ジオ
奴隷商に歩き始めて30分そろそろ店がある場所に近づいたはずだ
どんな奴隷を買おうか悩んでいると奴隷商が見せてきた
そこは檻に入れられた人たちが沢山いた
2~3件店があったので目的の奴隷がいるか聞いてみた
「私の店なら欠損がありますが調度いいのがいますよ」
(欠損かぁ ちょいネット通販で欠損が治るやつがあるか見てみるか)
「ちょっと待ってくださいね」
通販を操作して欠損が治せるポーションがないか調べる
エクリサー
体の破損・欠損など治せるポーション 白金貨2枚
(これなら買えそうだな)
「その奴隷を見せて下さいな」
「こちらです」
そうして連れられて行ったのは綺麗な革張りのソファが置かれた部屋だった
「誰かお茶をお持ちしろ 私は奴隷を連れてくるので少々お待ちください」
「分かった」
待つ事10分奴隷商が帰ってきた
そのそばには松葉杖をついた奴隷が立っていた
見かけは人間の男性で20代後半のように見える
「お待たせしました こちらが先ほど言っていた奴隷です存分に見てください」
「ゆっくり見せて貰うよ 鑑定!」
名前 ジオ 25歳 男性
Lv45
HP(生命力) 37.500
MP (魔力) 36.000
ATK(攻撃力) 9.000
DEF(防御力) 67.500
SPD(速さ) 40.500
INT(魔法力) 31.500
属性
風 雷 火 水
ノーマルスキル
剣聖 体術 生活魔法
特殊スキル
武神への極み
加護
武神の加護
(これは驚いた結構強いぞこいつ…)
「こ奴は戦争奴隷でして敗戦した所で捕まりました
逃げていたら足は失わなかったんですが
仲間を守るのに前へ出てしまって不覚を取ったようです はい」
(仲間思いのいい奴か戦争って嫌なものだな…)
「買うよ いくらだ?」
「えと足がないですから戦闘はできませんよ?」
「足はいいんだ丁度欲しかったからいいんだ」
「ではお値段は 白金貨58枚ですねステータスも高いですしこれが限界です」
「それでいいです 確認して下さい」
「ひいふうみい 58枚きっちりありますね 毎度有難うございます」ペコペコ
「では奴隷登録をするので少し血を分けて頂きますね」
そう言って針みたいなものを渡してきた
チクッとしたが大した事がない
「首輪に血を付けて契約と言ってください」
ジオの所まで歩いて行き首輪に血を付けて
「契約!」
光ったと思ったらジオの左手に
契約紋が出てきたこれで契約がなされたんだろう
「松葉杖は貰っていっていいですか?」
「どうぞどうぞ 持って行って下さい」
「ジオ行くぞ」
「はい…ご主人様」
「またのご利用お待ちしております」
(これで全て揃った後は準備するだけだな)