第8話 守護神・鶴見誠一郎、甲子園のマウンドへ
苦しみながらも投げ続けていた先発投手・兵藤がついに降板。最終的には4回4失点。防御率にして9.00と散々たる成績であった。
『日本代表。選手の交代です。ピッチャー、兵藤に代わりまして、炭原』
その代わりにマウンドへと上がったのはサウスポー・炭原。
「どんなピッチャーなんじゃろぉなぁ」
「高川が言うには横変化の大きなピッチャーみたいだけど……実質ノーデータらしいしな」
神城の問いにも宮島は曖昧な返事。
と言うのもこの炭原。とりたてて有名でもない公立高校に所属。高校3年間で一度も甲子園出場がなしで、その高校も鳥取県にある。言わば高川にとって重要なデータが得にくい選手であったのだ。
「日本代表クラスは露出が多いけぇ安心しとったけど、こういう伏兵がおるけぇ分からんよなぁ。三村」
神城はこのイニングの先頭バッターであり、打撃用レガースなど準備中の三村に声掛け。三村は集中力を切らさないようにマウンドのピッチャーから目を離さないが、耳だけは彼へと傾ける。
「じっくり見ていった方がええで。どんな球投げてくるか分からんけぇのぉ」
アドバイスする神城に対して三村は一切言葉を返さずに準備完了。そして打席へと向かっていくわけだが、ようやくその行きがけで神城に向けて返事。
「俺はファール打ちなんざレベルが高すぎてできん」
そう言ってバッターボックスへ向かう。
結局、彼はほとんどリリーフ・炭原の投球練習をほとんど遠目にしかチェックせず。先頭バッターでもあることからノーデータでの勝負となる。
「プレイ」
5回の裏の攻撃開始。ボックスの三村は、ストライクゾーンにバットがかかるほど力を抜いた神主打法。そんな彼に向けて炭原―天神バッテリー、初球の選択。
「ボール」
アウトコースへと外れる緩い変化球。三村はスイング始動こそするも、寸前でバットを止めて見逃し。
明らかな流し打ちのタイミング。前の打席もしっかり流されたことから考慮し、天神は早くもこのバッターを打ち取る算段を立てる。
カウント1―0。ボール先行カウントから投じられた2球目。
インコースギリギリのストレート。
三村はそのコースを流し打ちのタイミングで振り出す。
『(よし。このタイミング、詰まらせた)』
キャッチャー・天神は凡打を確信。インコースは体の前で捌くのが常識。こんな窮屈に体の後ろで捉えて上手く弾き返せるわけがないのである。
ところが、
「んなっ」
天神は三村の打撃を見て唖然。
詰まらされたはずの球を、実際に詰まらされたポイントで捉えた。だがそこから三村はしっかり押し込むと、ライト遥か頭上へと持って行った。
『(イ、インコースいっぱいのストレートをライトスタンドへ……だとっ!?)』
並のバッターなら詰まっていたコース。悪くともライト前ヒットになる程度のはずが、甲子園のライトスタンドに叩き込まれたのである。
大谷・バーナードのホームランも見たが、あの2人は打たれるべくして打たれたような感じだった。しかしながら今の一撃は、普通ならばホームランにできないはずであった。
『(インコースを流してライトスタンドですか……)』
ベンチの広川は腕組みしながら今の打撃に感心。ベンチからでは詳しいコースは見えなかったが、打ち方からその技を推測できたのである。
『(さすが打撃の天才と言うべき打者です。ドラフト競合必至は伊達じゃない)』
脱力した構えが特徴の神主打法からも分かるが、三村は伝説級・元プロ野球選手の打法を参考に打撃を磨いた選手。実際にその技を盗むことができた才能もずば抜けているが、努力の量も並じゃない。
三村は悠々ホームへと帰還すると、自分の投げ捨てたバットを自ら拾ってベンチまで帰還する。
「神城。俺にはこれくらい単純なバッティングしかできん」
