クッキー
「 あなた未だ忘れられないの? 」
あれから僕は、余計に対人が怖くなり
布団にくるまって寝込んでいた
「 怖い… 」
「 私は冒険者してる時に慣れたわ!
でも流石に毒相手には、勝てないわね… 」
レオ「 息を止め続けたら良い 」
「 そこまで超人じゃないから! 」
「 レオ… 流石に私も無理よ? 」
ロー「 当たる前に躱せば良い 」
どれも、普通じゃない…
コンコン
キリ「 アデル まだ寝込んでるのか? 」
ロー「 寝込んでるな まぁ入れよ 」
ローガンが扉を開けると、皿を持ったキリウスが見えた
キリ「 元気出して貰おうと思って
好物の甘目のクッキー焼いてきた 」
僕は起き上がって皿を見つめ続ける
キリ「 ボコボコが駄目だったか… 怖がらせるつもりは無かったんだ 」
「 分かってる… ただ僕が弱虫なだけだよ… 」
皿を手に取り、クッキーを一つ摘まむ
サクッ
「 美味しい… キリウス有難う 」
キリ「 おう! 昼も期待しててくれ! 今日は煮物を用意してます 」
「 煮物大好き! 」キラキラ
「 まぁアデルったら 」クスクス
レオ「 元気出た様だな 」
ロー「 流石料理人! 料理で回復させるとは 」
( 元気が出て来た! 今日は庭に出て日光を浴びてこようかな? )
僕はニコニコしてパジャマのまま庭に行こうとしたら
「 あなた… 服位 着替えて下さい 」
アリスに怒られちゃった
リン・ヴァインside
ヴァイン「 っーわけで、理解した? 」
ゾグラフ「 邪竜もついでに一緒に倒してくれないのか… 」
リン「 私達は元凶を消すために来たのよ?
スキルも付けて貰ったみたいだし
邪竜位、勇者達で倒しなさいよ 」
ウィザー「 では邪神は龍神様に倒して貰うと言う事で良いかな? 」
アルト「 異議なし 」
オルセン「 俺も異議は無い 」
ワイルド「 ではリン様に付けて貰った知識の話をしましょうか
我らの世界は技術が遅れている、これを何とかしたい! 」
ウェズレイ「 我が国も、技術が欲しい! アルト殿何とかならんか? 」
アルト「 うーん… アデル様の許可がいるやもしれん 」
ホイットニー「 そうか… アルト殿 今連絡は出来ないのか? 」
アルト「 直接電話するのは… 如何かと? 」
ワイルド「 では明日までに聞いて貰えないだろうか? 」
アルト「 分かりました 明日までに連絡を取ってみましょう 」