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ベリーシャンパン観覧車  作者: 菅原よしお
1/1

第一幕

乾杯


これが人生における唯一の楽しみ。


何かあれば乾杯


悲しい時でも乾杯


僕の人生に完敗


なーんてうまい事を言うつもりはない。


人生ってみんな何かしらのドラマが存在する


それが当たり前の世界だから


そんな僕が今から書くのは


人生における唯一の完敗






僕は自分で言うのもあれだが

少しハンサムボーイ

女性に声をかければ一晩で抱けるくらい

自信が溢れている男

そんな僕が1人の女性に恋をした。

僕より少し背の低いセミロング位の女性

愛想のよい笑顔にこの僕が惚れるなんて

夢にも思わなかった。

その女性に声をかけた。


ねぇ君名前なんていうの?

教えて、教えて。

おれの名前は菅原よしお


あのー。ナンパとか興味ないんで。


違う違う。ナンパじゃないよ。

君をみた瞬間、僕は惚れてしまったんだよ。

この世界のどの女性より君は魅力的で

オーラが全然違う。


クスッ。フハハハ。


女性の笑顔に嬉しく思えたのは初めてだ。

なんて美しい。そして気品に溢れてる。

あーーこれが恋なのだな。

この女性を自分のものにしたい。

よしおは思った。


名前教えてほしい?


うん。教えてよー。


みさと。茂徳美里。

ちょっと古い名前でしょ?ふふっ


そんなことないよ。かわいい名前だ。

僕その名前好きだなー。


ほんとにチャラい発言ばっかね。

でもなんだか楽しい。


これほどまでに嬉しいことはない。

人生のハッピーがいまきている。

この後が大事だ。

いま僕は二択の分岐点なたたされている


一つは

このまま押して押して押しまくってその日の

うちに良い感じまでもっていくか。


二つは

ゆっくり地道に押すかだ。

番号を聞けばあとはこっちのもの

地道に地道に時間をかけて落とすかだ。


でもこの子にはなんだか今までと同じ

方法は使いたくない。


って思っていたよしおは三つ目の分岐点をだした。



じゃあ俺の番号教えるからもしよかったら

連絡してきてよ。いらないなら捨ててくれても

構わないから。


あえての駆け引きをここでくりだした。











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