「ホームランこそ最高の打撃結果。単純な答えじゃなぁ」
ホームランを打つのが単純であるとも取れば、非力な神城に向ける皮肉である。だが神城のファール打ちはこのホームラン打ちよりもレベルが高いと言っているともとれる。神城もそれが彼を分かっているからこそ、彼へと最初にハイタッチすべく出迎える。
『(これで5対1。しかもこちらはメジャー行き内定の鶴見くんを筆頭に、リリーバー陣も充実している……そろそろ勝戦処理も必要でしょうか)』
それを微笑ましく見つめる広川であるが、監督として勝ちを確信し油断することはしてはならない。しかし、ここからひっくり返される可能性に怯えて選手を使い潰すこともない。
「長久。大勢は決しました。リリーフの準備を」
「ご心配なく。現在、既に数人がベンチ入りしているところです」
「では、そうですね……斎藤くんに。守備固めに入る用意をお願いします」
「はい」
大原は間もなく降ろす予定。小牧も早々に大勢が決するのを読んでいたのか、既にリリーフ陣をブルペンに送っていた様子。であればと、小牧に1組外野手の斎藤へとウォーミングアップの伝令を任せる。
『5番、レフト、バーナード』
三村に一発を浴びた直後に一発屋のバーナード。相手としては前のイニング、甲子園のバックスクリーンに叩き込まれたバッターと対峙するだけに怖い事この上ない。
そのバーナードに対して長打を避けようと低めを丁寧に突くバッテリー。高校野球では滅多にいないアッパースイングの攻略法など知る由もない彼らは、それがわざわざ虎穴に入るような行動とは知らない。
インコース低めいっぱいの変化球。バーナードはこれをすくい上げてレフトへ。かなりの会心打であったが、思いのほか上がりすぎてくれたおかげでレフトフライ。ただホームラン寸前の危ない打球であった。
『6番、キャッチャー、西園寺』
さらに一難去ってまた一難。守備負担の大きいキャッチャーであるため6番だが、総合的な打力ではバーナードに劣らないスラッガー・西園寺。右バッターボックスにて鋭い素振りを数回。
『(な、なんなんだよ。こいつら。こんなどこ投げてもスタンドに叩き込まれそうな……)』
ピッチャーの炭原にしてみればまだ3人目の打者だが、キャッチャーの天神にしてみれば既に3巡目。それだけのバッティングを見てきていれば、もう気が気ではない。それでも高校野球No.1捕手の意地にかけてサインを送る。
『(さっきのバッターには2打席目、それに3打席目も低めをもっていかれた。けど、やっぱり長打を避けるには低め……)』
とにかく低く集める。これだけの打力を持つチームに高めは厳禁である。
だが、しかし
『(バカっ、甘い)』
よほど先ほどの低めをスタンド寸前までもっていかれたのが頭に残ったか、ハーフスピードの打ち頃が高めに浮いてしまう。それを西園寺が見逃すはずもなく、まるで打撃練習をしているかのように軽く一閃。
「ファ、ファール、ファール」
思いっきり引っ張られた打球は、レフトポールのわずか5メートル左。推定飛距離にして110ちょっとと、両翼95メートルの阪神甲子園球場にしてみればホームラン文句なしの打球であった。
『(ほ、ほんとに何なんだよ。こいつらぁぁぁ)』
三振を恐れない思い切ったスイング。皆がホームランの打ち損じがヒットと言わんばかりの積極的なバッティング。こんな豪快なチームを見たことがない。
『(これが……高校野球と~土佐野専の違い)』
1回も負けられないために安定した成績を残すプレーをするか、何回負けようと最終的に首位にいればいいと期待値の大きいプレーをするか。その差がこれまでの打撃や守備に表れている。
『(く、くそっ。なんとかしないと)』
