一つ目
笑いにうるさい先輩から聞いた面白かった話。
「前に○○さん(地元の先輩)ベトナム旅行行ったやろ?」
『はい。らしいですね。なんかあったんすか?』
「いや実はな・・・・・・」
『はい?』
「お土産でなー、性欲剤を貰ったんねん」
『そうなんですか? ベトナム産・・・・・・。なんか、めっちゃ効きそうですね』
「そうやろ! めっっちゃ効きそうやろ? ところがや・・・・・・」
『えっ!? 効き目なしっすか!?』
「まあ、とりあえず飲んでお〇こ(←隠語)をやってみたんや」
『はい』
「ほんだらな・・・・・・なんか効いてる感がないねん。いつも通りのたち方ってゆうか、効果が感じられへんねん」
『いつものたち方言われても僕、知らんっすよ』
「まあ聞けやー。ほんでな、まあ終わってもうたから、明日効けへんかったって電話しょうと思って寝たねん」
『クレームっすね。女を喜ばされへんかったと』
「そうやし。ほんで、起きて電話手探りで探してたんや」
『はい』
「パッと下見たら・・・・・・チ〇ポ握りこぶしみたいになっとんねん!」
『ハハハハハ!!!!! 効いてるじゃないですか! ワハハハ!!!』
「あほ!! 笑い事ちゃうわ!!」
『いいじゃないっすか! ちゃんと効いてますやん! ハハハ!!!』
「お前なー・・・・・・。他人事やと思って。」
『ほんでどないしたんすか(半笑い)』
「どないもこないもいくかーよ! 握りこぶしのまま収まれへんや!」
『いいじゃないっすか? 持続力抜群ですやん』
「あほか! 平日やぞ! 俺仕事もあんのに、外歩かれへんやないか!」
『前かがみになって誤魔化してくださいよ。・・・・・・プッ(笑)』
「無理じゃ! 尋常な硬さやないねん! ・・・・・・ほんまえらい目遭うたわ(笑)」
『しかし先輩・・・・・・この話めっちゃおもろいっすね!』
「・・・・・・ほんま(ニヤリ)こんなんでええの」
『たぶん、どこで喋ってもうけますよ』
「・・・・・・まじで!? ・・・・・・飲んでよかった!!」
50代前半の顔に大輪の花を咲かせた先輩。その一日はすこぶる機嫌が良かったです。