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プロ野球への天道  作者: 日下田 弘谷
第6章 最下位争い
58/150

第5話 圧倒的女子力の代償

「ストライクスリー、バッターアウト」

『122㎞/h』

 さほど速くない球にも関わらず、速く見えるインハイストレート。それを相手に、首位打者・神城も空振り三振。トリプルプレーで流れを呼び込みたかった4組だったが、この回は9番・友田、1番・神城と連続三振。

「あの球。ほんと凄すぎじゃろぉ。ほんと何なん?」

 バットケースにバットを放り込み、悔しさを表に出す神城。

「女子力」

「女子力(かっこ)投手力)じゃなぁ」

 宮島のボケにボケの利子を付けて返済。

「あんな投げ方できるの、プロでも早々おらんじゃろぉ。よぉあれで肩壊さんのぉ」

「そりゃあ、プロに女子はいないからなぁ」

「それでもさすがに凄すぎじゃろぉ」

「男子なら壊すだろうけど、あれが女子ゆえの凄さだろうな」

ROM(ロム)すごいよね。私だってあそこまで曲がらないし」

 秋原は神部の投球フォームを真似するが、右腕が神部ほど背へと回らない。

「「ROM?」」

 何だそれはと聞き返す両名も、秋原は別件に集中していて気付かない。

 ROM=range of motionの略であり、日本語訳は『間接可動域』である。いわゆる医学用語だ。宮島・神城共忘れているが、秋原はマッサージの国家資格取得のため、マネージメント科で医学を専攻している生徒である。

「それはそうと、このままだとキツイで。引き分けは実質負けなんで?」

 1年4組にとって、3位浮上の条件は勝つこと。つまり引き分けは負けと同じで4位が決定する結果なのだ。そしてこの天候。運が悪いとこのイニングを残して3イニングしかないことになる。

「アウト」

 さらに2番・三国もファーストゴロに打ち取られ、残るは最短2イニング。もう終盤戦であるかもしれないのである。

「とにかく1点はいつか取る。だから、1点でいいように無失点で抑えるぞ。神城」

「言われんでも分っとるけぇ」



 雨を敵にした友田は、不安定さを見せながら、4回はランナーを出しながら2塁は踏ませず打者4人で、5回もランナーを出すも、ゲッツーを絡ませ3人で無失点。

 対して2回は引き継いだピンチを、3回は首位打者の混じる上位打線を、そして4回はクリーンアップを、全て完全に抑え込んだのは、逆に雨を味方に付けた雨女・神部。雨の少ない長野県出身の割に、雨との相性は抜群のようだ。ちなみに出身市町村は、2組・村上と同じ上田市である。

 そんな長野っ娘の5回裏。ここまで順調に抑え込んできた彼女であるが、完全はそう簡単なものではない。

 ファールを絡めてカウント2―2からの6球目。三振を狙った高めつり球のストレート。前園は狙い通り手を出してくれたが、これが上手くバットに当てられファーストの頭上を破る。ライトが回り込んだこと、濡れた芝で打球の勢いが死んだことで後ろには逸れず。ただ前園の足が速く、2塁到達を許してしまう。ライト前ツーベースできなりのランナーを出してしまう。

「かんちゃん。チャンスで回るかもよ?」

「分かってるよ」

 この回は6番からの攻撃。確実に打席が回るため、プロテクターもレガースも外して打席に入る準備を整えていた宮島。秋原から分かりきっている指摘を受けながらネクストバッターボックスへ。

『(横川で返してくれればいいけど、今日の神部は調子がいいからなぁ)』

 いくら打撃な下手な横川でもまったくの無力ではない。それどころか、一応は中学時代、強豪校から声がかかっていたエリート。相手投手の神部も女子野球界のエリートであり、それを引っ張る柴田は愛知県最強捕手と言われていたエリート中学生。エリートだらけであるため霞むが、彼だって彼ら彼女らと肩を並べるだけの実力は持っているのだ。

 1―1からの3球目。その意地に賭けてボールを弾き返す。打球は叩きつけるようにグローブを差し出された神部のグローブ、その下を抜けて二遊間へ。2塁ランナーは足の速い前園。桜田がランナーを回しかけるも。

「ストップ、ストップ」

 セカンド・仁科が飛び込んで捕ったのを見て前園に3塁で止まる指示。立ち上がっていては間に合わないと判断した仁科。走り込んでくるショート・上島を視界に捉えると、彼に向けてグラブトス。急な事に戸惑った上島は、ボールを受けて体勢を崩すも、そこはここも野球エリート。すぐに直して1塁へと送球。

