決闘2
闘技場に着くと管理者の人がいつもの観戦席に案内してくた
「 有難う ごめんね?手間かけて 」
管理者「 いえいえ アデルバート様の為なら苦になりません 」ニコニコ
「 真剣同士の決闘何て、余り見たくないけど
今回は僕の古い友人の決闘だからね
ちゃんと見るよ 支配人さん 審判して貰えますか? 」
アーク「 この闘技場管理者アークが承りました 」
アーク「 これより 風狼と聖騎士団キリウスとの決闘を始めます
ルールはこの王都の決闘ルールに基づき、死以外何でも有り
風狼が勝てば、聖騎士団キリウスの全財産
聖騎士団キリウスが勝てば、
タッドとクルーサスは奴隷になる事
以上を契約として、決闘して下さい。 」
会場はキリウスコールが響く
ダッド「 くそっ! こんな大事にしやがって! 」
クルー「 勝てばいいんだよ 勝てば! 」
キリ「 … 」ギラギラ
アーク「 始め! 」
ダッドとクルーサスは剣を切りつけて来た
二人相手に分が悪いかな?と思ったが
キリウスが何かを投げつけた
ダッド・クルーサス「 ゴホッゴホッ 何だこれ 」
キリウスは相手の剣をうまく躱し
何度も何かを投げつけている
二人の動きが段々鈍くなり、動きが遅くなって来る
「 ねぇ ジオあれ何投げてるの? 」
ジオ「 アデルは知らないか、あいつ調合が好きでな?
色んな薬持ってるんだぜ? 」
ロキ「 あだ名が今日つきそうな気がします 」
「 あぁ~ 大分前に付与した記憶あるよ どんな効果があるのかな? 」
ジオ「 見てたら分かるんじゃね? 」
ロキ「 僕はキリウスさんにだけは、相手したくない 」
クルー「 ひきょ… なまれ… する… あれ? 」
ダッド「 し… びれ… る 」
アーク「 おっと どうやら痺れ薬だったようです
キリウス選手が木刀に持ち替えた! 」
キリ「 俺は… 気が引きたくて、彼女達と話してた訳じゃない!
一生懸命PTに貢献しようと頑張ってた
それが仲が良いから? はっ! ただの嫉妬かよ! 」
クルー「 し… ね 」
ダッド「 くっ… 」
アーク「 風狼PT 痺れ薬が回ったのか! 立つのもやっとか!? 」
キリ「 お前達に手足を落とされ、
奴隷になってどれだけ苦労したか分かるか!?
アデルに購入して貰わなければ
俺は鉱山奴隷として行かされる所だった… 」
クルーサス・ダッド「 …… 」
キリ「 もう動けないだろ? 聖騎士団の強者でも効き目抜群だからな
ここからは、一方的だが俺がされた事をしてやろうと思う 」
アーク「 おーっと! 敗北宣言も出来ない!
キリウス選手が納得するまで、待つしかない! 」
キリ「 さぁ 痛みを味わうが良い! 」