第11話【Magic】
体系だっているが理解し難い
「じゃあ今日の授業の最後、 魔法!!」
「治癒魔法とかそういう奴だよね」
「そうね、 魔法にも色々タイプ分けが有る
攻撃魔法に補助魔法に防御魔法に君が得意な治癒魔法、 変わった所では召喚魔法
その他の分類に入る物や特殊なユニーク魔法なんかもある
MPを消費する魔法が多いけどもMPを消費せずにHPを消費したりするケースもある
それから魔法には大体属性があるんだよね」
「属性?」
「そう、 火とか水とか色々」
「治癒魔法は何属性になるの?」
「貴方の場合は無属性かな」
「へぇ・・・」
ロダンは少し考える。
「如何したの?」
「僕の場合はどんな魔法が使えるんだろう」
「治癒魔法とか使えるじゃない」
「うーん・・・意識的に使った事無いから実感が湧かないなぁ・・・
具体的にどんな魔法が使えるの?」
「ステータスの別のページに書いてあるよ」
「別のページ?」
「ページの捲り方わね・・・」
天使がステータスの出してページの捲り方を教える。
「こう?」
「こうね」
「こうかな」
「もっとスナップを効かせて」
「こう?」
「そうそう」
ぶぉんとページがめくれて魔法の名前が表示された。
Magic
ヒール
ミドル・ヒール
ハイ・ヒール
グレーター・ヒール
マルチ・ヒール
マルチ・ミドル・ヒール
マルチ・ハイ・ヒール
マルチ・グレーター・ヒール
リカバー
ミドル・リカバー
ハイ・リカバー
グレーター・リカバー
リカバリー
リジェネレーション
マルチ・リジェネレーション
キュア
ミドル・キュア
ハイ・キュア
グレーター・キュア
ウォッシュ
ミドル・ウォッシュ
ハイ・ウォッシュ
グレーター・ウォッシュ
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「・・・・・何か物凄い沢山魔法が有るみたいなんだけど・・・
これ全部僕が使える魔法? 魔法の辞典とかじゃなくて?」
「全部使える魔法ね」
「うーん、 魔法ってどうやって使うの?」
「・・・・・」
天使は少し悩み。
「デッド、 魔法ってどうやって使うの?」
天使はデッドに尋ねる。
「いや、 俺は知らんぞ、 魔法なんて使った事無いし
というか天使何で知らないんだ?」
「いや、 私も魔法使えないし・・・」
「お前もかよぉ・・・」
二人共困った様子だった。
「魔法の知識は有っても魔法を使えないか・・・変なの」
「結構有る話だと思うけどなぁ・・・」
