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プロ野球への天道  作者: 日下田 弘谷
第4章 真夏のマリンサイドバトル in 兵庫
36/150

第2話 速球派右腕・桜田

 土佐野専ほど個人練習できるスペースがあるわけではないため、この合宿における練習は基本的に全体練習になりそうなもよう。

 今日は午前中、ウォーミングアップに続き、シート打撃や、ランナーを付けての守備練習を行った後、午後からは投内野連携、実践打撃練習など、チーム練習に終わった。

 そして4時ごろともなると徐々にクールダウンに向かい、5時にはグラウンドには誰1人いない状態に。そこからは明日に備えて体を休めることになった。

 のはいつものことである。

「今日もお疲れさま~」

「明菜。温泉はどうだった?」

 旅館備え付けの浴衣を身に着けた秋原が、宮島たちの部屋へ入ってくる。

 既に時計は9時。お風呂も優雅な夕食も終えると後はフリータイム。バットを振る練習熱心な奴もいれば、2つ隣の部屋では、先日に引き続いて野球ゲーム大会を行っている人まで。曰くここまでわざわざ持ってきたようである。

「他の人は?」

「他の部屋に遊びに行ってる」

 神城と三国は野球ゲーム大会に参戦中。立川はノートパソコンを持ち込んでいたらしく、宿舎のインターネット回線を借りて、アニメ同好会としての活動中らしい。

「ふ~ん。かんちゃんはいかなかったんだ」

「ちょっと長電話しててね」

 宮島は携帯電話を充電器に繋いで、テーブルへと置いておく。そして敷いてあった布団に寝転がり、テレビの電源を付ける。ちょうどやっているのはプロ野球OBの出る特番だ。それを見ていると、秋原は特に何も言わずに背中へと乗っかった。

「ウチの投手陣も凄かったけど、鶴見や神部も大概だよなぁ」

「何の話?」

「ボール受けろって話。ウチの投手陣なんてほぼストーカー。鶴見は菓子折りを持って頼んできたし、神部なんてしつこいのなんの。まぁ、受けるのはいいけどさ」

「電話の相手?」

 背中をマッサージしながら聞いてみると、宮島は小さく頷く。

「今日自分はこんなことがあっただの、僕はどんなことをしたか? だの。最後に、帰ったらボールを受けてくださいってのも忘れず」

「う~ん、恋する女の子は強いもんね」

「恋?」

 恋と聞いて絵に描いた男女の恋愛を想像する宮島。どう考えてもそのような恋愛模様には見えないのだが、秋原にはそうでもないようす。

「女の子にとっては恋みたいなものだよ。新本さんなんてしつこかったでしょ?」

「たしかに新本は凄かったなぁ。明菜も凄かったけど。あそこまでマッサージさせろぉって言ってきたのはなぁ」

「高川くんみたいに情報分析が得意なわけでもないし、私にとってはこれが自分の武器みたいなものだから……ね?」

 秋原はまさかの奇襲攻撃に何やら言い訳をしているようだが、たしかに恋の様なしつこさと言えば恋のようである。そう雑談しながらマッサージをしていると、机の上の携帯電話が鳴り始める。

「あ、私のだ。メールかな?」

 マッサージを中断し、宮島の背中に座ったままメールチェック。

「誰?」

「小鳥原さん」

「あぁ、あの超難読の」

 スポーツ経営科所属の女子生徒。まだ『小鳥遊』なんかはアニメなどで有名になったが、こちらは本当に無名で難読の『小鳥原』である。なおこれで読みは『ひととばら』だ。

「新本さん、もう寝ちゃったんだって」

「まだ9時だぞ」

「疲れたんじゃない?」

 そう言いながら彼に携帯電話の画面を見せつける。

 そこには『部屋に帰ったら寝てた』の文字と共に、写真が添付。浴衣を着た新本が、最初は掛けていたのであろうブランケットを蹴飛ばし、大股&大口を開けて、まさしく『大』の字になって爆睡中。写真を撮る向き次第では浴衣の下も激写できただろうが、そこはカメラマン・小鳥原の気遣いだろう。

「……なんか、僕の中での女子像が崩れていくな」

 もうちょっとおしとやかなものだと思っていた宮島。遊びに来ていた秋原が宮島のベッドで寝てしまった時は、寝返りによって彼女のスカートがめくれそうで、男子勢がはらはらしていたのはともかく、割と小さく丸まって落ち着いていたように見えた。が、新本はコレである。

