勇者召喚2
『 対象を絞って下さい 』
( 基本ステータスが高い人! )
( 若い人! )
( 今回は神が関与出来ないと言う事を理解してくれる人! )
( 邪神と戦って欲しいと言う願いを承諾してくれる人! )
『 もっと対象を絞って下さい 』
( 戦っても良いと言ってくれる人! )
( 僕が帰還魔法を持ってると信じてくれる人! )
『 対象が増えました もっと絞って下さい 』
( 人数がいればいるほど良い )
( スキルは一人5つまでは、渡せる事で納得してくれる人 )
『 対象がかなり減りました 25名います
リンクしてみますか? 』
( お願いする! )
( おい!今のは本当か!? 異世界へ行けるのか? )
( 行けます )
( 私魔法を使いたいんだけど使えるかな? )
( 使えます )
( 5つまでならチートくれるんだよな? )
( 僕が付与出来るスキルなら付与します )
他にも沢山質問があったが最後に聞いてみた
( ファリス この世界を救ってください! お願いします! )
25名( 任せろ!!! )
『 承認が取れましたので、召喚を開始いたします 』
回復していた魔力が、ごりごり減っていく
( 魔力足りるのかこれ )
『 イエスマスター ぎりぎりです 』
魔力が尽きるかもしれないと、ふらつきかけた時に 時空が歪んだ
人影が薄っすらと見え始め
それして歪んだ空間が弾けた瞬間
結構な人数の姿がどさっと落ちて来た。
「 はぁはぁはぁ 魔力足りた 何とか足りた 」
『 マイマスター 本当ギリギリでした 』
僕は地面に座り込み、アインスに支えて貰う
アインス「 よく頑張った! 」
ロー「 すげー 人が来た あれが勇者なのか? 」
???〖 ここが異世界? 〗
???『 すげー美形だ 』
???『 美形×美形 逝ける! 』
イアン「 勇者様ですかな? 」
???〖 何だ? 言葉が分からないぞ? 〗
???〖 本当だ! さっきは理解出来てたのに 〗
勇者と各国王達も戸惑う、僕はちゃんと理解出来てる
僕は、荒い息を付いていて話せない
( ユリウス 代わりに通訳してくれないか? )
『 イエスマスター 任せて下さい 』
『 皆さま先ほど、条件を呼び掛けていた、
マスターのスキル ユリウスです 初めまして 』
25名〖 初めましてー! 〗
『 皆さんは今、言語理解がありません スキルを付与して貰えば
言葉を理解する事は出来ますが
生憎マスターは魔力枯渇寸前で倒れています
明日まで待って頂けるでしょうか? 』
25名〖 スキル付与してくれるなら待よ~ 〗
ユリウスが各国の王に説明をして
スキルが喋るなどと、驚いては居たが 理解してくれたので
城へ移動する事になった
僕は立てなくて、フラフラになって居ると
レオが抱っこして移動してくれた。
僕は魔力回復に3日かかった