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新神々戦線  作者: 110
12/21

学園案内

神が造りしもう1つの世界。

ただ学園と、そこに携わる生徒や先生のみが存在するのが、

この世界だ。


長い間さ迷っていた数日、

そして波乱の入学を経て、

空腹も体力も限界まで達していたガクトだったが、

やっと一段落着いて、

飯も腹いっぱい食って、たっぷりの休養を取って完全に回復する事ができた。

朝になり、目を覚ましたガクト。


学園は完全寮制。

異世界にやってきて生活する家があるワケないから、当然の配慮だけど。

寮は等級毎に別れ、全生徒1人ずつ入れるようになっている。

無料の食堂も、温泉やジムも完備されている、なかなかVIPな寮。

学園の真裏にあり、

正面から、校門→校舎→寮→校庭、といった造り。

正面には校門しか無いわけだから、そこから入ってくるのは新入生しかまずいない、とゆう事になるわけ。


自分の部屋を出て、学園に向かう途中、

同じく学園に向かうホリーを見つけたガクト。


「お~い級長さんよ。」


「?なんだお前か」


「入ったばっかでこの学園のことよく分かんねーからよ?

色々教えろや?」


「相変わらず威勢だけはいいな?

だが口には気をつけろ大魔王ちゃん。

俺は3等級クラス最強の!

ホリーだ。

まあ、、、何も知らない新入生に、この学園の恐ろしさを教える義務もある。

付いてこい。」


学園に向かっていたホリーだったが、

学園とは反対の、寮の奥にある校庭の方へと向かいだした。

ホリーに着いていき、

しばらくすると、だだっ広いグラウンドに出た。

ここ神学の校庭は、

敷居のない、果てしなく広い荒野やジャングル、

砂漠や草原が、校庭として存在する。

およそ3000キロ平方に渡ると言われている学園自慢の校庭だ。


「まずはこの校庭。

ジャングルや砂漠なんかがあるが、

どれも普通では考えられない環境下にある。

ジャングルなんか、見たこともない生物がウヨウヨしている。

うかつに踏みいると、死に繋がる程危険なジャングルだ。

砂漠もそう。

日中は200度を越える猛暑。

熱に対する抗体を身に付けなければ、自然発火で焼け死ぬほどの暑さ。」


「ひぇ~!

マンガみたいな場所だな。

でもそれが現実にあるわけだ♪

マジでおもしれぇーよ、異世界」


「ふん。

次は部活動。

一番ポピュラーで、部員が多いのが殴り部だな。」


「はい?」


「お前、部活って聞いてサッカーとか野球とか思い描いただろ?」


「いや、まあそうだろ?普通」


「そんなもんこの世界にはねーよ。

殴り部。

単純に打撃を極めるためだけにあるよーな部だ。

岩殴ったり、鉄殴ったり、組手で人殴ったりするのが殴り部。

次に部員多いのは蹴り部かな?

説明いらないだろ?殴るが蹴るになっただけ。

あとは~。

真剣限定剣道部、

サカナ顔負けの、水泳部じゃなくて深海遊泳部とか、

忍術部とかもあるよ。」


「いやいや、マジでおもしれぇよ。

その普通じゃない感じ?

超ワクワクするわ。」


「で、、、、

ここからが絶対ルール。

超等級クラス、ゴウキが立ち上げた喧嘩部にだけは絶対に近づくな。」


「!!番長か!

喧嘩部?」


「校庭の奥深くにあるってゆう、

俺も見たことも行ったこともない所だけど、

半径100キロはある荒野、そこにある部室。

部活の敷地ってゆうよりは、

ゴウキの縄張りになっている。

先生だろうが誰も立ち入ることはできない。」


「は?

先公も入れないって、

入ったらどうなんのよ?」


「殺されるよ。

部員のエリカに。」


「誰それ?」


「ゴウキが入学するまでは、

学園最強として君臨してたのがエリカ。

1等級の級長、兼、

副学園長を担ってるとんでもない化け物だよ。

ゴウキとの死闘で惜しくも敗れ、

殴り部から喧嘩部に移籍したらしい。」


「ややこしい女、女?

女だよな、名前エリカなら。

級長で?副学園長で?元学園最強。

そんなヤバい奴が、

部員ってくらいだからゴウキの下に就いてんのか?」


「それだけ番長ゴウキがもっと化け物なんだろうな。

実力的にコユキ、ゴウキ以外では到底敵わない程の強者だ。」


「そうそう、

前から気になってたけど、

そのコユキってのはどんなやつだ?

理事長で超等級の生徒でって、

そのエリカ以上にややこしい奴だよな。 」


「実は、聞いた話だけで見たこともない。

エリカも、それにゴウキもだけど。

とりあえず、

コユキ、ゴウキ、エリカ、

この3人にだけは絶対近づかないこと。

これが学園で生き残る絶対ルール。

先生たちが口を酸っぱくしてゆうからな。 」


「、、、、、。」


「エリカの他にまだ、一等級クラスのやばい化け物たちがいるみたいだが、

とりあえずあのtop3にだけは逆らわないことだな。」


「まあ、分かった。

ゴチャゴチャ考えても分かんねーし、

まずは試験でハーリーの野郎をぶっ倒す!

それからそいつらに下剋上だ。」


「ホント威勢だけはいいやつだ。」


まだ見ぬ強者に対し、更に闘志を高めるガクト!

繰り上げ等級試験にて、ハーリーを倒すために更に腕を磨く!


そして 早くも1ヵ月がたち、試験の日がやってきた!!

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