レオside2
レオside
「 セバスは王を探せ! 俺は司を探す! 」
セバス「 承りました では後程 」
ジオ「 俺はレオについて行くぞ 」
「 スキにしろ 」
そこいらに居た使用人に司の居場所を吐き出させて
走って部屋に向かう
先に切り込んでいった団員達との斬り合いの音が近づいて来た
ジオ「 部屋まで後少しだ 」
???「 お前が本隊の隊長だと見受けた! ここから先は通さん! 」
ジオ「 レオは先に行け 俺が片付ける 」
???「 俺と戦わないだと!? させるか! 」
すらりと剣を抜き放ち襲い掛かってくる
ガキン
ジオ「 行け! 」
「 任せたぞ 」
???「 ぐぬぅ お主を倒さねば追いかけられぬな
主の名は何と言う? 」
ジオ「 死ぬ予定の名前を聞くのもあれだが
お前の名前を聞いておく 」
ルオール「 私の名はルオール リアトルシュ国の団長だ 」
ジオ「 聖騎士団5位 ジオがお相手する! 」
ガシャン
最後の敵が倒れて、邪魔ものはいなくなった
この部屋に司がいるはずだ
ガチャ
リアトルシュ王「 動くな! 動けば神子は死ぬぞ! 」
司に剣を突きつけ、糞王が何かほざいている
「 司に穢れた物を近づけるな! 」怒
本気の速度で近づき、王の首を落とす
そして近くにいた、近衛達も殺して行く
ジオ「 お~ぉ 遅れて済まない 司汚れてないか? 」
「 結界を張ってある 血は付いてないはずだ 」
二人で安全を確認した後、ベットに横たわる司を見る
ガキン!
ジオ「 斬れねぇな どうする? 」
「 引き抜く! 」
壁に埋め込まれた鎖の根本を、力づくで引き抜く
ジオ「 恐ろしい… 」
「 セバスに、こいつの家族を探し出せと伝えろ
玉座で待っている 」
俺は司を抱え上げ、玉座に向かう