「アウトっ」

 かなり戸惑いと無駄の多いスイッチトスながら、ギリギリのタイミングで完成。前園の3進を許したとはいえ、1アウトを得た。しかしつまりは1アウト3塁。先制のチャンスでポイントゲッター・宮島に打順が回る。

 ここで一旦、3組はタイムを掛けてマウンドに集合。さらに監督も出てきてその円陣に加わる。スクイズ・犠牲フライ・内野ゴロ間・バッテリーエラーなどなど多くのパターンが考えられるこの状況。3組サイドもかなり慎重である。

「敬遠、かなぁ?」

「それはどう考えてもないじゃろぉ」

 秋原の予測を神城は真っ向から否定。

 なにせこれから打順は、得点圏打率3割オーバーの宮島、代打成功率5割オーバーの代打・大野、1年生リーグ首位打者の神城と、非常に苦しい打順である。まだ宮島の方が安全であろう。

 マウンドでは田端監督が神部と柴田に言葉をかける。そこで田端に神部が何やら返すと、彼は腕組みして考えながら、後に頷いた。

 選手・監督たちは解散。神部が続投の様子である。

『(せっかく続投を志願したんです。絶対に、宮島さんを抑えます)』

 雨は未だに強く降っている。こうなると降雨コールドorノーゲームも可能性としてはちらつくが、その境界線は5回終了。厳密には5回裏時点で後攻チームが勝ち越している場合、5回裏途中での雨天コールドもあり得る。つまり今後の展開次第では、ここがラストイニング。場合によっては結果的にサヨナラの状況ともなりうるのだ。

 先発経験こそあれ、あまり長く投げるタイプではない神部。彼女もそろそろ引き際であろうが、この回だけは抑えると意気込んでセットポジション。

『(守備シフトは前進、か)』

 ボックスに入って構えた宮島は、横目で守備体系を確認。決勝点ともなり得る点を防ぎにきているのもあるが、昨日のセーフティスクイズからバントも警戒しているのだろう。

 サインを交わした神部。3塁ランナーを正面に見ながら、足を大きく上げて投球モーションへ。ランナーのスタートをそれほど警戒しなくてもいいため、しっかり体の陰にボールを隠すいつものモーション。

「ストライーク」

 外に張っていた宮島に対し、バッテリーは攻撃的にインコースを攻めてくる。

「手加減はいらねぇぞ。打てぇぇぇ、神主ぃぃぃぃ」

 スタンドで折り畳み傘を振りながら応援中なのは長曽我部。明治神宮野球場あたりで良く見る光景である。

『(ったく、容赦ねぇな。あいつ)』

 まさしく雨がこの熱い勝負に水を差しているようだが、2人はそんなものまったく気にはしない。

『(おそらくこれが私と宮島さん、最後の勝負です)』

 前に足を踏み出す。

『(絶対に負けなっ――)』

 気合いを入れて投じた1球。

「ボール」

 それは高めに大きく外れる、あわや暴投となる球。

「……柴田」

「もう1球、様子見る」

 宮島は何かに気付いたように相手キャッチャーの柴田に声をかけるが、彼は険しい表情をしながら神部に投げ返す。

 返球を受けた彼女は足元を整えながら肩回し。危ない球を投げた割に落ち着いている。いや、正しくは危ない球を投げたことより気になることがあると言うべきか。

「宮島。1球見てくれは……しないか?」

「ボールなら。待ち球なら容赦なく打つ。勝負だからな」

「そっか。別に薄情者とは思わねぇさ。勝負だもんな」

 柴田からサインが出される。サインはアウトコース低めのストレート。気持ちボールのコースにミットを構える。

 頷いた神部はセットポジション。足を上げて前に踏み出す。そして腰を回転させつつ、頭の後ろから手が飛び出してくる。が、

『『(やっぱり)』』

「ボール」

 宮島と柴田の想像通りボールが高めに浮いて大暴投寸前。

「球審、タイム」

 そこで宮島はすぐにタイムを掛けると、柴田に視線を合わせてからマウンドに行けとすかさず指で合図。

「田端さん」

「ん?」

 さらに意外なことに、3組監督の田端を呼ぶ。

「神部、多分やりました」

「うそだろっ」

 田端は宮島のその一言に顔を真っ青にしてベンチから飛び出す。

「すまん。宮島」

「いいからマウンドに行け」

「お、おぅ」

 本当は柴田がタイムをかけるべきだったのに、いち早くタイムを掛け、田端を呼んだのは宮島。彼は礼を言うが、宮島はそんなことどうでもいいとマウンドを指さす。その後で彼はずっと雨の中にいるのもどうかと思い、ひとまずベンチへと戻ってくる。

