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Re:incarnation  作者: Mr.後困る
Chapter3:Forest fever
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幕間【Odevu verse】

ぷにゅーん、でぶぶーん

たいよーでぶ妖精がさんさんと輝くここはOdevu verse。

でぶ妖精の住む次元である、 この次元からでぶ妖精達は色々な世界に旅立つのだ。

中にはこのOdevu verseに住み着くでぶ妖精も居るがでぶ妖精それぞれである。

でぶ妖精がぽにゅぽにゅ、 うにょうにょ、 のたのたと歩きながらも生活している。

Odevu verseは栄養豊富なので勝手に作物が実る、 でぶ妖精達はそんな作物を食べながら

毎日のほほんと生活しているのだった。


そんなOdevu verseの表層、 片隅に小さな区間が有った。

小さな区間と言っても都道府県の一つ位は大きいその場所は

大昔のジェスター教国の王様がでぶ妖精達との取引によって借り受けたジェスター教国の飛び地。

そこはでぶ妖精とジェスター教国の貴族や王族が住まう。

そこはジェスター特別区と呼ばれている。


ジェスター特別区では人間が色々美味しい料理や作物を作ってでぶ妖精に食べさせる代わりに

でぶ妖精が人間達を区間に住まわせると言う契約が為されている。


その為、 貴族の屋敷にでぶ妖精が出ても大して気にならない。

それ所かメイドでぶ妖精なるでぶ妖精のメイドまで出て来る有様である。

でぶ妖精の世界なので死の危険は無いに等しく、 病気も殆ど無い。

重い病気になると王族の施設に送られて王族達に看取られ葬儀が行われる。

魔王もOdevu verseには侵攻しない為、 アンデッドも居ない。

猛獣も居ない、 でぶ妖精が擬態している動物は沢山居るが危険は無い。


だがこの世界を詳しく知る者は言う、 この世界は『地獄の様だ』と。


そんな地獄の様な所だがこのジェスター特別区にはジェスター教国の貴族達が住んでいる。

貴族達の世話をする人々や学ぶ学舎、 それに伴う教員等も住んでいるが。

大半は貴族が殆どである。

貴族中心の縦社会、 王を頂点としてその下に四大公ショウ家、 コウ家、 ミ家、 ソク家が有る。

その下に貴族達が居る訳だが割愛する。


ジェスター特別区に住む彼等だが自分達が元居た世界を救い魔王を倒す事は諦めておらず

成人すると神からスキルを貰う儀式を執り行い、 優秀なスキルを持つ者は

元の世界に送り戦わせる事になっている。

しかしこのルールは有名無実になっており

優秀なスキルを持った物を出し惜しみする家も少なくない。

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