秘密事
白金貨から金貨に変更しました
ピチュピッピッ
窓から朝日が差し込む
二人で寝ていたから結構汗をかいてしまった
「朝か今日はどうしようかな次の町に行くのに冒険者を雇うか後旅用の雑貨だな」
「おはようございます…」ゴシゴシ
「敬語じゃなくていいぞ」
「おは… ようです」ニコッ
「よしよし 朝飯を食いにいくぞ」ナデナデ
「うん!」
朝食を取ったら今日の予定を言う
「と言うわけだからギルドにいくぞ」
「うん 旅できるかな?」
「あのな俺の秘密の一つでな?ロキにスキルを譲渡したんだ」
「え?僕スキル何て一つもないのに?」
「自分を鑑定してみろ 鑑定も渡したからな」
「うそ… 鑑定!」
ボロボロボロボロ
急にロキが泣き始めた
きっと自分にスキルが付いた事が嬉しかったんだろう
「泣くなよ…」
「スキルが…スキルがあるんです!」ボロボロ
「良かったなw」
「うん… 剣術があるから僕剣術頑張ってみたい!」大泣
「じゃ俺と一緒に覚えようか俺も初心者だからな?」
「うん!」
「となると剣も買いに行かないとだな」
「剣」キラキラ
と言うわけで先に冒険者ギルドに来てみた
ガヤガヤガヤ
「ガハハハハ俺の勝ちだな!」
「もってけ!このクソ野郎!」
朝だと言うのに酒場らしき所で酒を飲んでる奴や
ボードに張り付けられた紙を見ている奴など様々だった
「ドキドキする…」
「ロキは登録しとくか?身分書がないからなぁ」
「身分書ないです…」
「とりあえず並ぶか」
数分したら自分の番が来た
「いらっしゃいませ 何の御用できましたか?」
「登録と依頼をしにきた」
「登録と依頼ですね ではまずこの用紙に必要事項を記入して下さい」
「ロキ字は書けるか?」
フルフルと首を左右に振っている所を見るとかけないみたいだな
「俺が代わりに書こうか」
名前
属性
魔力量
得意な武器
ロキ
火属性 水属性
300
剣
「これでいいか?」
「結構です プレートが出来るまで暫くお待ちください
その間に依頼の受付をします
どの様な依頼ですか?」
「イエスタの町までの護衛依頼を頼みたい」
「はい 依頼料はおいくらにいたしますか?」
「金貨10枚で頼みたい」
「そんな高額でいいんですか?普通ならば金貨5枚ぐらいなんですが」
「その代わりしっかり守ってくれる護衛にして貰いたい
後護衛中に剣術を教えてくれる人に頼みたい」
「剣術ですか? では剣士がいるPTがいいですね
はい受付ました お支払いは先払いですので」
司は財布から金貨10枚を取り出し受付に渡す
「日付はいつからですか?」
「6日後の朝9時に東門で集合でお願いします」
「はい 受付は完了いたしました そしてこちらがギルドタグになります
説明は受けられますか?」
「僕は聞きたいです」
「俺はあっちの机で寛いでるからゆっくり説明聞いてこい」
「うん!わかった」
司はそう言うと入り口近くにあるギルドの酒場の椅子に座る
(後は剣かな そういあ俺の剣はあるのかな?)
『イエスマスター マスターの剣はアイテムBOXの中に御座います』
(そうか分かった)
BOXを開いて中を探してみると手に当たるものが見つかった
掴んで出してみると黒色で鞘の先に宝石がはまった剣が出てきた
「鑑定」
名前 シュリクスの剣
ATK 1200
SPD 500
名工シュリクスが作ったと言われている名剣
ATK・SPD共に上昇する
(中々の剣じゃないかな?強すぎず弱すぎず
とりあえず当分はこの剣でいいかな?)
「司さん説明終わりましたよ」
「分かった次は旅に必要なアイテム買いに行こうか」