レシピ
商品を売るためにまた商人ギルドに向かった
今回のポーションはいかほどになるのか
「いらっしゃいませ~何の御用でしょうか?」
「ポーションを売りたいんだが」
「ポーションですか?どんなものか見せて貰えますか?」
そう言われてエリクサーと特級と中級と一本ずつ出す
「鑑定させて貰いますね…
これは 少々お待ちください マスター!!!」
5分後
「また君かぁ 部屋まで来てくれるかね?他の二人はここで待っててくれ」
「分かりました」
「それでこのポーションは何かな?」ニコニコ
何だろうこのオーラは…
またふまずい事をしただろうか?
『マスター この世界ではエリクサーはもう手に入らないのです』
(なん… だと)
『作れる人がもう存在しないのです
だから驚かれてるのではないのでしょうか?』
(まずったどうしよう… どう言い訳しよう
そうだ作った事にしよう! レシピは存在してるのか?)
『イエスマスター レシピは存在してますが 調合が難しく手に入らないのです』
(作った事にしよう そうしよう)
「このポーションとはどのポーションでしょうか?」
「このエクリサーだよ 何処で手に入れたのかな?」
「あんまり言いたくはありません(言わなくて済むならそれはそれで)」
「ふむ… 作った人を呼び寄せて
作り方を教えて貰おうかと思ったんだが
言いたくはないんだな?」
「大事になるので」
「ふむ わかったその代わり手に入れたら優先してこちらに卸してくれないか?」
「分かりましたですが後数日で自分は
次の町に行くことになってますから当分先になるかもですが」
(今、鑑定されたらまずいからスキル作成 調合!)
「そうか次の町と言ったらイエスタの町かな?」
「そうです」
「君はびっくり箱みたいな人だから
まだ何か持ってるんじゃないのかな?」ニコニコ
「… はいあります」
そう言うと全部出せと言われて全部出すと
「これは素晴らしい!なんて言う事だ!これも全部買い取らせて貰おう!」
なんと調味料も全部売れてしまった
合計が
エクリサー 白金貨2千枚
特級ポーション 白金貨40枚
中級ポーション 白金貨5千枚
調味料各種 白金貨5千枚
結構売れた…
「いやぁ こんなにお金を使ったのは久しぶりだよ
また珍しいのを手に入れたら教えてくれたまえ」
「手に入ったらですね… 僕の調味料が… はぁ 」
「けちけちしてたらダメだよこう言うのは売ってこそなんだからね」ニコニコ
「お金を確認してくれたまえ」
「こんなにあったら時間かかりますよ信用してるのでこのまま持って帰ります」
「駄目だよちゃんと数えてくれないと信用にもかかわる」
「はぁ… 」
そう言われてしぶしぶ数えて一階に降りて行った
「司さん時間凄くかかってたみたいだけど売れた?」
「売れすぎて泣きそうだった…」
「売れる事はいいじゃないか?」
「俺の調味料まで売れてしまった…
食事の時に出そうかと思ってたのに」イジイジ
「なん…だと…!?あの旨いのが食べられないのか!?そんな」orz
「まぁ大丈夫なんだけどね」ニコッ
「ほっ… 本当に大丈夫なのか?」
「大丈夫、次は時間もある事だし武器を買いに行こうか」
「武器!」キラキラ
ここはさっさと立ち去る事にしよう
武器屋の場所はマスターに聞いたので場所は分かる