焦る天神の次なる配球は、インコースいっぱいへのストレート。思いっきり詰まらせてファールにしてしまい、追い込んだあとは何球かボール球でストレートに目を慣らさせ、最後は初見の変化球で決める。
強気のストレート押しに頷いた炭原。天神の構えたミットに向けて2球目。
『(よし、踏み込んだっ)』
しっかり前に踏み込んできた。これならばインコースの球に手は出ない。出てもせいぜいファールになるのが関の山。ひとまず追い込んだと確信を得たが、その確信はピッチャーの許容誤差によって崩れ去る。
「デ、デッドボール」
西園寺が思い切って踏み込んでいたため、わずかに内に入りすぎたストレートに対応できず。あわてて回避行動を取ったが避けきれなかった。
「まずい。加賀田先生」
「はい、行きましょう」
急な事ではあったが広川の判断は迅速だった。西園寺がデッドボールを受けて倒れた直後、帯同ドクターの加賀田を連れてベンチから飛び出す。
バックスクリーンの表示は146キロ。そこそこ速い投球が当たったのは左手の甲。不幸中の幸いではあったのだが、
「先生。どうでしょう」
「筋骨格系には大きな異常がないように見えますが……どうしますか?」
「大事を取れば?」
「医師としてはいつでも『大丈夫だ』とは言うことができません」
骨が折れている様子も、関節を外している様子も無く、外傷らしい外傷もない。それを自ら確認した西園寺は広川に顔を上げる。
「まだ、いけます」
「……西園寺くん。君の夢はなんですか?」
「え? プ、プロになることです」
「でしたら引きなさい。あなたはこんな試合で死力を尽くすべきじゃない」
「ですが――」
「引きなさい」
「……はい」
広川の強い口調に西園寺も俯きつつ肯定。さらに様子を見に来ていた高村打撃コーチへ、ウォーミングアップ中の斎藤を呼ぶように指示。
「主審。西園寺に代えて代走に斎藤」
守備固め目的ではあったが、ウォーミングアップさせていたのが幸運だった。
『(斎藤くんをこのように使うとなると、指名打者解除も視野に入れないといけませんね)』
至急、呼び出された斎藤はヘルメットを被って1塁へ。ここまで3打席2打数1安打の西園寺はここで交代である。
「そんなに不安な顔をせずとも大丈夫です」
加賀田と共にベンチに引き揚げる広川は自身の真横を歩く西園寺に声を掛ける。
「野球は1人でやるものではない。ベンチのメンバーを信頼しましょう。これでも、学内リーグで主力を張っているメンバーですよ」
「……はい」
「加賀田先生。彼に可能な限りの応急処置をお願いします。自分は医学に詳しくないので、病院に行かせるかどうかは先生にお任せします」
「お任せください」
加賀田医師は西園寺と共にベンチ裏へ。
『(怪我人1名。大事ではないと信じるしかないですが……)』
広川にしてみれば考え得る最悪の事態が起きたわけで。
『(お願いします、みなさん。こうなってはこの負傷を無駄にするわけにはいきません)』
西園寺のデッドボールで出塁した斎藤。彼を続く坂谷がライト前ヒットで3塁まで進塁させ、7番・前園がレフトへの犠牲フライ。大和打線の総攻撃により1点を追加し、高校野球日本代表相手に有利に試合を展開してきた土佐野球専門学校。
前のイニングに代走で出た斎藤をこのまま守備に付かせることも考えられたが、広川の脳内にはひとつの考えがある様子。ひとまずここはまだ守備交代を行わず、指名打者・斎藤のままで6回の表の守備へ。
『(正直なところ、毎回のように土佐野専の打線は爆発している。ここでDH解除……すなわち投手を打線に組み込むと、おそらくは打順が回りすぎて投手への代打が足りなくなってしまう。まだ耐え時でしょう)』
まだ耐える時と、ナインを送り出す。しかしここまで5回を1失点で抑え込んでいたエース・大原が6回の表、突如として崩れ始めた。
