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浅井三姉妹のバカな日常  作者: 心夜@カクヨムに移行
浅井三姉妹のバカな日常 せかんどしーずん!!(コラボから~)
87/119

浅井三姉妹のバカな日常 ゼロなわけがない

タイトルがノゲノラ映画版に似ていますが、どこにもそんな要素ないからね。

天下を目指し、大名達が争う戦乱の時代がいつからあったのかを私は知らない。

 ただ、私が知っているのは。

 父上が、母上の兄である信長様と仲が悪いということだけ。

 天正元年。母上が、妹である(ごう)を産んですぐの事。私にとって不幸な事件が起きた。

 父、長政(ながまさ)と祖父、(ひさ)(まさ)が自害し。兄たる万福(まんぷく)(まる)も死に、浅井家が滅亡したのだ。

 私と母、姉上の茶々(ちゃちゃ)と、妹の江は織田家に引き取られた。

 だが、その信長も。

 明智光秀によって、自害させられてしまった。

 その後清須会議によって、母上は叔父上の家臣たる柴田勝家と再婚。

 しかし、秀吉によって父も母も殺された。

 物語はそこから始まる。

 

◇◇◇

 

 姉、茶々十九歳。私、初が十八歳の時の事だ。

 秀吉によって引き取られ、私は秀吉の計らいで京極(きょうごく)高次(たかつぐ)と結婚し、江も佐治(さじ)一成(かずなり)と嫁いだ。それで焦っていたのか、姉上が急に青掛かった黒い長髪を翻しながら、振り返ってこう言った。

「ねえ初、わらわは秀吉と結婚しようと思っておる」

 秀吉と言えば、叔父上に猿と呼ばれていた男。

 そして、義理の父と、実の母を殺した男。

 そんな男を、何故。

「なあ、姉上。なんであんな男選んだんだ?」

「私には策があるわ。私が秀吉と結婚し、子供が生まれれば、豊臣家を乗っ取ることが出来る筈だわ。だから、私はあいつと結婚する」

「姉上・・・・・・」

 ただ焦っていたわけではないらしい。姉上は、茶々は。

 私達三姉妹の中で、一番浅井家や、父や母の事を想って。その敵を取ろうとしているのだ。

「まあ、そんなわけで。

結婚したら金くれ」

「お前を一番すごい奴だと思っていた私が馬鹿だったわ」

 


今回は実際の浅井三姉妹を使ったコントです。

多分分かる人は少ないと思うけどね。

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