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1,すたーと!のまえに

えー、本編投稿は遅らせるって言ってたけども、今回!1話だけ出しておきます!

理由!1話出したら後戻りできないと思うから!です。

自分失踪しそうだし、もし出すとしてもペースをゆっくりにしないと死にます…絶対。

というわけで、1話だけ先行公開しておきます!それ以降は溜め書きが7話~10話分ぐらいできたら始めます!

ちなみに現在、5話分できております。

えー、ほんとに頑張るので、

色々とよろしこじゃなくてよろしくです。

一人の少女が森の中を走り抜ける。

その後ろでは槍状の魔法が追尾しながら追いかけてくる。

その魔法は炎や水など様々な属性を持っているようだ。

その少女は魔法から逃げ切ることができないとわかったのか走るのをやめ、魔法に対して双剣の剣先を向け斬り刻む。

ヒュンヒュンと風切りオンとともに魔法のほとんどを斬り捨てることに成功したようだ。

だが、やはり飛んでくる魔法を斬り刻むという判断が少し遅れたこともあり、少しは被弾してしまったようだ。

そのせいか、双剣を持つ少女の顔が少し苦痛に歪んだ。

その後、少女の周りと双剣が光ったと思うと少女は目的を見つけたかのように素早く走っていく。

おそらく敵の所だろう。

そして少女は敵の元へと飛び出した。

少女の口元が僅かに綻ぶ。

そして、「いたっ!」とつぶやきながら目をギラつかせる。

そして、少女は走っていた勢いをそのままに敵を双剣で斬りつける。

だが、そこには先程までいた敵の姿はない。

少女の顔が驚きに染まる。

そして、すぐ少女の顔が苦痛に歪む。

少女の後ろには敵の姿がある。

転移魔法か、もしくは設置型のトラップか何か。

その対象の手元には魔法かなにかで作られたであろう剣があり、その剣は少女の腹を貫いていた。

それによって決着はついた。









と誰もが思っただろう。

その少女は腹を貫かれながらも片方の剣を思いっきり振り、そして、敵に斬り付ける。

その攻撃があたり、敵の姿がまるで転移でもするかのように消えた。

それとほぼ同時に先程まで苦痛に歪んでいた少女の姿が、まるで幻影のように揺らぎ、消える。

そして、森の中の少し離れたところから揺らいで消えたはずの少女の姿が現れる。


「キルを確認。ポイント加点、追加します。」


そんなアナウンスを聞き流しながら、少女は呟いた。


「お姉ちゃんに早く会いたい…はぁ…」


まるで、さっきの戦闘を気にしていないかのように少女はつぶやくのだった。





□□□□□□□□□□□□□





「お姉ちゃん〜ゲームしよ〜!」


妹の黒ちゃんがそんなことを言いながらすり寄ってきた。

桔梗 亜黒(ききょう あこく)通称:(くろ)ちゃん

黒ちゃんはこの名前の通り長くきれいな黒い髪をした子だ。

ちなみに私は白髮。名前は桔梗 舞白(ききょう ましろ) 通称:白である。


「いいけど、何の?」


そう言いながら、私は黒ちゃんを自分の膝の上に乗せてあげる。


「さっき見つけて面白そうだな〜って思ったやつ!これ!VRゲームのやつ」


と言いながら黒ちゃんの目の前に移し出された画面を私に見せてくる。


「あぁ、最近ニュースとかで騒がれてるやつ?」


確か、Variant(バリアント) of(オブ) Seoul(ソウル)っていうやつ。略してVOS。

特徴としては、はじめのキャラクター設定でスキルとかステータスを設定できて、それが現実におけるポテンシャル?の分だけ設定できるって感じだった気が…


「そうそれ!やってみない?」


うーん、やって見るのもありだけど勉強とかあるしなぁ…


「ねぇだめ…?」


そんな感じで悩んでいると黒ちゃんが上目遣いで聞いてくる。

こうされると私は弱い。


「もーしかたないなぁ…勉強とかちゃんとやるんだよ?」


「はーい!!」


はぁ、この子絶対狙ってやってるよ…

