ラストデイは全力で遊ぶに限る。
今回は前編、後半に分けました。
前編は儀式前夜、後編は儀式の当日の話です。
前編はいつもどうり、後編はシリアスぽっいものをかきます。
決意からもうすぐ3年。というか明日が運命の日、魔力の儀、色の儀である。
この3年、訓練したり、本を読んだり、ユンをかわいがったり、サーシャをいじったり、ユンをかわいがったり、ラピスを甘やかしたり、ユンをかわいがったり、ラピスを甘やかした。、ユンをかわいがったり、ラピスを甘やかしたりしていたんだ。
おい!ちょっとまて、姉好婚の諸君。どこからそんな物騒な武器だしたの?隠す場所ポケットしかないのにどこからそんなハンマー、ハルバード、包丁なんて出てくるの。青い猫のロボットですか?4次元につながっているポケットなの?
へい、そこの君、空気よんでわざわざ、地球微塵にする爆弾ださないで。
よし、お前らの言い分聞いてやろう。
うらやましいんだよ!!ハゲろ
ついでに爆発しろ
そして、お前がいなくなったら、ユンは俺の嫁だ。
俺はラピスだ。兄さんという呼ばれるために俺は生きてきたんだ。そのために俺は花火職人をやっていたんだ。糞きたねー花火を打ち上げてやる。
…………………ドガ、バキ、グチャ。
す、すんません!自分、ちょーしのってました。
え?何だって?グググ
ちょ、ま、そこの間接はそれ以上曲ががらなギブギブギブアッアッギィヤァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…………ドサ。
パンパン
よし次はお前だ。
え?ちょ、ま、アーーーーーーー
しばらくお待ちください
よし、ゴミ処理終了、この二人みたいになりたくなかったら帰れ。
マジすんませんでした。
話を戻そう。
俺の言っていた可能性と言うのは空気中にある魔力を自分に合った魔力の波長に合わせる。というものである。本によると1人1人に魔力に合った波長があるみたいだ。俺は2年、ずっと探したが…………
いっこうに見つかる気配なし!!
正確にはどこか答えがわかりそうでわからない状態が2年続いている。よってストレスがたまりまくりであるがユンとラピスをかわいがって発散してるんだ。
ありがとう、マイテンジェル
そういうわけで十中八九、俺は捨てられルートだろう。
………悲しいか?
違う。
ヨッシャーーーー自由だーーー。
まあ、ユン、サーシャ、ラピスに会えないのは寂しいが、まあ、死ぬわけではないからな。
取りあえず今日は…………
ダッシュでユン、サーシャ、ラピスの部屋へ行き全力でドアを開けた。
「ユン、サーシャ、ラピス遊ぶぞ。」
恐らく当分と言うか年単位で会えない3人と全力で遊ぶことにした。
★★★★★★
「いきなりなんですか?いつも死人のような顔して突然来ては無言でユン様とラピス様のところにダイブして5分間じっとした後ツヤツヤの顔になった後に言うのにどういう風の吹き回しですか?頭がおかしくなりましたか?あっ元々でしたね。失礼しました。」
物凄い長いセリフを噛まずに一呼吸で言ってのけ勝ち誇った笑みを浮かべているサーシャだが…………まだ甘い
「俺が常時頭おかしいとか言うなよ。妹と義妹を可愛がってないが悪い?遊んでやってなにが悪い?俺がおかしいことをしているか?少なくとも時と場所を選んでやっている。」
サーシャが悔しがってるのを確認し次は俺のターンとばかり口撃する。
「それにサーシャだっていまだにママってよんでいるの?」
目に見えるように狼狽している。
「サーシャが寝込んだときに見に行こうとしたら見ちゃったんだよ。ママ、リーズ食べた~いって扉に入る前に聞こえたんだ。」
あの時はヤバかった。笑いがこみ上げてきて自分の部屋でまでの道のりがあんなに長いと感じることはなかった。ついでにリーズは前世的に言うとリンゴである。異世界でも安定の病人食とは…………恐るべし。
サーシャは顔赤くし、恥ずかしがっていた。そこで俺は一気に畳みかける。
「まあ、良いんじゃないかな。人それぞれだよ。例え目の前でサーシャがママと言っても笑わないから。目の前でわね?」
トドメに
「ま、恥ずかしがるなって。」
俺は肩に手を置いてなだめるが……
「誰のせいでこうなってると思うんですか?」
「ん?自業自得でしょ?」
ニッコリ笑うと残念メイドは撃沈した。
★★★★
「で、遊ぶといってもどうすのですか?」
5分たって復活した残念メイドは何事もなかったように言ってきた。
ふ、甘い。俺は最近イタズラがお気に入りのユンとたまにそれに関わっているラピスに目配せをして頷くと声を揃え
「「「ママ」」」
「ごめんなさい、忘れてください」
「よろしくてよ」
「おにーちゃんなにするの?」
「外に出て鬼ごっこでもやろうか。その後村を散歩したいんだけどいいか?」
3人の意見を求めると。
「んーわかったよ!!」
「たまには散歩も良いですね。」
「よし!んじゃ外に行こう。」
「ちょっと待ってください。私に否定k「マ」すぐに行きましょう。それ行きましょう!!」
フッフッフ、俺に勝とうなんざ甘い
★★★★
「さて鬼ごっこだが」
「ちょっと、いいですか?リズティー様」
「なに?」
「リズティー様、今まで鬼に捕まったことないですよね?」
「そうだね、ないけど。」
「ですので3対1の鬼ごっこはいいですか?」
「いいけど、ルールを少し変えるけど?」
俺はそう返すと、サーシャは自信満々に
「いいですよ?今日がリズティー様を捕まえます。」
死亡フラグを建築し3対1の鬼ごっこが始まった。
「変えるのは時間無制限が三分間俺が逃げ切ったら勝ちな。」
「異論はないです」
「捕まえたらナデナデしてね?」
「行きますよ?兄さん」
そして三分の戦いが始まった。
「ハァハァ、人間ですか?何で後ろからの奇襲がわかるんですか?」
「うーナデナデ………」
「軽く動きが霞んでみえたときがあったのは気のせいかな?」
水を家から持ってくると3人に渡した。
「お疲れ様。休憩したら、散歩にいこう。」
10分の休憩した後散歩に行った。
★★★★
「オッサン久しぶり」
俺は近所の雑貨屋のオッサンを訪ねた。外に出るときは必ず挨拶に行き顔を見せる。元冒険者だったが怪我をして引退、結婚して雑貨屋をしている
「おー坊主珍しいな。外に出るなんて」
「人を引きこもりみたいにいわんでください」
「仕方ないだろ。お前が外にでるのはドーズが馬車道を子ずれで全力疾走するくらい珍しい。」
ちなみにドーズは犬のブルドックみたい生物
子ずれ時期は俺みたいに引きこもりゲフン警戒して外に出ないのだ。
「で、なんかようか?」
「いや、散歩がてら冷やかしに。」
「性格悪!」
こんな感じで人と話まわっていたら夕暮れになっていた。
「よし、そろそろ帰ろう。」
「うん!今日のご飯何かな?」
「ふう、歩きまわるのってけっこう疲れますね。」
「……………」
「ラピスどうしたの?」
「え?いや何でもないですよ?」
ラピスは何事も無くだか確かに違和感のある返し方だった。
俺は周りを少し見渡し、何となくさっした。
近くには…………
自分と同じくらいの子が両親と歩いていたからだ。
俺はそれを見て最後くらい義妹に兄らしいことをしてやろうと思った。
後編に続く!!