作中用語
■天馬の国
五か国の一角。
天馬の神獣フィンニルを信仰している。
価値観は『調和』とあまり急な変化を望まない傾向にある。
国の殆どが森林地帯となっており、五か国でも最大の森林を保有している。
気候自体は温暖で過ごしやすいが、エルフたちの国と呼ばれるため、人が過ごすような街はほとんどない。
国の中心には三年間に神獣の子同士の決戦の場となった精霊樹と呼ばれる巨大な樹がそびえ立っている。
■神獣化
神獣の子が使用する強化状態。
神力の能力を引き出し、個人の能力を極限まで高める。
この状態でしか使用できない能力などもあり、世間ではあまり知られていない。
■特異点
神力が漏れ出す場所の総称。
神力が溢れる理由は未だ不明。
周りに及ぼす影響があまりに不明瞭の為、塞がれることがほとんど。
■厄獣
古くから五か国に被害をもたらしてきた、災厄の名を冠する魔獣たち。
一年前に神獣の子を中心とした掃討作戦により、残り三体まで数を減らす。
何故が神力に惹かれる習性があり、それを利用して一年間は掃討戦が立案された。
■心転術
淫魔の国に伝わる禁術。
イアにある日突然発現した。
相手の精神を操作することが出来る。
しかし使用者の精神を著しく消耗し、最終的には廃人となるため禁術に指定される。
■愛国者
神獣の子を倒し、世界の統一を目的とするテロリスト集団。
竜の国、淫魔の国の立て続けの失敗により、追い込まれている。
神器や魔物を保有しており、魔神と呼ばれる神から力を授かったとされている。
次は天馬の国で作戦を予定している。
■魔神
神界から侵入した神。神器を人間に渡すなどその目的は未だ不明。
■女神
神界から侵入した神。夜王オルペインが出会った神。
■超越者
神を越える存在として呼ばれる。侵入した神たちはこの存在を探すことが目的らしい。
ユーゴを含めた神獣の子はその候補とされている。
■妖精の森
妖精王が住むと言われる広大な森林地帯。足を踏み入れた者は森の中に迷い込み、抜け出すのは困難とされている。
■竜の瞳
ユーゴが持つ魔力を視ることが出来る眼。竜峰に住む竜たちも同じように魔力を見ることが出来る。三年前にとある修行の末に発現した能力。




