勉強
アシェルが9歳になった
9歳と言う事は、聖騎士団の契約も切れると言う事だ
僕も契約のおかげなのか、攫われたり 殺されそうにはなってない
そろそろ団員の数を減らそうと思う
皆に契約が切れる事を伝える
支給品の騎士団の制服を一年後回収すると言うと
護衛の報酬で同じ付与を好きな服にして貰えるのかと聞かれ
同じと言う事で、出来ると伝えると
皆考え始め、相談をしてる人も居る
セバス「 使用人に関しては、大会に出場しないといけませんか? 」
「 戦闘が出来る人の方が嬉しいけど… それを含めてだよ 」
セバス「 ならば私は大会に出場して勝ち上がって見せます! 」
「 セバスなら勝てると思うよ…
あの後、何回かLv上げ付き合わされたし 」
てか今の騎士団に勝てる人いるのかな?
疑問に思っていると、皆 答えが出たのか
大会に出場すると言い始めた
とりあえず、セバスに頼んでアルトに
大会を一年後に開くと伝言を頼む
皆意気込みはいいけど…
限界突破してなくてLv同じだろうに…
その後は解散を言いつけ、アシェルの様子を見に行く
今は家庭教師が付いて勉強中だ
コンコン
???「 はい どうぞ 」
「 ライリー先生 アシェルの勉強中すみません 」
ライリー「 神子様でしたか いいえ大丈夫です
アシェル様そのまま問題集を解いていて下さい 」
シェル「 はい先生 」カキカキ
ライリー「 如何なさいましたか? 」
「 シェルの勉強は何処まで進んでいますか? 」
ライリー「 中学二年って所ですか 物覚えも良いのではかどってます 」
「 では来年から行く学校には支障がないと? 」
ライリー「 えぇ 大丈夫です 」
僕はあまり学校に行けなかったから、アシェルには楽しく通って欲しい
先生が大丈夫だと言うのだから、大丈夫なのだろう
安心したので、先生に感謝を伝え 部屋を出る
来年はやる事が沢山あり過ぎて、困る事もあるだろうけど
大丈夫だと信じて10月を待つことにした
テラスへ行く途中ルークと会う
何か困ってるのか項垂れている
「 ルークどうしたの? 元気ないね? 」
ルーク「 あ 司 いあ… あのな 」
「 何か困りごと? 」
ルーク「 はぁ あのな、あんな強ぇー団員達と戦って
大会を勝ち上がれるのかと心配してたんだ… 」
「 何でルークが大会に出場しなければならないの? 」
ルーク「 何でって! 3.000人の中に入るためだろ! 」
「 心配しなくても、ルークは3.000人の中に入ってるから
安心していいと思うよ? 」
不思議そうな顔で見つめられ
ルーク「 なぜ俺が残れると? 」
「 だってルークがしてた仕事は、事務仕事だから
お金の管理だってルークしか出来ない
なら残って貰うしかないじゃない? 」
ルーク「 あはははははっ 心配して損してたよ
安心した!これで心おきなく
大会に出場して順位を見て来れるよ 」
「 良かったね? それと明日から一人ずつ
団員を僕の執務室に来るように伝言頼める? 」
ルーク「 あぁ 伝えてくるよ 司有難うな 」
そう言ってルークは走って行った