依頼書
この小説の世界観を一応ここに記しておきます。
1,この物語は異世界ファンタジー系。魔法とか使えます。
2,この世界にはギルドとなるものがあり、そこに登録して初めて『冒険者』が名乗れます。
3,冒険者は、ギルドでの依頼をこなしたり、魔物を倒したりする者のことです。
4,この世界には一応『魔王』『勇者』となるものが存在しますが、魔王と勇者が敵対しているとかそういうものはありません。ただ単に、人間界で一番強い人が勇者。魔界で一番強い人が魔王。そしてそれらを束ねる天界の一番強い人が大天使。といった感じです。
5,この世界には種族となるものが存在しています。
6,もっと詳しいことは小説内でそれが出てきたときに解説します。
「「えぇぇぇぇぇ!?」」
2人の叫び声が、ダンジョン内に響き渡る。なんで、どうしてこんなことに…
それは、だいたい数時間前に遡るのだ。
(ギルド)
「はい!それでは今から皆さんお待ちかね、ダンジョン攻略を始めたいと思います!」
やたら元気なギルドの受付嬢が一枚の紙を片手に持ちながら喋り続ける。
「今回突撃するダンジョンは、Dランクの洞窟です。ダンジョン攻略初の皆さんに説明すると、ダンジョンはランクがあって、上からS・A・B・C・D・Eランクまであるので、今回のダンジョンは比較的簡単です。」
受付嬢はそう説明すると、持っていた紙を依頼版という、依頼の紙(依頼書)が貼ってあるところの真ん中にデカデカと貼った。
今回わたくし「ルリルド」初の小説です。初ということで、初心者ならではの多少のグダグダは勘弁していただけるとありがたいです。なにとぞ、よろしくお願いします。