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陣術の大実験

 「さあ、楽しい大実験を始めよう。」


 俺は嬉々として道具に近づき物を漁る。


「必要なのは法陣をかくため専用の筆と魔真樹の木の板のはずなんだが何でこれに紙があるんだ。いらなくねぇーか?」


不思議そうにガリバーは首を傾げる。俺はそれに対して答えずただ一言


「なに、ガリバーの好きな面白いことをするだけさ。」


するとニヤリと笑い何も言わなくなった。レッカもマグもエリ姉も俺のする事を見ている。


俺は取りあえず実験の前に自分が見える魔法陣が実際に使えるか試すことにした。一応ストックはいくつもあるがその中で風の小さい刃と砲弾を混ぜた別名風砲斬を書く事にする筆にインクをつけ魔真樹にその魔法陣を書く。


カーブを滑らかに描きある時は綺麗な直線を描く。フリーハンド……定規はコンパス無しに書く。と言うかまずそれがないんだけど。ズレがあるとどうなるかは知らんが………まあ、いいか!


書き終わると一息。周りを見ると全員唖然としていた。どうしたんだ?フリーハンドがそんな珍しいのか?


『バカなの?そこじゃないわよ』


またもや思考を読む葵。と言うか何でここまで家の猫さんは優秀なのか?俺気になります!と言うのは置いといて、言わずもがなわかるけどね。次くる言葉は


『何であなたはそんな対して研究されてない陣術の魔法陣を知ってるの?しかもそれ世の中に出てないわよね?』


『博識だな。まあ、それはあちらからも質問があるから、うん』


そう言ってあそこの4人を指す。ガリバーとレッカとエリ姉はこの異常性に気づいてないようだ。だがマグは気づいたようで驚いた表情でこちらを見てる。うーん……わかる人にはわかるんだようね。


「おい、この魔法陣………見たこと無いぞ。どういうことだ?」


「えっとどうしてわかったんで?」


「俺は単純に趣味のようなものだ。知識を深めるためにいろんなものを読んだりしていた。最近陣術関係のものを読んでいたからわかったんだ」


なるほど。………すげー。何でこんな人が盗賊をやっていたんだって感じだな。

 

「それでどうしてだ?」


なぜか押しが強い。あれか?興味には貪欲なのか?でもどうしようか?ただでさえ後にもビックリ箱があんのに………よし!オフレコで!曖昧にぼかす!


「まあ、気にしないで」


「……………」


とっさについた言葉でマグは固まった自分でもこれは無い思いました。


「………言いたくないことか。すまんな」


………この人マジでなに?いい人すぎね?初め言葉数少なくね?と思った俺を殴りたい。


「気にしないで、うん。」


俺はマグの腰をポンと叩く。肩にしたいが届かないので却下。


「発動だけしてくれるか?」


すごく申し訳無さそうに言う。すごく罪悪感だ。俺は頷くと魔力を込め発動させる。木の持っていた魔力をすべて使った風砲斬真っ直ぐと問題なく打たれ…………





目の前の森を大量に破壊していた。



…………あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!

    全略!!



すいません。驚きすぎて頭が飛んでました。

ついでにこれを見たときの4人の反応は


「ほう……」

「へ?」

「ふむ」

「……!★☆×★」 声にならない叫び


ガリバーとマグはメンタル強すぎだろ!逆にエリ姉は弱すぎる。レッカが普通の反応だよな。恐らく。


だがおかしいな。あんな、チート級の威力なら今頃大盛況間違いなしなのに。魔力は普通。木のものを使ってるから。さすがにSAN………じゃなく産地で変わることはおそらく無いしあそこまでの変わりようはおかしいな。本来威力はもっと低いのに。となると原因は最も怪しい魔法陣。低いのに高くなったと言うことは魔力の量に余裕があったらその分威力が上がったと言うのが一番ありそうな仮定だろう。そうなるとこの魔法陣は恐らく無駄が無いのだろう。余計な脇道が多くなく1本の道のように。脇道にそれるものがなくなりその分威力が大きくなった。




………あー1番つうか当たりじゃね?まあ、いいや。本題だ本題



俺は消えていった森に黙祷を捧げ紙に手を伸ばした。紙にさっきと同じように魔法陣を書きさっきと同じように発動させる……がなにも起こらない。


「おい、どうした。面白いことが起こるんじゃねーのか?」


「ちょっと黙ろう(ニコリ)」


「お、おう。」


軽くいらっときたので殺気滲ませたら返事がどもってるwww7才にwwwwwwっといい加減やるか。


俺はさっきやった方法つまりはじめにやった紙本来にあった魔力を解放させるのではなく、紙に書いてある魔法陣自体に魔力を向けた。すると………



        ぽん



「あっ…………」



今度はさっきより威力は少ない。木を1本倒し周囲の木が刃で軽く切れただけだ。


『あなた……この森に何か恨みでもあるの?』


『ない、方向間違えた。でもほら実験に失敗は付き物だよ?』


『げ、ん、ど!って言葉を知っているかしら?』


『ごめんなさい』


素直に謝った。まあ付き物とは言えこれはひどい。やっちまったwww


とは言え俺の予想は当たりかな?


