剣選んでみる
武器屋に到着した
カンカンと何かを叩く音がする
そっと中を覗いてみると色んな武器が並んでいて
奥からカンカンと聞こえてくる
「ジオあのな、ロキに合う武器を選んでやってくれないか?
一応スキルは剣術を持っている」
「分かった」
そうして俺は奥の方にいるだろう店主を呼びに行く
「すみません~誰かいませんかー?」
呼んでみるが反応がない
「誰かいませんかー?」
今度は大声で呼んでみるすると
「誰じゃぁ!客か?」
奥の方からドワーフと思われるずんぐりむっくりの親父が出てきた
身長は130cmと言う感じかな?
「客か?」
「はい武器を買いに来ました 入ったら誰も居なかったので呼ばせて貰いました」
「武器なら好きなだけ見て行け」
「じゃ遠慮なく見せて貰いますね」
そう言ってジオとロキの所へ戻る
「ジオいい武器見つかったか?」
「今振らせてる所だ」
ブンブンブンブン
「すげー何かシックリ来る 長年使ってるような感じがする」
「スキルの恩恵だろう その武器にするか じゃ次は俺のだな」
そう言ってジオは自分の武器を選んで行く
見た感じ片手武器じゃ手に余りそうだ
どうするのかと思ってみていたら
クレイモアを持ち始めた
ブン!ブン!ブン!
振るとすごい音がしてきた
剣風と言うか何と言うかこれで切られたら大けがするなと思う
「兄ちゃんすげーな そこまで振れるとはどうするその武器にするか?」
「あぁ この武器でいいやもしれん
これ以上の武器は見た所無いようだしな」
「そっちの兄ちゃんは選ばないのか?」
「ん?俺?俺は武器あるから大丈夫だよ」
「じゃ会計だな そっちの坊主のが白金貨4枚と金貨5で
そっちの兄ちゃんのが白金貨25枚だ」
「鞘とベルトも欲しいのだがいいか?」
「いいと思うよ」
「それならこれじゃ!全部で白金貨30枚と金貨3枚でいいぞ」
「じゃこれお会計します」
「毎度あり」
武器を購入したら後はやる事と言えば教会に行ってお礼を言いに行くだけだな