江代とユーチューバー
今日は老眼鏡を掛けながら、スマホを見ていた。
私もニコ〇コ動画とかYouTubeは見る。ゲーム実況とか、新作アニメの情報とかは気になる。あとMAD動画も。
そんな時。
「ん?」
私にはある動画が目に入った。動画名は『サドンデスジュース飲んでみた』という奴。
サドン〇スソースと何か関係があるのだろうか、と思いクリックすると。
その動画に出てきたのは。
サングラスを掛けた黒髪ロングで、緑のベストを着用し、ズボンを穿く巨乳の女性。声も大人っぽい。間違いない。こいつは私の知っている人だ。もの凄く。
そう思い、本人らしき奴を呼ぶ。
「なんのようだ? マイシスター」
「江代。これはお前か?」
「そうだが、それが何だ?」
お前だったのかよォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオ!
「え、というかいつからやってたん?」
「最近始めた。だからまだ収益はあまり無い」
最近か・・・・・・。
「てかアカウント名エヨキンって、おもっきしパクリやん!」
「本当はえよ〇〇〇〇―が良かったけど、時期的に無理だ」
ああそれは無理だな。今それやったらは〇〇〇〇〇〇―と一緒にこの小説も叩かれる。
「というか他にはどんな動画があるんだ?
私が見てないところで撮影してたってことになるけど」
「そうだな。
『学校の屋上で神を召喚する儀式してみた』とか『天使と悪魔について語ってみた』とかだぜ」
「わけが分からないよ。
というか他の動画は無いのか?」
「他か。
一番ヒットしたのが、『は〇〇〇〇〇〇―の悪口言ってみたかな』」
「バカ野郎じゃねえか! コメントとかどうなってんだよ!」
その動画を検索し、評価数を見る。
高評価50、低評価10000。
低評価が多い。
そしてコメント欄。
――くたばれ
――通報しますた
――こういう人最近多いよな
・・・・・・。
は〇〇〇〇〇〇―ファンからのアンチコメで埋め着くされとるううううううううううううううううううううううううううううううう!
「おい、バカだろ。
炎上してんじゃねえか!」
「おいおいマイシスター。これくらいで何言ってるんだ。
今日は究極の動画作ろうとしてんのによ」
きゅ、究極の動画!?
「じゃあ、その動画の題材言うぜ」
ゴクリ。
「住所を! さらしてや
それを全て言い切る前に江代をボコる。
「バカ?」
「ごめんなさい」