さて、俺の予想………それはこのインク魔力通すよね?ってことだ。なぜなら魔真樹の板の魔力を解放しても魔法陣自体がそれを受け取る要するに魔力を通さなければこれは成り立たないのだ。そこで俺の実験は、陣術と言うのは魔力を持っているものにペンで魔法陣を書くと言うものだ。ここの魔力を持つものと言うのは魔真樹だな。次が俺の仮定。インクが魔力を通すなら魔力をインクそのものに渡して発動すればいいのではと。そうすれば魔真樹が必要なくなり、効率化出来る。まあ、インク自体に魔力を渡すってそれなりに制御できないとだめなんだけど。そして威力が著しく低くなったのはこのインクがあくまでも通すだけだからだろう。1回でピペットに蛇口から流れる水を直接的にとるよりバケツの中の水を取る方が多く水を取れる。



まあ、何がともあれ実験は成功。インクの開緑が必要になるが取りあえずは一息。


「今その紙で発動したようたようだか……いや、何でもない聞かれたくないんだろ?」


とまたまた寂しそうに言うがそこまでではない他言にしないことを条件に話した。


「お前は頭がいいな。本当に子供か?」


ごめんなさい。今年で前世含め30になります。オタニートでごめんなさい。



「なあ?あたしは思うんだけど何でそれ話しちゃだめなんだい?いい儲けになる」


なぜって?そりゃもちろん


「俺がやだから」


「あんたは駄々っ子かい!」


鋭いツッコミ………ありがとうございます



「嘘です。単純に魔術とのパワーバランスが一気に崩れるからと言うのが理由。始めは半信半疑だろうけどいずれ陣術が魔術を覆してまた表に出る。魔術は消える。同じことが起こるんですよ。だからまだこの事は他言無用です。」


全員、葵までもがポカンとしていた。


なに?意外なの?もっとチャラッとした方がいいか?


「あかん、この子めっちゃえらいわ」


「うう、私今まで空気でてした。ぐすん」


「ここまで、子供が考えられるとは」


「俺と同じただの戦闘バカじゃないだと……」


それぞれしみじみと呟くとこっちを見た。俺は取りあえずガリバーをさっき書いた魔法陣で吹き飛ばす。もちろん手加減はする。これ以上の森林破壊だめ!絶対。………うん俺が言えないね。だが………


「誰が戦闘バカだ!」


俺は断じて戦闘狂もとい戦闘バカでもない。


「お前俺を殺すきか!それさっきの奴だろ」


「大丈夫だ。手加減した。よかったな。紙の陣術の初の被害者だぞ?喜べよ?」


「喜べるか……流石に焦ったぞ」


俺はそんなガリバーをスルーし若干空気だったエリ姉の所に行く。


「エリ姉、大丈夫?」


「ぐすん、私。空気、空気、空気、空気」


目が虚ろであり肌に艶がない。この姉は大丈夫なのか?


「うーリズちゃん、ぐす。」


俺を見つけると目に光が差し肌に艶がではじめる


とことこ。ぎゅ。なでなで。


「ふー」


一息つくと目に生気が戻り肌が光りだす。



あれ?何かデジャヴ。まあ、いいか?何でも。




「まあ、そのさっきの話が他言無用なのはわかった。こいつらにはしっかり目を付けよう。」


え?………おかしいな。今にでも雨が降るか?


「ガリバーが………話をまとめた?目を付ける?いや付けられるのはお前だ。」


「おい、減らず口を叩くのはこの口か」


と近づき頬を伸ばそうとする。

魔法陣を見せる

下がる


…………勝った







こんなカオスの中、陣術は止まっていた場所から新しい1歩踏み出す。








どうもお久しぶりです。何だかんだ結構続けられてますね。次回のお話はまた同じくらい期間があくかも?まあ、話は何となく頭にあるのでだいじょーぶ!!まあ、この話書いてる途中に思いついた閑話?みたいなのおくか先に進めるか迷ってますが。


8月後半もしくは9月中盤あたりにまた会いましょう。




感想、アドバイスとうお願いします。

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