「宮島。急にどうしたん?」

「神部、おそらく肩をやった」

「うそじゃろ?」

 宮島の推測に神城が目を丸くしてマウンドに目を向ける。

「2球目から投球モーションがおかしかった。いくら女子の体が柔らかいとはいえ、ちょっとあの投げ方は無理してたみたいだな。圧倒的に身体能力に差のある男子と正面からやりあう。背負っていたリスクはそう小さくなかったみたいだな」

「ピッチャーがどっかおかしくしたって、そんなに分かるもんなん?」

「キャッチャーなら、ピッチャーがどっかおかしくしたってのはなんとなく分かると思う。僕はプレースタイル柄、特にピッチャーはよく見るタイプだし。ついでに、鶴見と神部に関してはかなりの数を受けてるからな」

 見るとマウンド上の神部は、今まで隠していたのであろうか。皆が集まってくるなり肩を抑えて、動きを確認し始める。

「田端さん、あれは責任感じますね……」

 その光景に広川はきのどくそうにため息。

「しかし監督(ボス)。隊長が打席に入る前の円陣。あの時、おそらく神部が続投したいと言ったのではないかと。田端監督の責任ではないのでは?」

 立川は自身がピッチャーゆえ、そうした立場での意見をしてみるが、広川は首を横に振る。

「あなた方は大人の階段を上り始めたとはいえ、まだ子供です。子供は、得てして後先考えず、目の前の事のために間違った判断を下しがちなのです。例えば肩が痛いのに、疲れているのに、『投げられるか?』と問うと、『投げられます』と答えるように。そうしたときに、仮に勝負を捨てることになろうとも、そして自分が恨まれようとも、子供たちの未来を考えて『降りろ』と言い、時に首根っこ掴んででも無理やりにでも降ろすのが指導者の役割です。いかなる経緯があろうとも、子供が間違った道に行くのを正すことができなかったのは、指導者としては大きな汚点です」

 広川はマウンド上。自分の着ていたウインドブレーカーを脱ぎ、神部に羽織らせてやる田端へと目を向ける。

「河嶋くんが早期負傷退場した同じ試合。それも、そのせいで前倒し登板となった神部さんの負傷です。きっと田端さんは後悔していると思いますよ……」



「ごめんな、神部。お前の肩、労わってやれなくて」

 一緒にマウンドから降りつつ、彼女へと謝罪する田端。神部は自らの肩を左手で抑えつつ、彼へと目線を上げた。

「いえ、私が投げたいと言ったんです。田端監督のせいじゃ――」

「いや、自分のせいなんだ。生徒の違和感にも気付けず、続投を許してしまった。仮に神部が投げると言っても、それを止めなかった自分のせいなんだ」

 歯が砕けそうなほどに強くかみしめる。

「もしこの試合。選手に無理させないと勝てない試合なら、こんな試合なんて捨てた方がいいんです」

「監督……」

 強く自分を責める田端に、神部は自分にできるだけの範囲で言い返す。

「私の肩はきっと大丈夫です。ですから、約束してください。この試合、これ以上けが人は出さずに勝ってくださいね」

「分かった。ありがとう、神部」



 神部は無念の途中降板。次の3組の攻撃は9番からのため、8番・長浜に代わって築田が緊急登板とマウンドへ。ライトには村井が入る。そして事情が事情だけに、ここの投球練習は規定より多目である。

「時に広川さん。アマだと選手を酷使する監督って多いですけど、なんで広川さんや田端さんってあれほどまでに意識しているんですか?」

「宮島くん。土佐野専は、平然と選手を酷使して美化する高校野球のアンチテーゼです。ここでもそれをしてしまっては、作った意味がないでしょう?」

「でも、妙に監督さんの意識が高すぎませんか?」

「どうせです。話しておきましょう。土佐野専の監督になるにはいくつかの条件があります。1つ、プロの1軍、もしくはメジャーで実績を残している事。2つ、根性論で指導は行わないこと。3つ、生徒を労わることができること。そして」

 彼は指を4本立てる。

「4つ。完全復帰まで1年以上、もしくは再起不能なレベルの怪我をしていること。桜田くんたち事務員はその条件を満たしてはいませんが、監督にはその条件が必須となります。つまり自分たちが怪我をしているからこそ、怪我の怖さが分かっているのです」

