表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新神々戦線  作者: 110
14/21

神の化身コユキ

さあさあ繰上等級試験も大詰め!

大魔王ガクトが、

奥の手?

秘術?

十八番?の魔眼(まがん)を開き、明らかにパワーUPしたぞ感を出す。


「な、なんだ?あの目…!?」

「恐いです。私恐いです。」


ホリーもハーリーも、ガクトを最大限に警戒する。


「自分でも最近分かった事なんだけどよ?

見る、感じる、ってのも強化されるんだけど、

この魔眼、起爆剤みたいな役割も果たすんだよね。

魔眼が開いたら、

俺は、メチャクチャ強ぇぞ?」


脚力もUPしたガクトは、

多分時速500キロくらいのスピードで、一気にハーリーに詰め寄る!


「うるぁ!!」


大魔王の拳!!


あらゆるものを焼き尽くす、

灼熱の鎧、灼熱オンザロックを身に纏っていたハーリーだったが!

お構い無しに殴り飛ばす!!


「!!!」


拳の風圧で炎をかき消しながら、

一撃でハーリーをぶっ飛ばした!!


「な、なんて奴だコイツは…」


「ん?

ん♪

ついでにお前も眠っとけこらぁぁ!!!」


「!?!?」


完全無防備のホリーの元に詰め寄り、

強烈なミドルキックで、これまたホリーも一撃でぶっ飛ばす。

直ぐ様、

審査員席から見たことない先生が飛び出してきた!


「試験はこれにて終了!!

これ以上手を出すな!!」


「お?もう終わりか?」


余力充分なまま、

繰上等級試験は幕を閉じた。

怒濤の強さを審査員の先生達に見せつけたガクト。

しばらくの間審議が続いていた。

ハーリーもホリーも意識を失ったまま、

医務棟と呼ばれる校舎の別館に運ばれていった。


審議が続くこと30分。


「おいおい、まだかよ?」


すると、蛇野が前に出てきた。


「今回の繰上等級試験において、

ガクト。

お前の2等級への昇級が認められた!

入学から間もない異例の昇級ゆえ、

審議に時間がかかった。

とりあえず、昇級おめでとう。」


「はは!

当たり前だ蛇オヤジ。

この前は腹ペコのクタクタだった俺が、

万全な状態になって更に腕磨いてきたんだからよ。

当然っちゃ、当然♪」


なんか威勢良すぎてムカつくガキだって、

この場にいる誰もが思った。


「ホリーは3等級現状維持とする。

明日よりお前は2等級クラスへと編成される。

担任は私、蛇野だ♪

ヨロシクな。大魔王。」


蛇野がそう言ったあと、

審査員席の方から、

セーラー服を着た女の子が出てきた。

鋭い目をした、

全てを見透かした目をした、

ツルッツルのスキンヘッドの女の子が。


「あ?なんだてめえは。眩しい太陽みたいな頭しやがってよ。

ぶっ飛ばすぞ。」


いきなり蛇野が、ガクトを蹴り飛ばした!!


「ぐお!!く、、、蛇オヤジがぁぁ!!

いきなり何だコノヤロー!!」


「無礼を詫びろ~!

この方こそ学園の理事長であり、

学園長であり、

超等級に在籍される正にこの異世界のトップ、

神階堂(しんかいどう) 小雪(こゆき)お嬢様だぞ~!!!」


「お、お前が!?!?」


コユキ現る。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