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プロ野球への天道  作者: 日下田 弘谷
最終章 プロへの登竜門
139/150

第1話 みんな成長したんじゃのぉ・・・

「おらぁ、宮島。金返せぇぇぇ」

「うるさいぞ、ヤクザ弁」

 宮島の部屋にやってきた神城。素直に「おじゃまします」くらい言えばいいのに、あえてひねった入室方法に、宮島もややケンカ腰での対応。

「あぁぁん? 何アホな事言うとんな。広島はのぉ、戦時中に大本営が置かれたこともある由緒正しき土地なんで? 埼玉県民ごときが広島を馬鹿にしちゃいけんじゃろぉ」

「黙れ、広島県民。ヤクザ口調にヤクザって言って何が悪い」

「ふん。海がない県がよぉ言うのぉ。こっちなんか呉鎮守府持ちで? 誇り高き戦艦・大和の生まれた土地で? ついでにあの広島東洋カープの本拠地なんで?」

「海がどうした。それに埼玉にだって埼玉西武がある。だいたい、ライブなんかも飛ばされる広島がよくそんなふざけた事を言えるな」

 どうして2人は冗談を冗談としてスルーできないのか。

「つまり~、プロ球団があって、海があって、ライブが飛ばない福岡県が最強ってことかな?」

「貴様ぁぁぁぁぁ」「おのれ秋原ぁぁぁぁぁ」

 そしてどうして秋原は便乗してしまうのか。

「えっと……プロ球団が無くて、海が無くて、ライブも飛ばされる……はぁ」

 長野県・神部友美はあの議論に加わることもできないもよう。

 非常に馬鹿馬鹿しいことで争っている3人だったが、その議論を遮る者が現れる。

「静まれぇぇぇぇい。大阪府民のお通りだぁぁぁぁ」

「「「ははぁぁぁぁ」」」

 埼玉&広島&福岡、大阪府・新本に大敗。

「やっぱり阪神が最強なんだね」


〈速報〉新本ひかり 阪神を兵庫から強奪 & 地元球団(オリックス)を忘れる


「新本さんの一人勝ちですね」

 小さな胸を張る新本に、話へ入りたかった神部は適当な反応。と、

「さぁ、かんべぇも私に屈するんだ。長野県ごとき辺境が、我が大阪府に勝てるとでも――」

「長野県は、かの有名な川中島があります」

「にゃっ?」

「真田幸村の故郷です」

「ふにゃあぁぁぁぁ」

 三好勢力圏・大阪府、武田・上杉勢力圏の長野県に大敗。大阪夏の陣やら、戦国時代後期は羽柴勢力圏などと対抗手段はあったものの、予期せぬ奇襲攻撃にしてやられたようである。

「神部って、戦国武将とか詳しいんじゃなぁ」

「有名ですし故郷ですから多少は。でもあまり詳しいことは知りませんよ?」

「詳しいことって言うと……武田家臣の名前とかは知らんのん?」

「武田信玄と真田幸村ぐらいしか……」

 山本勘介が出てこないあたり、本当に表面部分しか知らないらしい。

「よいしょっと」

「ひにゃ」

 宮島は神部に負けて倒れている新本を尻に敷いて座ると、机の上に置いてあったお茶を口に含む。

「そう言えば宮島。さっき立川が外で竹刀を手に素振りしとったけど、なんなんあれ?」

「アニメだろ」「アニメじゃない?」「アニメかと思います」

「分かりやすいのぉ。あいつ」

 宮島・秋原・神部の3人が一斉に同じ返答をできるレベルの自明の理。

 その時その時で魔法使いになったり、剣士になったり、海軍将校になったり、戦国武将になったり。神様や大統領になったこともあるくらい、アニメの影響を受ける子なのである。

「でも、あれを見られるのもあと少しなんだね」

「もう9月だもんな」

 夏が過ぎ、次第に涼しくなりつつある9月。プロ野球ではペナントレースも佳境に入ったわけだが、土佐野専学内リーグにとっても佳境である。4組の現在順位は最下位。理論上は3位浮上も可能ではあるが、あいにくそれほど現実的なものではなく、そもそも各生徒にとってもそれほど順位に固執はしていない。所詮は練習試合の成績のようなものである。

