馬子にも衣装
数日後、頼んでいた衣装が届いたそうだ
ルークに、服を並べて貰う
「 凄い衣装だね… 」
ルーク「 軍って感じがするな 」
「 まぁ着るのは僕じゃないから良いけど 」
ルーク「 司のも凄いぞ? 」
「 えっ? どう言う事? 」
ルーク「 まぁ一着見てみろ 」
ばさっと目の前に置かれた僕の服を見る
金の飾りが付いた、白と深い青色の配色した
神聖な感じの衣装が目に映る
僕の顔はきっと引きつっているだろう
「 僕がこれを着るの? 似合わないんじゃない? 」
ルーク「 いや? 似合うと思うぞ? 」
「 うーん… 仕方ない普段着で頼んだんだけど、着るしかないか 」
ルーク「 頑張って貰ったんだ、そうしろ 」
僕の衣装は、破壊不可の自動浄化だけを付ける
聖騎士団の制服はいつもの付与をし
ルークに皆に渡すよう頼む
家族の衣装も結構あって、僕のと同じ付与をする
後は使用人にドレッサーの中に入れて貰うだけだ
ルークが使用人を呼んで来て、用事を言いつけていた
「 じゃ僕、部屋に戻って 今持ってる衣装全部破棄してくるよ 」
ルーク「 じゃ俺は仕事の続きするかな 」
「 結構あるなぁ… 」
「 あなた服捨てちゃうの? 」
「 うん 新しい衣装が届いたんだ 」
「 まぁ! 前サイズを測ってたのはその為なのね 」
「 うん そろそろ世界に合わせた衣装と思ってね? 」
「 じゃ私はドレスかしら? 」
( ドレス うん 似合うと思うな )
にやにやしながら、アリスを眺める
ちょっと照れて、タジタジになってるアリスは
僕の視線に耐えられなくなって、自分の衣装を見に行った
使用人を呼んで、新しい衣装を出して貰う
複雑な形をしているので、着せて貰う事に
使用人「 とても良くお似合いで 神々しいです! 」
「 普通のエルフ何だけど… 照れちゃうな 」汗
使用人「 きっと聖騎士団の人達も気が引き締まると思いますよ 」
「 服の印象だけで変わるかな? 」
使用人「 変わります! 」
「 う… うん 分かった 下がっていいよ 」
『 マイマスター よくお似合いで 馬子にも衣装ですね 』
( 余計な一言を… )
『 告 普段からその様な、身なりでいたら良いのです 』
( むう (´・ω・`) )