第5.5話 その頃の女性陣
とても短いです。
女性陣side
「今頃悠達はなにしてるんだろうねー?」
今は訓練の休憩時間。私達は休憩がてら話をしている。
「そうですね。護衛ということもあって少し心配ですね」
「悠は平気だろうね。修次は……まあ頑張り次第?」
普段、顔をあわせれば喧嘩ばかりしているがなんだかんだで心配なようだ。
「平気だろう。いざというときは頼りになるのだから」
「そうですね」
紗綾先輩は槍の手入れをしているがいつもより雑になっているのでとても心配なようだ。
「ところで話は変わりますが、紗綾さんは修次のどこに惚れたんですか?」
いきなり結衣が爆弾を投下した。
「な、なんのこ、ことかな?」
慌てる紗綾先輩。隠しているようだが隠せていない。槍の手入れのスピードが尋常じゃない。
「結衣、ストレートに聞きすぎ」
「そ、そうですか?」
結衣は結構天然なので時々爆弾発言をする。こういうところが男子から人気だったのだ。
「はぁー。バレてたか。分かりやすかった?」
「はい」
「分かりやすかったですね」
日本にいたときも顔が赤くなったりしていたので分かりやすかった。
「どこを好きになったか?うーん、男らしいところかな」
「他は?」
「……気づいたら好きになってたね」
「はい、惚気話ありがとうございます」
そう口にすると紗綾先輩はたこのように真っ赤になった。そして恥ずかしさを隠すためか紗綾先輩は訓練場に行き、槍を振り回し始めた。
「やっぱり分かりやすいですね、愛姫」
「そうね。でもからかいすぎたね」
少しからかいすぎたな、と反省する二人。
「でもやっぱり心配ね」
「魔族に会ったら分かりませんからね」
「不吉なこと言わないでよ」
「信じて待ちましょう」
「そうね」
「おーい、訓練再開するぞー」
レストさんが私達を呼ぶ。
「今行きまーす!」
「私達も強くなってサポートできるようになりましょう」
「そうね。悠と並んで戦えるようになろう」
そうして二人は訓練場に行く。その後ろ姿は決意に溢れていた。
別に作品を執筆中なので遅れたりすると思います。
執筆楽しいなー(((o(*゜∀゜*)o)))でも実力はないんです(´д`|||)