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淀子の記憶喪失 その五(完結)
「それじゃあ、あとはあんた倒して署っ引けば終わりだな」
「そう簡単に、行きますかね?」
余裕が無さそうな声で、上杉は問い返す。
「行くさ。だって、あんたの自信の源を破壊すればいいだけだし」
淀子は初の拳銃を拾ってから、携帯端末を破壊した。
上杉の顔色が、一気に悪くなった。
「あんた、その端末が無いと人を洗脳出来ないでしょ?
洗脳した人間が倒されてその顔色ってことは、あんた本人の戦闘力は0に等しい筈だ」
淀子は右腕を引き絞り、上杉の懐に接近し、顔を殴り飛ばす。
上杉は竹とんぼのように回転しながら、壁に激突し、気絶した。
◇◇◇
病院。気絶していた初が、遂に目を開ける。
「うっ、うう」
「起きたか」
「姉さん・・・・・・?」
「おはよう」
淀子はそれ以上、何も言わなかった。
初に言えるのは、それだけだ。
松野心夜です! 淀子の記憶喪失編、終了です!
初の淀子視点だったので、淀子の心情を理解しながら書いていました!
次回からは、またいつものギャグになる予定です!