こうされると私は断れない…多分わかってやってる…

でもほんとにこうされると私は断れないんだよなぁ…


「ゲームソフトはどうするの?」


ふとそんなことを思い聞いてみる。


「今はネットっていう便利なものがあってね?ソフトもほぼ全部ダウンロード版があるのだ!!」


ほー、ネットすげー(小並感


「けど、私達の使っていいやつで、VRMMOでできるやつ1つしかないけどどうするの?」


「あ…」


黒ちゃんが間抜けな声を出した後、おかーさーんといいながら部屋から出ていった。



〜そして約10分後〜



「はい!これでできる!」


おそらくお母さんから掻っ攫ってきたのであろうVRMMOができるやつを2つ持ってそんなことを言ってきた。

私の両親と黒ちゃんはそこそこなゲーマーであり、色々なゲームでランカーだったりしているらしい。

実際両親はゲームの大会に出れるレベルの腕前で、両親の出合いもゲームの大会であったらしい。

黒ちゃんも父と母に影響されてゲーマーに。

今では、家事全般はゲーマーではない私が担当することになっている。

そのため両親の部屋にいつ入ればいいのかがわからなかったりすることもしばしばある。妹は容赦なく入っていくけどね。

私も最近はノックしても反応しない時にははいって行くようにしている。

ちなみに食事の時間は決まっており、その時間までに来なかったら後に一人で食べることになる。

そんなことを考えていたら黒ちゃんが


「ゲームは無料でダウンロードできるはずだからダウンロードしちゃうね?」


と聞いてきたので、私はいいよと言う意味を込めて頷く。

そうすると黒ちゃんはすぐにダウンロードを開始させた。






□□□□□□□□□□□□□






ダウンロードが終わったのか黒ちゃんがすり寄ってくる。


「ねーねー、お姉ちゃんはどのステージにするの?」


は?ステージ…?


「え、ステージって何?」


「うんとねー、チュートリアルが終わった後にストーリーを進めるマップのことだよ」


マップか…どうしよかなぁ…


「私はスキルとかステータスを見てから決めようかなーって思ってだけど、どうせならお姉ちゃんと一緒のところで一緒にストーリー進めたいなーって思って…ね?」


あっ、かわいい。と思ったがそれを顔には出さない。


「そうだね。じゃあチュートリアルが終わったら一回合流しようか。そこで進めるマップを決めようか。服とか以外の外見はほとんど変わらないんでしょ?」


デレていると悟られていないかヒヤヒヤするなぁ…

その後、チャットの仕方の確認やゲーム機本体でのフレンド登録をしたり、互いのゲームで使う名前を一緒に決めたりなど色々した。

ちなみに私はWhite(ホワイト)という名前で、黒ちゃんはNero(ネロ)という名前にすることになった。英語で白が私、イタリア語で黒が黒ちゃんだ。


お姉ちゃんと長々と話せたのはうれしかったけど、色々と話し込んでしまったせいでゲームを起動させるまでに30分も遅れてしまったのは悔やまれる…と思う黒ちゃんであった。

しかもここから色々と配信の準備もしなきゃ行けないし…

遅れたらお姉ちゃんになんて言い訳しようかな…


次回予告!

変な空間に飛ばされた白。なんとそこはチュートリアル前のスキルとか色々設定できるところだったのだ!

あれ?私のポテンシャルやばい!?




次回:「スキル、ステータスの設定。」

できると思った?


そしてー、評価ブクマしてくれるとありがたいー!

バトルシーンははじめは少ないですが、後々3,4話ぶっ通しでバトルとかあるかもです。

ちょっとずつでも出していくつもりなので、そこんところよろしこ。

次回の2話や3話以降は6月中に出すつもりです。

いい感じに貯めができてきた頃には投稿ペース週1~3ぐらいになってるといいなぁ(願望)

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