先頭の1番・神子に当たり損ねのレフト前ヒット。2番の野上にも同じく当たり損ねのセンター前ヒットが飛び出しノーアウト1・2塁。そして3番・大須。真芯に当たった打球は三遊間へ。サード・大谷が届かずの打球に坂谷が追いつくが、難しい送球姿勢が祟って2塁へと悪送球。前園が止めるもオールセーフ。記録的にはショートのエラーでノーアウト満塁のピンチを招いてしまう。
大ピンチを招いた原因は不運に不運が重なったこと。しかしその不運を呼んでしまった原因は大原の疲れ。完投能力は十分にある大原にしては違和感のある理由だが、彼の疲れは精神的なもの。言わば慣れない環境とその緊張感から、普段以上の精神的疲労を背負ってしまっていたのだ。
「タイム、長久。リリーフです」
「はい」
ここで広川監督の指示に、小牧投手コーチがマウンドへ向かおうとした。しかしその時だった。
「監督」
「鶴見くんですか。どうしましたか?」
「行きます。僕に行かせてください。肩はできています」
いつのまにやらブルペンにて肩を作っていた鶴見が現れた。
「この状況、君が投げてくれるのはありがたいですが、君の起用方法は試合前に話した通りクローザーです。まだ投げるべき時じゃありません」
「守護神の仕事は数字を稼ぐことじゃない。火を消す事です。火事が出番でなければ、僕はいったいいつが出番なんですか?」
「……」
広川はマウンドに向かいかけた小牧に一言告げてから、改めて送り出す。その上で球審を呼び寄せる。
「鶴見くん。このピンチ、お任せします。援護した方がいいですか?」
「できるならば。いくら優勢とは言え、日本代表は手を抜ける相手じゃないですから」
「分かりました」
そうして広川は球審に交代を告げ、その旨を小牧から伝えられた大原は肩を落としながらマウンドを後にする。その道中で鶴見とすれ違う。
「誠一郎……後は任せた。すまん。こんなピンチを任せてしまって」
「なぁに。気にすることはないさ。エースにおんぶにだっこの野球は全員野球に非ず。例えエースが投げていても、必要とあれば潔くリリーフに託すのが全員野球さ」
『土佐野球専門学校。選手の交代です。ピッチャー、大原に代わりまして、鶴見誠一郎。背番号14』
「それに――」
『キャッチャー、竹中に代わりまして、宮島健一。背番号27』
「僕と彼のバッテリー。例え相手が全日本でも打ち崩せはしないさ」
6―1と大きく点差は開いているが、ノーアウト満塁でバッターは全日本の主砲・秋原。ここでの追撃容認は相手に流れを与えかねず、セーブ機会での登板を捨ててこの状況で鶴見を投入した広川監督。そして志願登板した鶴見の判断は現時点では正しいと言えるだろう。
「で、僕まで出る必要があったのかな?」
「確かに竹中くんはきっと土佐野専最高のキャッチャーだ。いつも一緒に組んでいるからこそ分かるよ。けどね、いつも一緒に組んでるからこそこうも分かる」
彼はやや低い位置にある宮島の顔を見ながら、彼の胸をグローブで叩く。
「君のキャッチングセンスは土佐野専最高。いや、今までで投げてきた相手の中で最高さ。3塁にランナーがいる場面。そんな状況で容赦なく低めに落とせるほどにね」
「さては僕を壁として呼んだな?」
「壁は当てて前に落とす。けど君は捕る。だろ?」
「まぁな。だが、そういうからには配球は容赦しねぇよ」
「投手主導リードでは容赦しないのは僕さ。というわけで、健一くんサイドからして容赦ない配球を頼むよ」
「はいはい」
土佐野球専門学校入学試験が初めてのバッテリーだった。
野球運命を賭けたその大舞台から1年半。
そしてまた彼と組んで立ったこの舞台は……
『4番、サード、秋原』
実質的に学校の運命を左右する大舞台。