「崩れてくって、元々じゃないの?」

「そら、まぁ、な」

 新本は三振を取ると正拳突きのようなガッツポーズをするし、神部は怒ると怖いし、投げては120近い球に多彩な変化球。

「よくよく考えると、僕の周りって変な女子ばっかりだよな」

「その変な女子って私は入っちゃうのかな?」

「個別の込み入った質問にはお答えできません」

「何その、都合の悪い時の政治家の答弁みたいなの」

 男子の中にためらいなく突貫していく時点で、普通の女子とは少し違う気がしてならない。



 時計が午後11時を回りなかなかにいい時間。特に運動をした野球科生にとっては疲れて眠くなる頃であり、ほぼすべての部屋の電気が消され、不気味なほどに静まり返っている。

 301号室

 ホラー映画では蛇口から水滴が落ちる音もしようが、意外と几帳面な三国がしっかり蛇口を閉めており、そんなことなどない。辛うじてちょっとしたドアの隙間から入る風の音がするくらいで、他の音などしなかった(・・・・・)

 唐突に誰かが寝返りを打つような音がした後、それが3つ続く。

「起きてるやつ、挙手」

「「「ヘイ」」」

 過去形である。三国の一声から音がし始めた。

「第1回、修学旅行じゃないけど修学旅行的な夜の話大会~」

「「「イエェェェェェイ」」」

 やや声を抑えての歓声。

 修学旅行的な合宿では決まって行われることがある。

 先生の目を盗んでの会話である。

「じゃあまず、最初に。俺の武勇伝、どうしてもって言うなら話してやるぜ」

「「「結構です」」」

「仕方ないなぁ。そこまで言うなら話してやるよ。サヨナラホームスチールの話」

 先陣を切ったのは、話を聞かない三国であった。

「あれは暑い夏の日だった。1点取れば勝てる。そんな状況になっていた大阪府の中学野球大会予選。相手はあの新本。俺は3塁ランナーだった。あいつはふと視線を逸らした。その瞬間、行けると判断した俺は走った。ホームめがけて。そして踏んだのさ。決勝のホームを」

「「「へぇー」」」

 全員、聞く気なしの返事。

「そしてエースの俺はさらにその直後もしっかり抑え込み、全国へと行けたのさ」

「「「へぇー」」……ん?」

 立川と神城は相変わらず聞く気なしの返事だが、宮島はふと気付いた。

「三国。質問いいか?」

「おぅ。なんでも聞けよ。俺の武勇伝」

「サヨナラホームスチールなんだよな?」

「もちろんだぜ。すげぇだろ」

「その直後もしっかり抑えたのか?」

「本職も忘れずになっ」

 それを聞いて、立川と神城も「あっ」と声を上げる。

「……サヨナラじゃ、なくね?」

「え?」

「サヨナラだったら次の守備は無い――」

「わるい、覚え違いだった。サヨナラじゃなくて、決勝ホームスチールだ」

「「「話盛っただろこの野郎」」」

 話を盛ったことで誰かが損をしたわけではないが、とりあえずボコボコにしたかった一同は、起き上がるなり、3人で囲って三国を蹴り始める。

「よし、じゃあ次の武勇伝は吾輩だ。中学時代にサイキックバトルをした話――」

「「「初っ端から話盛ってるじゃねぇかっ」」」

 宮島・神城は引き続き、三国はさきほどの仕返しとばかりにタコ殴り。

「もう、これじゃあまともな話にならんなぁ。僕はあまりその手の話持ってないし、宮島、なんかないん?」

「しゃあないなぁ。僕が中学校時代、テストで12点しか取れなかった話は? たしか証拠の写真が携帯に――」

「「「盛れよっ」」」

「なんで?」

 流れを読んで話を盛れと言うのは分からない話ではないが、いくらなんでも不条理すぎる展開である。

 すると直後、宮島が手に持っていた携帯電話が鳴り始める。

「な、なんだ。この時間に」

『秋原明菜』

「明菜から電話?」

 その一言に他の男子3人が騒ぎ始める。

「なんじゃろうなぁ?」

「夜、這、い。ヘイ、夜、這、い」

「爆ぜろ。リア充」

 神城はまともな反応、三国は18禁、立川は敵対心をむき出し。そんな彼らの視線を受けながら電話を受ける。

「連絡忘れとかもしれんなぁ」

「結婚式は俺も呼んでくれよ?」

「リア充爆発しろ」

「三国と立川は黙ってろ。神城も静か目に頼む」

 全員を制しておき、携帯電話を耳に当てる。

「はい、何かあっ――」

『うるさぁぁぁぁぁぁぁい』

「「「すんません」」」

 宮島以外の3人にも聞こえるくらいにうるさかった秋原の声に、全員が丁寧に謝罪。これを持って5分足らずの夜話会は閉幕となった。



 水曜日

 昼食、さらに20分前後の昼寝も済ませての午後練習。

 宮島は少し悩んでいた。

「えっと、どうしようか」

 打撃練習をしたかった野手陣であるが、ここで問題が発生した。投手陣は長曽我部の提案により、海岸へ走り込みに出かけてしまった。それによって、投げる人がいなくなってしまうのである。

