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Re:incarnation  作者: Mr.後困る
Chapter3:Forest fever
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第53話【Armor】

死から遠ざかるのは良い事なのだろうか

ホースメンがカチャカチャと鎧を身に着けていた。

先程のゾンビの戦いを見ると如何やらヒーラーの攻撃を受けると問答無用で消滅してしまうらしい。

そんな反則級の浄化魔法聞いた事も無いし情報にも無かった。

ならば自分の体に触れない様に重武装すれば良いと言う結論に至った。

武器として鉄球が付いたメイスを持つ。

そうこうしている内にヒーラー達が来た。


「ドーゥモ、 ホ」

「DeadEnd!!」


挨拶をしようとしたら、 いきなり斬られた。

しかし予測通り、 自分に直撃しなければ効果はない様だ。


「無駄ダぁ!!」


メイスを叩きつけるホースメン。


「リジェネレーション!!」


ロダンが魔法を唱えた、 しかしメイスが叩きつけられロダンは吹っ飛ぶ。

あらぬ方向に手足が曲がっているがめきょめきょと治る。

ロダンが唱えた魔法、 リジェネレーション。

魔力が続く限り自分の体を治癒し続ける魔法である。


「ナラッ!! 魔力が尽きる迄コロス!!」

「DeadEnd!!」


剣劇!! メイスでの殴打!! 剣劇!! メイスでの殴打!! 剣劇!! メイスでの殴打!!

剣劇!! メイスでの、 と思った瞬間にメイスがすっぽ抜けた!!


「!?」


驚愕のホースメン!! 叩き込まれる剣劇!!


「ぐぅ!!」


ダメージは鎧で殆ど無いが攻撃手段が無くなった!!

素手での攻撃はカウンターを取られる可能性が有り危険だ!!


「何故!?」


メイスがすっぽ抜けた!?

という疑問がホースメンの脳裏に浮かんだ。

花子がワイヤーを駆使してホースメンからメイスを奪ったのだがホースメンは知る由も無い。

理解しようとする暇が無いのだ。


「クッ!!」


しかしロダンの攻撃は執拗だが威力は無い。

これならば・・・


「ウオオオオオ!!」


走るホースメン。


「逃げた!?」

「逃げるかッ!! 武器を取って来るダケダ!!」


良く分からんがこっちにはダメージは無い、 ならば武器を持って来て攻撃し続ければ問題無い。

アンデッドと人間ならばこちらに分が有るのは確実。

耐久戦ならこっちの物、 ほくそ笑むホースメン。


唐突にホースメンの視界が消えた。


「?」


ホースメンは眼を調べた、 矢が刺さっている!?

痛覚が無いアンデッドだから判断が遅れた!?

一体何が起こっている!?

パニックになるホースメン!!

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