表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
浅井三姉妹のバカな日常  作者: 心夜@カクヨムに移行
浅井三姉妹のバカな日常 せかんどしーずん!!(コラボから~)
101/119

淀子と松岡の修学旅行

え、というか。

 また私出番無しッ!?

 

◇◇◇

 

 俺の名前は松岡浩児。

 現在医大を目指して勉強中――――の予備校生なのだが。

 俺は現在、浅井淀子の荷物として、とある女子高の修学旅行に同行していた。

 勿論、一度手荷物検査の時に引っかかった。

 しかし、淀子は検査員を脅して無理矢理搭乗。

 今に至るというわけだ。

「ねぇ、淀子ちゃん。俺はあとどれくらいバッグの中にいれば良いのかな?」

「無論、死ぬまで」

 嫌だよッ!!

「というか、バレたら君退学になると思うんだが・・・・・・」

「バイクの免許を無許可で取得、他校の生徒へのカツアゲを数えきれない程やっても退学どころか、謹慎処分にすらなっていない私が、今更これくらいで退学になると思うの?」

 淀子というか学校がそもそもダメだったわ。

 バッグの隙間から周りを見ると、普通にタバコ吸ったり、酒飲んだりしてる奴がいる。

 というか航空機内でのタバコって法律違反だった気がするんだが・・・・・・。

 むしろこの学校、何をしたら校則違反なのだろうか。

 遠くを見ると、二組は初が苦しそうな顔で寝ているのが見えた。

 初以外この学校の生徒嫌いになりそうなんだが・・・・・・。

「良いじゃん松岡。ただで修学旅行に連れて行ってもらえるんだよ?」

 俺の学校に修学旅行というイベントは無かったから嬉しいけどッ!!

 でも、こんな行き方嫌だァァァァァァッ!!

 いくらおんにゃのこだらけとは言っても、こんな集団と一緒は嫌ァァァァァッ!!

 

 とか心で叫んでいる内に、飛行機は沖縄へと着陸した。

 大体の生徒が本調子、あるいはテンションが上がっていたが、初と俺は勿論死にかけである。

 というかいつになったら俺はバッグの外に出られんの?

 到着式の後、平和学習をとある場所で行い、そこからバスでホテルまで移動。

 ホテルでも式をし、そのまま淀子のバッグに入れられたまま、三人部屋らしき場所に連れられた。

 メンバーは俺を除くと、淀子、江代、藤堂の三人だ。

「一番嫌なメンバーじゃねえかッ!!」

 淀子と江代は何をするか分からない。そして藤堂もこの二人とつるんでいるらしいから、ろくなことがないだろう。

「てか松岡、もう出て良いわよ?」

 早く言えボケッ!!

 チャックが開くと同時に、俺は飛び出した。

「はぁ・・・・・・全く」

 あ、でもこの三人良い匂いするなぁ・・・・・・。

「何考えてんのよ変態」

「勝手に連れてきておいて変態とは何だッ!!

クロノスドライブぶっ放すぞ!!」

 というか本当に思考読むの上手いな・・・・・・。

 

◇◇◇

 

 淀子達が夕飯を食べ終わるのをとにかく待っている間。

 俺は部屋で、遠藤に電話した。

『あ、松岡君。沖縄旅行楽しんでます?』

「いや楽しめてるわけがない。今脚来てんの?」

『今来てるのは、翔君とアサミさん、そして真理さんですね』

「なるなる。土産何欲しい?」

『そうですね・・・・・・。じゃあちんすこうと、サーターアンダギーのレシピ欲しいですかね。店で出したいですし』

 いやネットで調べろよ。

「まあ分かった。じゃあな・・・・・・」

 俺が終了ボタンを押すと同時に、淀子達も丁度帰って来た。

 言うのを忘れていたが、今の淀子達は私服である。

 淀子は何というか、凄い色気のある服だ。

 先程淀子に、それいつ買ったのと何となく聞いてみた所、修学旅行の為だけに初からお金を盗んだと言っていた。

 江代は緑と黒のクールな服。

 藤堂はまあ、普通だ。

「あたしの説明だけ随分適当だな」

「お前モブだから良いだろ別に」

「死ね童貞」

 何? 多分こいつなら簡単に倒せるが、まあやめておこう。

「取り敢えず風呂入るわよ。あ、でも松岡アンタ最後ね」

 何だこの扱いの悪さは・・・・・・ッ!!