「仕方ない。俺が投げるよ」

 その中で提案したのは前園。土佐野専に入ってからもしばらく投手をしていたため、まったくのド素人というわけでもない。しかしやはりブランクもあるし、現状で投手をやっている人よりも、レベルは落ちてしまう。

「そんなにみんなで悩んでどうしたのかな?」

「あ、トラック運転手のお兄さん」

 突如、後ろから掛けられる声。振り向いた宮島の目線の先に立っていたのは、ここに来るまでのトラックを運転していた若い男性だった。

「そうそう。覚えててくれたんだね。それで何かあった?」

「バッティング練習したいんですけど、投手がみんな出払ってましてどうしようかと」

「ふむ、なるほど……広川さん。キャッチャーお願いします」

 1塁側ベンチを振り返って叫んだ彼。ベンチにいた広川は宮島にアイコンタクトして、防具やミットを借りて準備を始める。

「えっと、失礼ですけど、大丈夫なんですか?」

「大丈夫、大丈夫。少し野球は離れてたけど、経験はあるから」

 経験はあると言ってはいるが、少年野球・中学野球での経験がある程度では練習にならないだろう。もちろん名乗り出るからには実力に自信があるのだろうが、果たして彼らにとって練習になるレベルなのか。

 準備を終えた広川がベンチから出てくると、ホーム後方に座ってミットを構える。

「じゃあ、広川さん。投げます」

 マウンドに上がった男性。両足をプレートに掛けた状態から、左足を引いて振りかぶる。そしてゆっくり両腕を降ろしながら、左足を上げていく。

『(結構いいフォームだなぁ)』

 結構どころか、かなりいいフォームである。

 期待を持った宮島の前で、彼の一投。

「よっしゃ。ナイボール」

 広川の構えたミットへ投球が突き刺さる。

「は、はやっ」

 数多くのボールを見てきた宮島でも驚く球。球速的に言えば長曽我部クラスのボールであり、推定140キロ中盤。ちょっと野球経験がある程度の人が投げる球ではない。

「な、なんでこんな人がこんなところにいるんですか。学生じゃないですよね」

「宮島くん。彼は、元プロです」

「そうなんですか?」

「知らなくても仕方ないよ。だって1軍の試合では通算で3イニングしか投げてないし、その3イニングで合計8失点。引退前の3年はほぼ2軍だったし」

 その男性は広川からの返球を受けつつ、笑いながら答える。

 彼の名は桜田(さくらだ)。150台中盤のストレートを武器にする投手であり、期待をされてドラフト4位でプロ入りした。しかし力押しで通用した高校野球とは違い、プロでは速くても甘く入ると痛打される。圧倒的な制球力不足で成績を残せず、3年前のシーズン終了後に初の自由契約。その後、いくつかの球団を渡り歩くも、いずれも結果を出せず。昨シーズンでの自由契約を期に、引退を決意したのである。

「プロと言うのは厳しい舞台です。私のように最高年俸は2億を越え、40くらいまでプレーできる場合もあります。ですが一方で長久のように、順風満帆かと思いきや、突如、怪我で野球人生を閉じる場合もあります。そして彼のように、まったくと言っていいほど日の目を見ることができず、世間が知らぬ内に野球界から去っていく選手もいます。みなさんの目指す野球界は、そう簡単で楽な世界ではありませんよ。そして仮に首を切られた時。野球しかしてこなかった人たちにとって、一般の学歴社会で生きていくのは簡単なことでもないです」

 今でこそ土佐野球専門学校において指導者という立場があり、事務員に関しても自由契約選手の雇用が行われている。だが、その雇用にも限界がある。年間で数多く出る自由契約者の全てを受け入れられるわけではない。事務員として拾ってもらえた桜田はまだいい方である。

「プロとは決して夢だけで食べていける世界ではありません。強き者が生き残り、弱き者は淘汰される、完全実力主義の世界です。それを忘れないでください」

「「「はい」」」

 実力の必要のない世界があるのかと言えば、そんなものは存在しない。だが、プロ野球は特に実力主義の色の濃い世界である。そしてそこでは『努力』は評価されない。ただ評価されるのは成績のみ。