「2年間――いや、まだ1年半か。早かったな」

「1年半言うたら小学校の4分の1、中学校の半分じゃけぇのぉ。早くも感じるじゃろぉ」

 そしてそのリーグ戦が終われば、あとは秋季キャンプと運命のドラフト会議。そして卒業。感慨深くもあるものだ。

「私にとっては4組に移籍して半年。まだそれだけ? って感じですね」

「そりゃあ移籍したんは今年頭じゃのぉて、去年の末じゃけぇ」

「それに、なんだかんだで3組時代から入り浸ってるもんな。こいつ」

 正味1年くらいは4組勢とつるんでいたのである。それだけいて名目上は半年の付き合いなのだから、『半年』を『まだ』と感じるのも当然であろう。

 彼女は机を挟んで宮島の反対側に座ると、『金』と書かれた駒を手に取る。

「将棋やっとるん?」

「暇つぶし」

「3組時代にちょこっと経験が」

 宮島は将棋アニメにはまった立川発から、神部は3組時代に将棋部・林泯台からそれぞれ布教されている。ただ2人とも駒の動かし方など初歩的知識くらいしかないが。

「できました。美濃囲いです」

「矢倉じゃなかったっけ?」

「それ美濃囲いでも矢倉でもないで?」

 囲いだけ作って『王』が別のところにいる。いったい神部は何を囲って何を守っているのか。

「その程度の守り、棒銀で突破してやる。そりゃ」

「それは棒銀じゃなくて、ただの玉砕特攻じゃろぉ」

「じゃあ、私は四間飛車で対応します」

「いや、それは中飛車(5スジ)

 初心者とは得てして知識もないのに有名な戦術を使いたがるものである。

「神城、将棋詳しいな」

「昔からじいちゃんとやっとったけぇのぉ。じゃけぇ方言きつくなったんじゃけど」

「へぇ。神城さんの広島弁って、おじいさん譲りだったんですか?」

「基本はじいちゃんに限らんと周りの影響で? ただじいちゃんの影響でもないと、いまどき10代で『えっと』なんか使うやつおらんで」

 神城も最近は口調が柔らかくなったためにあまり使わないが、『えっと』は標準語で言う『多い』を意味する広島弁。あいにく昨今の若い世代では使う人が少なくなっているもよう。

「じゃけぇのぉ、この盤面は主にここらが空いとるけぇ――」

「ふにゃっ」

「ここらに歩を打ってこじ開けたらええんよ」

 宮島の横、しれっと新本に腰かけて将棋指南を始める神城。

「でも神城さん。そこを打ったら同金なんじゃ……」

「いや、そこへは角が利いとるけぇ、金動かしたら王取られて詰みで? それなら受け手は桂馬じゃろぉけど、それしたら右舷の優勢権奪われてさらに成駒が量産されるで? この領域は桂馬の牽制がキーじゃけぇのぉ」

「「なるほど」」

 新本が宮島と神城の尻に敷かれてばたついている一方で、宮島・神部両棋士は神城名人の指南に興味深そうな態度を取る。

 そしてその様子を遠目に眺めつつ、麦茶を沸かす秋原。

『(かんちゃんと神部さんも、なんだかんだで趣味が作れそうかな? ようやくって感じだね)』

 プロ野球選手は広義的には芸能人でもある。公私共に周りの目が一般人以上にあり気が抜けない分、こうした息抜きの方法や時間は特に大事なのである。

「じゃあ、このあたりを飛車で抜けば牽制にもなるか?」

「そうじゃなぁ。飛車じゃなくてもええけど」

「神城さん。宮島さんだけじゃなくて私にも教えてくださいよ」

「かんぬ~、シロロ~ン。重い~」

 宮島と神部が向かい合って対局し、いつもは部屋に来て早々に新本とテレビにかぶりつく神城も、本日は将棋盤を前に思考中。なかなかに珍しい光景ではある。

「はい。お茶とおやつ。対局中のお供にどうぞ」

「秋原、気が利くのぉ」

 いつの間にやら買ってきていたお菓子の山。そしてかろうじて残っていた麦茶を差し出すと、神城はいの一番に飲み始める。ついでに宮島・神部らの前に置いてあった空のコップも、秋原が新しいものに替える。

「でも秋原。別に秋原もゆっくりしとってもええんで? なんなら秋原にも将棋、教えちゃろうか?」

「私はいいよ。もう将棋は知ってるし」

「得意なん?」

「う~ん、なんて言えばいいかわからないけど、アマチュア段位持ちのお父さんと5分5分に持ち込めるくらい?」

「け、結構なもんじゃなぁ」

 特技はマッサージ。数年間の柔道経験があり、FPSにおいては長曽我部・新本らを圧倒し、将棋はアマチュア段位持ちの父親と対等。意外と多趣味多特技な子である。

「それに、こうして見てるのもみんなの変化がわかって面白いよ?」

「そんなになんか違うん?」

「連戦連敗の頃なんて『明日から試合か~』って言う気怠さが明らかだったけど、今なんていつも通りでしょ? それにかんちゃんと神部さんも今までゴロゴロしてるだけだったのに、いろんな趣味に手も出してるし」

