第三回聖騎士団選抜大会
いよいよ第三回聖騎士団選抜大会が、開始された
僕は決勝戦だけ、見に行けばいいので
家に結界を張ってPCと向き合っている
『 マイマスター ここは一つ建築系の資料を
王家に売りませんか? 』
( いいけど、なぜ? )
『 はい ここの所王都は大きくなって来ています
ですが建物は木製の、二階建てばかりです
ここで、横に伸ばすのではなく 縦に伸ばすのです
高層ビルや、高層マンション 土地が少なくすみます 』
( なるほど… わかった この建築資料全般を購入してっと
日本産の方が説明しやすいし これでいいかな )
『 是 使用人に頼んで、ジョンに渡して貰いましょう
後は医療系の資料も、全般渡しましょう
丁度、日本の学校と同じ制度が出来て
学力もつきました、ここで寿命を延ばしてみましょう 』
( じゃここの欄の、えと… ユリウス 膨大な数なんだけど…
これ全部渡すの? )
『 是 マスターの為です 』
( 分かったよ ユリウスの言う通りにしてみるよ )
僕は、BOXを覚えている使用人を呼び
次々と資料を渡して行く。
かなり驚いていたが、詳細な説明をすると
やる気が出たのか 黙々とBOXに入れてくれた
数日後
決勝戦まで行ったので、今日は特別観戦席に座っている
レオ対セバスチャンである
ローガンは準決勝でセバスに負けて3位
そう セバスチャンは限界突破を覚えて、Lvは1.000を超えている
レオ「 セバス、お前が決勝に残るとは思って無かった 」
セバス「 ここまで来れば安心です
後は、あなたを倒せるか試すだけですね 」
レオ「 俺は誰にも負けん! 」
セバス「 鼻っ柱を折るのも一興ですな
技量の差を見せつけて魅せましょう 」
木刀を構えて、開始の合図で 本気の殺し合いを始めた
レオが最初は押していたが、セバスちゃんが軽く往なし始めた
セバス「 若い体は良いですな~ 思うように動きます 」
レオ「 ふん! 」
( 毎回思うけど… 速くて見えないよ )
僕はどちらが勝つか分からないけれど
命に別状がなければ良いなと祈りつつ
二人の戦いを見つめる
会場は今回の勝利にレオに賭けた人が多いのか
凄いレオコールが聞こえる
一時間ほど、木刀を交えて、疲労して来たのか
二人は何かで決めるかの様に、木刀を構える
ズドン
音が聞こえたと思ったら、セバスがレオに倒れこんでいた
審判が判定したのか、マイクでレオの勝利を宣言する
セバス「 かなり痛いですね… 骨折れてますねきっと 」
レオ「 最後のスキルあれは何だ? 」
セバス「 特殊スキルですよ とっておきのスキルだったんですがね…
負けてしまいました 」
レオ「 これを飲め 直ぐ治るはずだ 」
レオはエクリサーをセバスに渡したのか
暫くすると、立ち上がり何かボソボソと
レオに伝えリングから降りて行った
最後に前任のバッジのを新任に受け渡しをして
第三回聖騎士団選抜大会は終わった
明日は、第二回特別武道大会の選抜式がある
今回は真剣はやめて、木でできた武器でやるらしい
ちゃっかりと、破壊不可付与を頼まれた…