阪神甲子園球場のダイヤモンドの中。
3人のランナーを背負って高校野球最強スラッガーと対峙する。
「プレイ」
球審のプレイ再開宣告と共に試合が再び動き出す。
『(まずは低めにフォーク)』
『(よ、容赦なくとはいったけど、いきなりかい?)』
セットポジションに入った鶴見。さすがに本盗は無いと見て足を高く上げるモーション。仮にこの点差、この打順で奇襲のスクイズでも、外せばなんら問題ない。そして今組んでいるのは、そんな急なウエストにも対応できる名捕手である。
「ボール」
低めに叩きつけるフォークボール。下手なキャッチャーならまず後逸。並のキャッチャーでも弾いてはいる球だったが。
「球審、ボール交換で」
宮島は何気ない表情でミットの中からボールを取り出し、球審にボール交換を要請。新しいボールを受け取って鶴見に投げ返す。
「ナイスボール。サイン通り、サイン通り」
そして露骨にそう声を掛ける。
『(ランナーが3塁にいる場面で、バッテリーエラーの怖い低め変化球が投げられないのは普通のこと。けどその普通が通用しないバッテリーだと相手に伝われば、バッターはそのコースも頭に入れなければならない。ウィニングショットとしてこの切り札を残す手もあったけど――)』
サインを出した宮島はミットを開いて構える。
『(切り札を隠してなんとかなるほど今は余裕のある状況じゃない。ただでさえ野球にはまぐれがあるんだ。まぐれは防げないにせよ、防げる点は意地でも防ぐ)』
「ストライーク」
『(よし、いい具合に決まった。儲け儲け)』
2球目はアウトコースボールゾーンからストライクになるバックドアのカットボール。本当は2球目も見せ球にして3球目からストライクゾーンで勝負するつもりだったが、こうなったのは儲けものである。
3球目。
「ストライク、ツー」
インコース低めに沈めるフォークを秋原が空振り。これにも宮島は反応してしっかりミットにボールを収める。
『(要求したコースに投げてくる制球力。さすが鶴見だな)』
『(今の低め変化球を捕るキャッチングセンス。さすが健一くん)』
一見すればただの荒れ球投手。しかし実際問題、暴投となっても不思議ではない球をキャッチャーは捕っており、そしてバッターはそれで追い込まれている。
高校野球最強バッターを簡単に追い込むピッチャー。
同時にそのピッチャーにあれだけ自由な投球を許すキャッチャー。
その2人の存在がより強くプロスカウトの目に映る。
『(じゃ、これで決めようか。ストレートはいらない)』
『(まったく。この状況でそのコースを要求する健一くんは正気じゃないよ)』
鶴見は足を高々と上げてから前に踏み込む。腰を回転させ、肩、肘、手首と力を移しながら投じたウィニングショットは。
バッターの肱元に向かう球。このままならデッドボールと、バッター秋原は体をひねりながら回避行動を取る。だが、
「ストライクバッターアウト」
『(はい。フロントドア・スライダーで三振も~らい)』
『(ほんと正気じゃないなぁ、健一くんは。当てたら押し出しだよ?)』
その当たりそうで当たらない制球力を持つ鶴見も正気ではない。
高校野球最強スラッガー・秋原。
メジャー注目左腕・鶴見の前に見逃し三振に切って取られる。
これで1アウト。
ゲッツーがありうる状況となれば、あとは楽なものである。
続く5番・湯川。インコースのカットボールを詰まらせてショートゴロ。ショートの坂谷が正面の捕球から2塁ベースに向けてバックグラブトス。ちょうど右肩の当たりにきたトスに、セカンド・前園が2塁ベースを踏みながらの素手キャッチから1塁送球。
「アウト、チェンジ」
6―4―3のダブルプレーでこのピンチを無失点に乗り切った。
次回投稿予定
3月1日(火) 20:00




