常闇の森1
大会から一か月たち、遠征の準備が終わった
狩場予定地は、通称 常闇の森と呼ばれていて
未だ誰も、最深部に行った事ないそうだ
僕がブルブルしながら、周りを見渡していると
テオドールが混ざっていた
「 何で第一王子も混ざってるの? 」
テオ「 やだなぁ 神子様、水臭いですよ 僕も行きますよ 」ニコニコ
騎士4名と将軍を連れてきている
レオ「 PTに入れてやれ 」
僕は言われるままスキルを使った
最近レオの態度が… 強者の言葉だし… 聞くけど?
話し合いの結果、走っていくそうな
僕は息が持たないと言うと
ロキに姫様抱っこをされ、出発となった
「 きゃーーーーーーっ 」
僕は、叫び声を上げている
時速200Kは出ているだろうか
ロキはニコニコして、落とさない様に走っている
早さに付いて行けない人は、数日前に出立していた
テオドールはセバスに抱えられて移動
3日ほど休まず走って現地に着いた
僕は… 気絶していた
ざわざわ
意識が戻り、人が喋っている声が聞こえる
セバス「 明日の朝、狩りに出発です
皆さん十分に睡眠を取って下さい 」
「 つかさ気が付きましたか? 」
「 何か凄い怖い思いをした気がする… 」ブルブル
「 これから夜ですので、食事をしたら
アメルを飲んで休んで下さい 」
「 分かった 」
その後世話をされ、薬を飲み眠りについた