 何のお店があるのか楽しみだね~ 」
セバス「 アデル様 護衛の準備があるので、少し離れます 」
「 お願い 頼んだよ 」
セバス「 行って参ります 」
それから何分待ったか分からないけれど、アリスがやっと来た
シェル「 母様長すぎです!」
「 まぁ 待たせて御免なさい 」
「 護衛も付けないとダメだから、大丈夫だよ 」
護衛の準備が整ったみたいなので、家族三人で邸宅を出た
第一区の門を抜けて、第二区に差し掛かった所に
絵を沢山並べた露店があった
「 うまく描けてるね 」
店員「 まだ新人の絵何です 」
「 あなた この風景画良い感じだわ 」
「 のどかそうに見えるね お兄さんこれ下さい 」
店員「 はい 有難うございます 銀貨8枚になります 」
「 安いね… はいお金 」
店員「 新人の作品ですから仕方ありません 毎度あり 」
「 あなた有難う! 部屋に飾るわ! 」
次々店を見ていたら、わくわくする
シェル「 父上! あのお店の飾ってる服が欲しい! 」
「 ん? 何処だろ? 」
アシェルが手を引っ張って連れて行こうとする
時間は沢山あるんだから、ゆっくりすればいいのに
「 ここは… 本当にこの服が欲しいの? 」
シェル「 ルーベンとダンジョン行く時の服に欲しくて! 」
「 えっ? Lvはもう上がらないでしょ? 」
シェル「 冒険がしたいの! ねぇ良いでしょ~ 買って 」
そんな瞳で見つめられたら、断れないじゃないか…
仕方がないので、店員を呼んでサイズを測ってもらい
同じデザインの洋服を作って貰う事にした
お金を払って僕の邸宅に届けて貰う事に
シェル「 父上有難う! 」ニコニコ
「 どう致しまして 」
次々アリスとアシェルが、興味を引いた店に入って行って
買ってコールして来る
( そんなに欲しかったの? )
『 否 雰囲気で購買意欲が沸いているのでしょう 』
( そうか祭りだしね 家族サービスは大事だしね? )