 広川は30歳のシーズン中、守備の最中に他の選手と接触。怪我の回復まで半年、リハビリや調整を含めれば、再び1軍に上がるまで1年半かかっている。

 1年1組・大森監督(元捕手)は、クロスプレーで右肩を外して復帰まで2年。それも復帰以降は成績が振るわず引退。

 1年2組・高村監督(元遊撃手)はメジャーの試合でゲッツー崩しを受けて負傷。試合に無理に出続けたためさらに悪化し、回復まで1年半。

 田端監督(元投手)は高校野球での連戦連投がたたり、プロ入り後に右肩を負傷。結果的に復活したからよかったが、少し復活が遅れれば引退も考えていたとか。

 そして宮島たちもよく知る、若くして再起不能となった小牧長久を筆頭に、2年生の監督たちも大きな怪我をした経験を持っているのである。

「ですから監督たちの思いは、つまり1つ。自分たちの好きな野球で、誰かが怪我をするのを見たくない。そして、自分たちの様なつらい思いはさせたくない。ただそれだけなんです――って、あっ」

 そこまで言ったあたりで広川は思い出す。

「そう言えば……私も前科持ちでしたね。もっとしっかり注意していれば、宮島くんが熱中症で倒れるのを阻止できたのでしょうが。しかもあの時、自分の注意力不足よりみなさんの意識不足を指摘していましたし……はぁぁぁぁぁぁぁ」

「なんだかんだ言って、広川さんが一番後悔しとるのぉ」

「その、僕、そろそろ行きますね?」

 バットのグリップをタオルで拭き、滑り止めスプレーを吹きかけてから、雨の中のグラウンドへ。

「柴田。神部はどうだった?」

 残り3球の投球練習を受ける柴田へ問いかける宮島。彼はボールから視線をそらさずに言葉を返す。

「多分だけど肩。ついさっき病院に行ったところ。それと田端監督から。宮島に礼を言っておいてくれと」

「別に大したことはしてねぇよ」

「礼はそれだけ。勝負は全力でな」

「礼はいらないから打たせろよ」

「ダメ。勝負だからな」

 ラストボールを受けた柴田は築田に投げ返し、マスクを被ってしゃがみこむ。宮島は気合いを入れてバッターボックスへ足を踏み込み構える。

「ワンアウトランナー3塁。カウント2―1(ツーエンドワン)」

 球審はボールカウントを確認してから、前を勢いよく指さす。

「プレイ」

 なおも得点圏にランナーを置いてプレイ再開。

 マウンド上の築田。キャッチャーは柴田。笠原、仁科、酒々井、上島ら内野陣。そしてバーナード、磯田、長浜ら外野手。相手が宮島・大野・神城と言う、ピンチで迎えるには怖い打線も、まったく恐れはなかった。

 男子にも負けない気合いで、肩を痛めながらもここまで無失点に抑えこんだ神部。彼女を無理させたのは、野手陣が援護してやれなかったこともある。彼女に今更ながら援護を与えるためにも、絶対に彼女へは失点を付けさせない。

 3塁でリードを取る前園に全員の視線が集まる。

 絶対に3塁ランナーにホームは踏ませない。

 セットポジションの築田は、長いタイムでも集中力の途切れない宮島に対して初球。

 要求したコースはインコース低めへのシュート。しかし投球はやや高めに浮いて、インコース高めへ。築田の初球はインコースと張っていた宮島は、読み通りのフルスイングで思い切って引っ張る。

「「「ぬけたぁぁぁぁぁ」」」

 三遊間を襲う痛烈な打球に、1塁側ベンチの4組一同は身を乗り出す。打球を止めたい酒々井は頭から飛び込むが、打球はグローブを弾く。

「よし、せんせ――」

 先制タイムリーを確信する宮島。ところがその思いは裏切られる。

 ショートの上島が打球をもぎとると、無理な体勢から体をひねりながらバックホーム。柴田は前園の前に立ちふさがりながら、高めに浮いた送球を受ける。その柴田の股間を抜くように前園がスライディングでホームを狙うが、すかさず足を落としてブロック。

「アウトぉぉぉぉ」

「マジかよ。今のを刺すか?」

 1塁を駆け抜けた宮島は、自分の視野外であったこともあり、いまいち何が起きたか分かってはいない。が、ショートの好プレーで結果的に得点はできなかった。それだけが理解できた。

『(まずいですね……)』

 広川はベンチから外に出ると、準備していた大野を下がらせる。チャンスならば大野もあったが、2アウト1塁で代打の神様を送るのは得策じゃない。

「代打、鳥居」

 もうひとり準備していた鳥居を打席に送る。打率こそ代打時の大野には敵わないが、長打率はクリーンアップを張れるレベル。本日の調子はいまひとつのようではあるが、もしかしたら何かしてくれるかもしれない。それに賭けて打席に送った。


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