「そりゃあ、僕だってたまにはな」

「私は宮島さんに誘われたんで……」

 秋原に変化があると言われても認めずらかったのか、そうでもなさそうな返答を見せる2人。しかしながら秋原の目に大きな間違いはないわけで、変化が生まれているのも事実である。

「じゃあそうなのかな?」

 それが分かっているにも関わらず、秋原は特に反論することもなくすんなり受け入れるような言い様。ただその彼女が浮かべる笑顔からして、本当に受け入れたわけではないようだ。

「時に秋原。たまには僕も対局してみたいけぇ、後で一局ええ?」

「私でよければお相手いたします」

 宮島―神部の対局は、神部が自ら王将を相手の駒筋に晒す『王手放置』にて神部が敗北。さらにその後に行われた先手・秋原―後手・神城の対局。神城は今週末から始まる最終カードに向けた景気づけに勝ちたかったところだが、秋原の穴熊を打ち破ることはできずに投了。縁起の悪い一局となった。



 将棋はしょっぱい結果ともなったわけだが、それでもそれ即ち野球に悪い結果が出るとは限らない。あくまでも勝ち負けは縁起担ぎである。

 学内リーグ最終カードが始まる2日前の木曜日。

「おっ、ええ感じじゃのぉ」

 神城は先ほどから打撃投手の神部相手に快音連発。一二塁間をきれいに破ったかと思いきや、今度は三遊間を真っ二つ。インコースにアウトコース、ストレートに変化球と変幻自在なピッチングの神部相手にこれだけの打撃ができるのだから、これはかなりの調子である。

「神城のヤツすげぇ。絶好調だ」

「お前もなかなかにすげぇけどな」

 そしてこちらは彼の隣のケージで打撃練習中の前園と、打撃投手・藤山の球を受けている宮島。

「シーズン初めや日本代表戦は下位打線だったのになぁ。すげぇ成長だ」

 藤山の投じたインコースのストレート。すくいあげた前園はボールをバックスクリーンまで運んでしまう。自分以下の打撃力だった打者が、いつの間にやら自分では手の届かないレベルにまで到達してしまったのである。宮島にしてみれば愚痴くらい言いたくなるものである。

「才能よ、才能。元投手の運動神経(ポテンシャル)を舐めてもらっちゃあ困る。もっとも日本代表戦は、あのメンバーだから下位は仕方ない」

「下位打線って言っても5ツールプレイヤー。ドラフト指名確実だな」

 前園は制球難や訳アリ守備難(・・・・・・)があったものの、ピッチャーとして大成する可能性はあるとして入学した。が、打撃や守備など野手としての練習を重ねるうちに野手に目覚めて野手転向してしまった。今となっては理想論ではあるが、ピッチャーとしての完成系は準鶴見クラスだと教師陣にて噂されていたとか。投手崩れの野手ではなく、本当の意味で元投手の野手なのだからその持ちうるポテンシャルは規格外中の規格外である。

「うちにはほかにも5ツールプレイヤーがいるけどね」

「小崎か? あいつ、5ツールはあるけど野球脳がないからダメ」

「ひでぇな。宮島は」

 謙遜するように小崎を話に出す前園だが、宮島は5ツール以外の面で否定。小崎も野手転向組の5ツールプレイヤーであるが、とにかくアホの子である。別に私生活でアホなだけならまだしも、試合中にもトンデモプレーをしかねないのだから救いようがない。

「逆にほとんど野球脳だけのキャッチャーもおるけどのぉ」

「いいんだよ。キャッチャーとして野球脳があるのは悪くない」

 練習がてら右打席に入ろうと一時中断中の神城。彼から煽られるも、ここはそれっぽい言い訳で返す。

「確かに。もっと盗塁(ランナー)を刺せよ、宮島ぁ」

「うるせぇぞ、藤山。だいたいランナーが刺せないなら、ランナーを出さないようにすればいいんだよ」

 マウンド上で野次を飛ばす藤山に対し、宮島は強い口調で言い返す。

「しかし宮島。お前、さっき俺のこと、『すげぇ成長』って言ったけど、お前もなかなかなもんだぜ?」

 っと、ここまでその打撃を褒められてきた前園が宮島に目を向ける。

「僕がか?」

「おぅ。捕手の割に弱肩って言うので悩んでたみたいだけど、『そもそもランナーを出さない』って結論を出したのは、ある種の成長だろうよ」

「根本的解決にはなってないけどな」

「いや、言うても宮島の言ようるのは割と真理で? いくら盗塁王の僕でも、塁に出んと盗塁できんけぇのぉ」

 4組・寺本が神城以上の走塁能力を持ちながら盗塁王になれないのは、塁に出る能力がないからでもある。対して神城が彼を押しのけ盗塁王になれたのは、首位打者&最高出塁率というすぐれた出塁能力があるからもである。宮島の『ランナーが刺せないなら、ランナーを出さないようにする』は、その状況を作らないという意味では盗塁阻止能力ではある。

