叶えすぎ
あれから、三か月がたった
僕が30歳になり アシェルは生後三か月 首も座りしっかりしてきた
それと僕の誕生会だけど、願いを目当てに来る人が多くて
祝い事に願いを叶えるのは、これで最後にする事にした。
それを聞いた人達は残念がっていたが
もし叶えるのなら、聖騎士団の人が辞めて変わりに入る人のみにした
いつ、入れ替えがあるのか聞かれたので
セバスに交代して答えて貰った
それに、毎回じゃ叶えすぎだと思うし やり過ぎだと思う
何とか納得して貰い最後の願いを叶えた
アルトは無念なのか、見つめてきたが無視してみたい所だが
いつもお世話になっているので
父上の許可があれば、何とか考えてみると言うと
聞いて欲しいと目で見つめられ
父上に聞いてみる
( 父上いますか? )
【 いるよ 30歳の誕生日おめでとう! 無事生活出来てるね 】
( 何とか生きてる 父上見てたと思うけど
如何したら良いと思う? )
【 ん~ 契約したらいいんじゃないかな? 】
( 契約? )
【 そう 君と君の奥さん、そして直系の子孫に
もし不利益をもたらす存在が現れたら
全世界の力を持てる人達は、それに直ぐ対処する事
それを条件にするなら、願いを一人3つ叶えて良いと思うよ? 】
( そんな契約して良いの? )
【 身の安全のためだよ 良いに決まってる
特殊スキルにスキルを追加しといたから、それですると良い 】
( わった 有難う父上 )
それをアルトに伝えると即決で契約すると言い出した
権力ある者達も立候補してくる
仕方がないので、一人ずつ契約をして願いを叶えて行く
やっぱり欲しがったのは、不老・若返りの薬 人気あるね?
残りは好きなのを叶えた
これでさらに身の安全がとれたと言う事で
護衛の数が気になって来る…
そばにいるセバスを呼んで
今後使用人含め 3.000人まで減らすと伝える
そして契約が終わり次第、次の年に3.000人に収まる様に
大会をする事にした。
セバス「 承りました 」
誕生パーティーから帰宅して
息子のアシェルの顔を見てから就寝した