「広川さん。そろそろ肩はOKです。伊達にプロ時代、瞬間湯沸かし器なんて言われてません」

 投球練習はわずか8球。それも彼は事務員であり、ここ数か月でボールを投げると言う動作すらあったのかも怪しい。

「そ、それじゃあ、僕から行くよ」

 宮島は自身のバットを持って右バッターボックスへ。そして野手7人が守備のためにグラウンドへ散る。

「お願いします」

 一礼して構える。

「球種はどうする? ストレート、カーブ、スライダーにフォーク。気持ち程度ならシュートも」

「ストレートで」

 宮島がそう伝えると、微笑んだ桜井は投球モーションへ。振りかぶり、足を高く上げてからの一球。

 少し高めに浮いたボールをセンター前へと弾き返す。

「おや、いきなり打たれたかぁ」

 頭をかいて残念がる桜田。

「そりゃあ、このくらいなら長曽我部のスピードボールを打ちこんでますし……」

「う~ん、全盛期はMAXで156くらい出たんだけどなぁ」

 その後はややスピードを落とし、コントロール重視でストレートを投げ込んでくる。それを宮島はセンター~レフト方向へやや引っ張り、快音を響かせる。

「そろそろ変化球でも使いますか?」

「はい。お願いします」

「じゃあ、桜田くん。グーがストレート、パーがフォーク、チョキがカーブで。練習ですし、これで十分でしょう」

 広川は適当にサインを決めると、さっそくサインを出してミットを構える。

 いままで力の抜いたストレート一本だった中、より実戦に近いバッティング練習となっての初球。

『(外のカーブっ)』

 宮島は完全に球種・コースを読み切り、体の前でボールを捉える。が、強引に引っ張った打球はサード真正面への速いゴロ。

 直後も時々は快音を響かせるものの、外の変化球には打ち損じが多く目立つ。

「やっぱり宮島くんは外の球に甘いですね」

「そうですか?」

「はい。ライト方向に返すこともありますが、上手く返したと言うよりは、タイミングを外して結果的に流し打ったと言う感じですね。それでも引っ張りはしっかりできているので、それも君のひとつの特徴ではありますが」

 宮島のバッティングスタイルは、どちらかと言えば長距離型。打率の割に長打率の高いタイプのバッターである。それは彼のプルヒッターであると言う特徴からも来ているわけだが、少なくとも広角に打ち分けるスプレーヒッターではない。

「どうしますか? 外に弱いと言う点は君のデメリットであるわけですが……必ずしも直す必要はありません。徹底して引っ張るプルヒッターとしての道を究める方法もあります」

「……考えておきます。今日はいつも通り」

「分かりました。でしたら、今日は変に外に投げるのはやめておきましょう。宣言します。配球はイン~真ん中です。コントロールミスは保証できませんが」

「はい」

 そこからは再び彼に快音が戻る。

『(外の球、か)』

 インコースに放られたストレート。いつものように体の前で捉えると打球は、練習がてらレフトを守る神城の頭上を越えるホームラン。

「ナイスバッティング」

 後ろから広川に賞賛されるが、宮島には心の迷いもあった。

『(これが最も僕らしいけど、どうするのがいんだろうなぁ……)』

「先生、ボール拾いに行ってきます」

 秋原はキャッチャーをやっている広川にそう言ってグラウンドを飛び出す。

「同行しよう」

 かっこつけてメガネを押し上げて、ついでに高川も一緒に行く。

「仲良くなったなぁ。あいつら」

 宮島があれだけ大きな案件を持ち込めば、仲良くなるのも当然の事である。それを本人はしるよしもないが。

 さらにそこから何球か打ち込み。そうしていると、突然に声が響いた。

「キャーーー、落ちたぁぁぁぁぁ」

「「「何事っ?」」」

 急に海の方から聞こえた悲鳴。これは秋原の声。その時点で男子勢は推測。

 秋原+海+落ちる=萌え展開

「「「大丈夫かぁぁぁぁぁ」」」

 色欲全開の男子勢は海の見えるレフトスタンドへと全力疾走。後の広川に言わせてみれば、その足を用いれば日本プロ野球の盗塁記録を更新できるのではないかと言うレベルである。

「広川さん。やっぱりみんなは若いですね~」

「私にしてみれば、君も十分に若いですよ?」

 その少年たちを遠目から眺める広川と桜田。その一同はレフトスタンドに着くなりそこから海岸へと目を張る。

「かんちゃ~ん、海に落ちちゃったぁぁぁぁ」

「明菜っ、大丈――」

 そして野手陣のみんなは見た。

 肌にピッタリくっつく濡れた服。

 その濡れたシャツのせいで透けてみえる肌。

 顔も頭も濡れ、髪までもくっついてしまう。

 そしてそれは滅多に見ることができない珍しい顔をしていた。

 なぜなら普段はメガネをしているのだから。

「うっわ。すげぇ、濡れた」

「高川くんが」

「「「さぁ、練習、練習」」」

 彼らはそんなくだらない展開に時間を使うほど暇ではないのである。


海回だぜ!!(ゲス顔)

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