 もっともランナーが出てしまった場合の対策ができていない点では『根本的解決になってない』もまた真理であるのだが。

 神城は右バッターボックスに入って神部の球を1球だけ打つと、不満そうに打席を外しながら素振りを一回。

「なんにせよあれで? 自分では実感わきにくいかもしれんけど、誰1人として例外なくみんな成長しとるんで? 成長しとらんかったら、日本代表をボコボコにするとかありえんじゃろぉ」

「そりゃあな。僕だって少しは実感あるよ。去年なんて井の中のカエル状態で、自分の周りのメンバーのすごさに自信を無くしかけてたけどさ……」

 正しくは『井の中の蛙』と書いて、『いのなかのかわず』と読む。

「なんだかんだで投手陣(みんな)に信用してもらって、選抜チームにも選ばれた。成長してなかったらこんなことありえんだろ」

 宮島はしみじみ感じながら、打撃練習のためにミットを構える。するとマウンドの藤山は口角を釣り上げて笑いながら投球モーションへ――

「っと」

 投球は低めに叩きつけられる変化球。それを宮島は片手シングルで器用にキャッチ。

「それにそんなキャッチングセンスは、昔はなかったもんねぇ」

「あっ、藤山、てめぇ。わざとワンバン投げたな」

「何の事だか~」

 口笛を吹いてそっぽを向きごまかす藤山に、宮島はボールを投げるフリをして威嚇。

「落ち着け、宮島。元投手の俺も知ってるが、あの荒れ球の相手をしていたおかげでお前の武器が手に入ったんだろ。これも練習だ」

「あの荒れ球連中の相手をさせられてたせいで、打撃そっちのけで貧打になったんだけどな」

「元からじゃないか」「元からだろ」「元からじゃろぉ」

「神城は百歩譲って許す。だが、前園、藤山。貴様ら元凶(ピッチャー)がそれを言うんじゃない」

 今季リーグ戦打撃成績は打率1割強、本塁打2本

 なかなかな貧打っぷりだが、投手陣に付き合わされて打撃がそっちのけになったのも間違いない。だが、彼があの投手陣に付き合わされていなければこれ以上の成績が残せたかというと……誤差の範囲内であろう。

「でも、打てるキャッチャーなんてそうそうおらんけぇ、気にすることもないじゃろぉ」

「竹中、西園寺、柴田、和田部、小村。おい神城、目を逸らすな」

 土佐野専におけるキャッチャー8人中、5人は打てる選手である。宮島の挙げた中で竹中は唯一の下位打線だが、彼の場合は1組自体の打順が強すぎるのと、守備負担への考慮、他4人とのタイプの違いもあるためやむを得ないこと。最近の打力成長も考慮すると打てる部類に入れて問題ないだろう。

「うるさいぞ、宮島」

「いいよな。打てる前園は」

 さすがに騒ぎすぎたせいか、前園から牽制される宮島。彼は皮肉も言ってみるが、改めて打席に入りなおす前園は真剣な表情でつぶやく。

「いいんだよ。守りの選手は守ってだけいりゃあいいんだよ」

「お前さ、馬鹿にしてんのか?」

「お前が点を取らずとも、打撃の得意なやつが点を取ってくれる。だったら守備の得意なお前は、そいつの代わりに点を防いでやれよ。野球は1人で勝てるけど何も1人で勝つ必要はないんだ」

 もちろん前園だって本当の意味で『1人』で勝つことはできないとは知っている。ここで言う1人とは、たとえば完全試合&ホームランのような『1人の野球的活躍』で勝つということ。野球は極論を言えば1人で勝てるスポーツである。しかしそんなスポーツを9人で行うのがまた野球である。

「1人で3人分の活躍をしているやつは言うことが違う」

 宮島はその声掛けにうれしさを感じつつもさらに皮肉を言ってやる。守備だけで2人分、打撃でも1人分の働きなのだから、合計3人分の活躍である。

「ふふ。だから俺に任せろって」

「僕に任せてくれてもええで。タイトルホルダーは伊達じゃないで?」

「そっか。僕は投手陣丸抱えで大変だし、あと2試合だけだけど、頼んだぞ」

「「おぅ」」

「じゃあ、自分は少しくらい手を抜いても……」

「「「待て、藤山」」」

 いつの時も隙あらば手を抜こうとするやつはいるものである。


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