 いや待てよ?

 女子三人が入った後の風呂とか興奮す――――――

「――――おい松岡、なんで鼻血垂らしてんの?」

「すみませんでした」

 遠藤、助けてぇ・・・・・・。初でもいいぞ・・・・・・。

 

◇◇◇

 

 結論を言わせてもらうと、まあやっぱり色んな意味で興奮した。

 今までにそんな経験が無さすぎる故だ。

 就寝時間の見回りはシャワールームに隠れて過ごし、そろそろ寝る時間である。

 なのだが――――。

「あのさ。俺はどこで寝れば良いの?」

「ん、あれだけど?」

 淀子が指差す方向を見ると、そこには。

 まず一番下には、使用済みのバスタオルが一枚。

 そして、その上には使用済みのブラウス三枚を安全ピンで留めたものと。

 三人のものと思われる女物の下着三枚を同じくピンで留めたものだ。

「これ、何?」

「布団」

「え?」

「布団」

「は?」

「ふ・と・ん」

 まあ布団の形ではあるけどよ・・・・・・。

「変態の松岡には丁度良い布団だと思うわよ?」

「誰が変態だゴルァッ!! こんなもんで俺が寝たら確実に誤解されるだろッ!!」

「おやすみ~」

「てめえええッ!!」

 やってらんねぇ・・・・・・。

 取り敢えず、まあ作ってもらったし。

「寝るか」

「寝るんかいッ!!」

 

◇◇◇

 

 最終日。

 二日目は淀子達と共に観光をし、土産を買い、いよいよこの日がやってきた。

「やっと解放されるぅぅぅぅ!!」

「うるさいわよ」

 ベランダでそう叫ぶ俺に向かって言う淀子。

 

 その数時間後。

 遂に滋賀に到着した。

 学校にて、荷物から出してもらい、俺は淀子に質問する。

「終わったのは良いけど、俺どうやって帰れば良いんだろ?」

「仕方ないわね。私がバイクで送るわよ」

「嫌な予感しかしなうわああああああああああああああッ!」

 俺はバイクで強制連行されたのだった。


あとがき『初と珈琲屋』

初「また『ろーれらい』か・・・・・・。あの作者リべストと珈琲屋コラボ好きだなあ」

遠藤「でも松野君、最近は楽しそうに生きてるみたいだから良かったじゃないか」

初「まあそうなんだが・・・・・・」

初「ところでさ、コラボとか『今日からアイドルを始めたい!』の更新が多くて、これを更新出来なかったのは分かるけど、二話連続で私の出番が語り手かモブでしか出てないのは何故なんだ?」

遠藤「多分松野君、初さん書くの飽きちゃったんじゃないですかね?」

初「え・・・・・・?」

遠藤「東方の二次創作やコラボとかで使いまくりましたし、寿奈さんやアサミさんと比べるとつまらない人だと思うし、100話以上も書いてて飽きちゃったんだと思いますよ?」

初「あ、え、そなの・・・・・・?」

遠藤「まあそう落ち込むことは無いと思いますよ?」

初「遠藤、バーボンロックで」

遠藤「酒は二十歳になってからね?」

アサミ「こんばんは」

遠藤「お、アサミさん」

アサミ「今リべスト世界に出張中だから疲れている・・・・・・。

いちごオレ下さい」

遠藤「はい、いちごオレね」

初「・・・・・・」

寿奈「こんばんは! 私はチョコレートパフェが食べたいです」

初「・・・・・・」

アサミ「初ちゃん、大丈夫?」

初「あ、アサミ。お前女はちゃん付けで呼ぶように設定が変わったのか」

アサミ「ん?」

初「いや、何でもない」

初(今この二人の話書いているってことは、また更新遅くなりそうな予感・・・・・・)

初「次回、私主人公としての出番あるかな・・・・・・?」

遠藤「知らないっす」


れらい、淀子と松岡の話の続きを書いてくれると助かる(さて、僕は寝るか・・・・・・パタッ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