表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

I.W--sweet dream;Dory--

作者: 市川夏生

私は田所 夢埜。

南高校二年生の図書部。


以外のスペックは、無い。

「行くか…」

此処は図書準備室。

隣では後輩の早山由布夏と同級生の見風陽翔が騒いでいる。

私は彼らとは顔を会わせない。

それには理由もない。

それよりも、最近突然私の想像に現れたI.Wへ行くのだ。

I.Wでの私は魔法使い。

現実では地味な傍観者。

(悲しくなるな)

私以外が歪なヒトな世界で走る。

そして目を閉じた…


今日も適当にプラプラするか。

と、歩き出せば、目を疑うような人がいた。

「見風くん…?!」

勇者の格好をした見風陽翔がいた。

(なんで見風くんが此処に…?!声、掛けて良いのかな…?)

でも何て言う??

「貴方は」

うわぁ…怪しいよ、私。

「誰だ!?何者だ!?」

「私は…」

一瞬考える。

私は…私は…

夢埜…夢…

「ドリ」

そう発してみた。

見風くん、貴方は私を知らないよね。

だけどね

今、決めたよ。

私はドリ。

ドリとして君に近付く。

そう決意した私の目に、不思議そうな見風くんの顔が映った

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