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プロ野球への天道  作者: 日下田 弘谷
第10章 信頼と依存
104/150

プロローグ

ひとまず最新話の進捗状況は6~7割と言ったところでしょうか

もうしばらくすれば全話投稿できますので、

プロローグを先行投稿します

 まだ梅雨には少し早い5月中旬の四国ではあるが、かといってまったく雨が降らないわけではない。

 本日、月曜日。日曜日の試合は大雨で流れてしまい、振替となった対1組戦。1組・九条―竹中バッテリー、4組・本崎―宮島バッテリーで始まったこの試合は、お互いに一歩も譲らない投手戦となり、6回終わって0―0となっていた。

 ラッキーセブンこと7回の表。1組・中継ぎの菊田を攻めたて、ノーアウト満塁と先制の大チャンスを作り出した4組。しかしここで1組は原則中継ぎ、たまに調整がてら先発という起用法に転向した鶴見を投入。空振り三振と内野ゴロホームゲッツーに抑えて0点とする。

 そして7回の裏。

「さて、神部さん。お願いします」

「はい」

 広川は元3組勝利の方程式・神部友美を投入。

 彼女も嬉々としてマウンドに上がる。

「球審。ピッチャー、大森に代えて神部。それと」

 しかし、

「キャッチャー、宮島に代えて小村」

 バッテリー総入れ替え。

「え?」

 彼女はそれに耳を疑った。

 前のイニング、宮島に代打・代走が出ていたわけでも、怪我をしたわけでもない。仮に守備固めのつもりだとしても、守備能力でいえば宮島の方が上である。つまり本来、彼を代えるべきタイミングではないはずである。

「大丈夫なんですか? 広川さん」

「大丈夫。と言いますと?」

「もう、ペナントレースは1/5が終わっているんですけど、間に合いますか?」

「……それは君にも言えることです。他人の事、心配している余裕はないかと」

「そうですね。失礼しました。明菜、アイシング頼む。それと神城。クールダウン付き合ってくれ」

 広川と一言二言交わしたあと、アイシング用具を持った秋原と、既に代打で引いている神城を連れてベンチ裏へ。

 宮島がいなくなったベンチでは、広川が真剣なまなざしでマウンドをみつめる。

『(たしかにもう時間はありません。だからこそ、その限られた時間で教えられるべきことは教える必要があるんです)』

 7回の裏。神部は1/3回を5失点の炎上。

 その大量失点に対し4組は追い上げることができず、5対0で敗戦した。


時に思った事が

この小説を読んでくれている方々は、

①最新ができたら全話まとめて投稿(従来の方法)

②最新ができたら1話ごとに投稿(たとえば1週間に1投稿など)

のどちらがいいのでしょうか?

「書いたところまで投稿じゃだめなの?」

という件については、

日下田は特殊な書き方をしているため難しいのです

※そのため楽しいことが起きたりします

詳しくは活動報告にでも

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