ゆったり話その1 落ちこぼれ記者の交友関係《フレンドライフ》
4話の1日前の話です。飯田庵佐の交友関係はどんなものなんでしょうか?
僕は基本的にインドア派であり、休日は基本家で過ごしている。東京の一人暮らしだが太輪新聞の家賃補助はめちゃくちゃ良くてかなり安くいい物件に住めている。
インドア派だがたまに秋葉原近くにあるバー"1.5倍速"で飲んだり、中古品を売っている店で買い物をしたり、友達と遊んだりしている。中古品は実際に見ないといけない、とチャットで知り合いのアマヤンが怒りを滲ませながら話していたからそれ以来実店舗に行って買っている。
そんな僕の友達は大体ネットかバーで知り合ったのがきっかけ。また学生時代に出会った子や、バイトの時にできた友達、福岡にいた時の友達がいる。ただ今も相当仲良くしているのはそんなにいない。
ネットで知り合った友達の中には警察に勤めていたり、銀行員の人もいるが僕は基本的に証明がないので嘘だと思っているし、僕が新聞記者だと言うのも嘘だと思われていると思っている。でもそれでいい。仕事に関係ない話をして、下ネタ言いながらゲームするだけだし。ただ、警察に勤めている子の一人に関しては東京にいるので何度か飲んでいる。初めて飲んだ時は嘘だと両方が思っているので、僕は手垢がベタベタにつくぐらい相手の警察手帳を触ったし、相手は名刺が汗でベタベタになるぐらい触った。
バーのマスターは東京に来てから出会った。このバーが先ほどの1.5倍速である。最初出会った時彼はバーテンダーとして働いていた。だがその時は氷の量がランダムすぎたり、僕の飲み物をさも自分のもののように扱ったりするなど両手で数えきれない数の問題を起こしていた。だがマスターになってからは夜はアニメをリアタイしたいから、夜の方が友達がゲームしてるからという理由で昼間だけにバーを開店する圧倒的な傲慢さのおかげで本当の自分に戻ったのか問題行動は治った。その影響もあり既存客を手放したかと思えば、オタクの客がかなりの数増えたので結果的に収益はプラスになった。だが昼間開店なので看板メニューが炭酸水と水というバーとして看板を下ろした方がいい結果になってしまった。そんなマスターとも僕はゲームをしたり、中古品巡りをしている。
福岡時代の友達や新潟の小中高の友達とは連絡を取ったり、東京観光の手伝いをしたりしている。だが小中高の友達との連絡はとてつもなく丁寧な文言になってしまう。普段の記事では記者なのに逆に添削してもらうためにお金を払わなければならないほど稚拙な文なのに。やはりあの頃の僕は厨二病がひどかったから、今の僕とは違うということを相手に感じさせなければならないからだ。
大学時代の友達とは今もかなり関わっている。特に僕と同じ時に入学してきて、同じ学部学科、サークルも軽音で同じだった2浪のクドーとは同居していたくらい仲が良かった。新入生が飲まされそうになった時に先輩にバレないように、2浪だから!と言って全員の酒を飲んだところはどの映画よりも感動した。あのシーンのカードを財布に入れて持ち歩いている。
会社内では後輩の西岡とご飯を食べたりしている。西岡はとてつもなくいい奴でカラオケも上手いし友達もたくさんいる。
小山先輩とも飲んでいるが、たまにヤバい人も一緒についてくる。ずっと僕のことを一定周期で叩く人がいたりするので本当に二人きりで飲みたい。
その二人以外とも飲んだりしているが話していて楽しいのはその二人を含めて四人しかいない。
明日はDVD BOXを受け取るので楽しみで仕方ない!