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夏生詩集

今から近い未来

作者: 夏生

底の底からてっぺんまで昇りつめて


眺めは期待したものほど良くはなく


灰色の視界が広がるばかりで


目指すものはおろか


右左もわからなくなった


虚無


と、嘆いて放棄する人がいて


虚無


を、金に変えて強かに生きる人がいて


良し悪しわからず、ただ進む人がいて


寂しさに耐えきれず、無味無臭と話す人がいて


希望


という昔話に酔いながら眠る人がいて



を、破壊のために使いきる人がいて




の、正体を掴もうとする人がいて



それでも慎ましく、正しく生きようとする人がいた















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